前回の成幸読書に続いて届いた『不思議の国 ニッポン』(ビジネス社・刊)です。
前回触れませんでしたが、本と一緒に冊子『清水克衛の成幸読書』と「解説動画・音声」の案内が届きます。
冊子に「今月の成幸読書」の解説が3ページあり、その終わりに「読み合わせにおススメの本」が載っています。
本書は、漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリ氏と作家・豊田有恒氏とが、それぞれの“バックボーン”から話し始め、そして“ニッポン”について語り合ったことが5章にまとめられています。
二人の話のなかで、日本は“空気”が支配し、“世間体”が圧倒的な力を持っているといると言います。
第2章で
と、“楽”へと流れていることを述べていました。
豊田氏の言葉に「それを、自分はどう考える。」と立ち止まり、ヤマザキ氏の応答に「そうなのか。」と疑問を抱いて読みました。
そして、もし二人の会話に入らせていただけたら、“ここで何を話すのか”と考えました。
二人の語り合いから「私たちの“常識”は、本当に“常識”なのか」を考えさせされ、そして“自分の考え”と“自分の行動”を創っていくことを考えた、ニッポン人にお薦めの一冊です。
読書メモより
【関連】
◇ヤマザキマリ( Mari Yamazaki ) 公式 情報用アカウント (@THERMARI1)(Twitter)
◇豊田有恒【公式】(@aritsune_toyota)(Twitter)