『仕事と勉強にすぐに役立つ「ノート術」大全』安田修著 読書感想文
この本は、一冊
友人にプレゼントすることを約束している。
以前友人に
子どもが幼稚園に行っている間
何をしているのかと聞かれ
「カフェで2,3時間
ただひたすらノートに
自分の想いを書き綴っている」
と伝えた。
「そんなに書くことあるの」
と目を丸くして驚かれた。
そうだよね、そう思うのも無理ないよね
と私も笑った。
だけど、先日、その友人から
「あなたの真似をして
ノートに書き始めたら
体調が良くなってきた」
と報告を受けた。
「とりあえず
ただ書いているだけなんだけど」と。
それでいいんだと思う。
私も、湧き上がる想いを
取りこぼさないように書いているだけ。
思考とペンを走らせるスピードが
一致する瞬間が、好き。
でも、きっと
自分に合う書き方ってあるから
いつも、元気でいてほしいって思うから
この本をプレゼントするね、と伝えた。
喜ぶ顔が、可愛らしくて
すごく、幸せな気持ちになった。
「昔から穏やかだったの」
と聞かれたけど
全然、そんなことない。
すぐ泣きじゃくるし
自分のことしか考えられない人間だった。
でも、自分の想いを書き綴ることで
見失っていた心を、取り戻すことができた。
大量に、ただひたすら。
著書では、これにより
思考が深まり、自分を見つけて
生活や人生が豊かになると述べられている。
本当にその通りだった。
「だから、あなたも、大丈夫だよ」
と自信を持って、伝えた。
書けば書くほど
自分にとって、大切なものが見えてくる。
そして、それを言葉にすると
自分の価値観と似た人が集まる。
ノートに書き始め
変わったことは
「嫌われたっていい」
という思いだった。
自分の意見を持つことで
離れていった人も数知れず。
だけど、私のことが「好き」と
言ってくれる人にも
たくさん出会うことができた。
大切な人の中で過ごす時間は
心を穏やかにしてくれる。
不安になることも、ないわけじゃないけど
それでも、「大丈夫」って
自分に言ってあげられる。
私たちは、忙しい。
でも、ほんの少しだけでいいから
あなたにとって最適な方法で
自分と向き合う時間をつくってね。
この本が、人生を変えたい人の
背中を押す一手になると、信じています。
私のノート術の原点。
前作も、素晴らしい。