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副業PMを2ヶ月やってみての振り返り

2ヶ月程前から副業でSaaSプロダクトのPMをやらせてもらっています。
本業ではモバイルアプリのPMを担当していますが、経験としては半年程度しかありません。
そんな新米PMが副業というフルコミット出来ない環境でどうやってバリューを出していくか試行錯誤した備忘録として、このnoteを書きました。

背景

新機能の専任PMとしてジョインしました。
シニアPMがおり、その方の下でAPM(アソシエイトプロダクトマネージャー)として働いています。

やったこと

1. プロダクトのキャッチアップ
社内ドキュメントや競合プロダクトをひたすらキャッチアップ。
開発ロードマップやPRD、仕様書を読み込みました。

2. 新機能のMVP策定
初回リリースの期限が決められていたこともあり、仕様検討に入りました。想定されるユースケースを時系列順に洗い出し、優先度を付けて、初回リリースに必要な機能のMVPを策定しました。

3. 開発ロードマップの作成
MVPの仕様が決まり、開発ロードマップを作成しました。
「この機能をMVPに入れると間に合わない」
「この機能は入れないと成立しないんじゃないか」
等など、議論しながら、仕様を再検討し、全体のロードマップを策定しました。

4. 仕様の詳細設計←イマココ
全体の大枠が固まったので、各機能の仕様検討をしています。
主にエンジニアがやる必要のない箇所(画面のワイヤー作成や法令調査など)をメインに設計を進めています。

はじめてよかったこと

■ プロダクトマネージャーの役割が明確になった
フルコミットできない環境だからこそ、PMとして価値を出していくために、

『オーナーシップを持って意思決定すること』

を問われた2ヶ月でした。
特に開発ロードマップ策定時には、期限内にリリースするため、当初想定していたコア機能の一部を削る意思決定が必要で、念入りにロードマップを検討しました。

■ ドキュメントを書くクセがついた
日中に連絡が取りくくなるため、ドキュメントを書くクセが付きました。
正直、文章を書くのはあまり得意ではないので、どこまで伝えられているか不安になることは、いまでもあります。。。
ただ、短い時間で相手に素早く意思決定してもらうために、

『誰に何を決めて欲しいかを明確に書く』

ことを心掛けるようになりました。
これは、シニアPMからの助言でもあり、このおかげで段取り良く仕様検討が進められるようになりました。

反省点・これからやっていきたいこと

■ 丁寧にバトンを渡す
企画/設計から実装フェーズに入るタイミングで、担当もPM→エンジニアに変わっていきます。
※今回はリソースの兼ね合いもあり、部分的に詳細設計も担当させてもらっています。
エンジニアが仕様書を見た時に、『考慮されていない箇所』を明確にすることで、仕様の抜け漏れをなくしていこうと思います。

■ ボールの持ち主を明確にする
上述と似ていますが、担当が切り替わるタイミングで、曖昧な箇所を放置してしまっていた部分が多々ありました。を放置してしまっていた部分が多々ありました。
自分が持っているタスクは、【調査中・検討中】などの進捗を明記。
他の人に依頼したいタスクは、【担当・期限】を決めて、プロジェクト全体が円滑に進むようにしていきたいと思います。

■ もっとアグレッシブに提案していく
よく、プロダクトマネージャーは

製品の成功に責任を持つ

と言われます。
この2ヶ月間、意思決定をしていくことは一定、出来たものの、新規の提案は出来ていませんでした。
環境にも慣れたきたので、今後はよりプロダクトを良くするための新機能やUI/UXの提案をアグレッシブにして、より貢献していきたいです。

最後に

この2ヶ月間を簡単に振り返ってみました。
こうして見ると、副業という限られた時間だからこそ、どうやって価値出すかを考えた期間でした。
本業に活かせる事も多く、個人的には副業を始めて良いことしかないです。今後も継続してPMとしてアウトカムを出せるよう、取り組んでいこうと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました!
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