屋久島と宮之浦岳登山とマルチの思い出
日本百名山にも選ばれている「利尻山」に登るために、2022年の9月に初めて、北海道の利尻島に出かけた。2泊3日の行程で中日に登山をしたのだが、天気にも恵まれて2泊した宿では雲丹三昧の食事が楽しめ、すばらしい滞在となった。
利尻島には温泉も湧いているのだが、最初の滞在では利尻山登山を最優先したので宿泊した宿は温泉宿ではなかったし、日帰り温泉施設に立ち寄ることもできなかった。それで約1年後の2023年の8月には利尻島に再訪し、今度は登山はせず、温泉宿にも泊まってのんびりと過ごした。
先日、2022年・2023年の利尻島滞在を振り返ってこんなポストをしたが、私は利尻島が好きなんだなと今さらのように気がついた。今年は難しそうだができれば毎年行きたいぐらいだ。
「利尻島が好きだ」と思ったときにふと思い出したのが、屋久島のことだ。
日本百名山の最北端の山が利尻島にある利尻山なのだが、最南端の山が屋久島にある宮之浦岳なのである。実は、ちょうど10年前の2014年には屋久島に向かい、宮之浦岳にも登頂している。
屋久島は世界自然遺産に登録されていることもあり、当時から外国人観光客も多く、日本人にもファンが多い島だった。周囲にも屋久島にハマって、何度も足を運んでいる人もいるのだけれど、そういえば私はハマらなかったなあ。
屋久島に行った2014年当時はまだブログを始めていなかったのと、湿気でカメラの調子が悪かったこともあって写真もあまり残っていない。だけど残っている写真を元に記憶を辿ってみると、楽しかったことやまた行ってみたい場所もあったし、なるほどだからハマらなかったんだなという思い出も蘇ってきた。
情報としては古すぎて誰の役にも立たないと思うが、記憶が残っているうちに書き留めておきたいと思う。
屋久島に滞在したのは2014年の4月25日(金)から4月30日(水)まで。5泊6日の行程だった。
5泊もするなら1番天気が良いタイミングで宮之浦岳に登頂できそうなものだが、時期がゴールデンウィークということもあってそんなにフレキシブルな旅程ではなく、登山は最初の3日間、25日金曜日から27日日曜日に行うと決めていた。後半の3泊は屋久島内で宿を予約していたので、できる限りキャンセルはしたくなかったのだ。
4月25日(金) 飛行機で屋久島に入り、淀川小屋へ
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