文学フリマ東京&12/11から『こじらせ男子とお茶をする』発売
自分でもびっくりするくらい、noteを放置してしまっていました。。
この半年以上、外から受けている仕事と、自社の新刊づくりに集中していて、文章を書く余裕がなかなかできなかったのですが、明日12/1の文学フリマ東京に出展することになったので、ささやかにでも告知を…と思い、駆け込みですが発信しておきます。
月と文社の3冊目となる書籍『こじらせ男子とお茶をする』を、12/11から全国書店&ネット書店で発売するのですが、明日の文学フリマ東京【M-45】「月と文社」でこちらの本を先行発売します。
この本は、「こじらせている」という自覚のある30~50代の男性6人の濃厚インタビュー集です。
「どこへ行ってもやっていけない気がした」「人と同じことをするのがいやだった」「自分を理解されてたまるか、と思っていた」――。
元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など「主流」から逸脱し、振り切った生き方をしてきた男性たちが登場。
「何者かになるとは」から「オタクであること」まで彼らならではの自意識との向き合い方や、世の中へのまなざしに触れられる内容です。
<本書に登場する男性たち>
◎島田潤一郎さん :ひとり出版社「夏葉社」代表。不器用な生き方を綴った『あしたから出版社』がロングセラー
◎phaさん :元“日本一有名なニート”。近著『パーティーが終わって、中年が始まる』が大ヒット中
◎佐々木典士さん:ミニマリスト。『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』
が世界累計80万部突破のベストセラーに
◎ファビアンさん:芸人。吉本興業の第一芸人文芸部で活動。著書はショートショート小説『きょうも芸の夢をみる』
◎田中 弦さん:Unipos社長CEO。「人的資本開示のマニアック報告会」で
上場企業経営者が大注目する異色の起業家
◎下平尾 直さん:ひとり出版社「共和国」代表。文化批判的な書物を圧倒的な熱量で刊行する、存在感際立つ版元
私が「こじらせ男子とお茶」をしながら、「これまでの人生」や「自意識」「生存戦略」といったことを軸に根掘り葉掘り話を聞き、それぞれのロングインタビューを対話形式でまとめました。
「こじらせ」とひとくくりにはしているものの、世の中へのまなざしはそれぞれに異なっていて、悲観的だったり楽観的だったり、前向きだったり自虐的だったり。そして、過去のつらかった時期に自分とどう向き合ったか、自分のどんなところを信じているから振り切った生き方ができているのか、といったことも聞き出しています。
以前にも書いたとおり、私には小学生男子のようなマインドがあるので、異性の話というよりも、ああ、そういうところ真似したいなあとか、かっこいいなあとか思いながら、同志のような感覚で話を聞いていました。いやー、本当に面白かったです。
たぶん、この本に登場する6人の方すべてを知っている方はほぼいないと思いますが、ご本人を知らない方が読んでも面白いと思える本になるようにつくったつもりです(本当にそうなっているといいのですが…)。それぞれにとても魅力的でチャーミングで、何よりも、心が強いなあと思いました。
「こじらせ男子」という言葉を使うことについても、たくさん逡巡しましたし、インタビューを申し込んだけれど断られてしまった人も数人いました。
ありがたいことに書店さんからの注文も好調なので、12/11以降に書店でもぜひぜひご購入いただきたいのですが(発売前に、注文済みの書店さんリストも公開しようかと思っています)、明日の文フリに行かれる予定でこのnoteを読んで気になった方、【M-45】「月と文社」にお立ちよりいただければ嬉しいです。
既刊本の『東京となかよくなりたくて』『かざらないひと』も発売するほか、『東京となかよくなりたくて』のsatsukiさんによるイラストポストカードセットも発売。そして、仲良しのフォトグラファー蝦名まゆこさんが編集長として制作した旅のフォトエッセイブック『a journey vol.1 ハワイ島・オアフ島 秘密のパワースポットへ』も発売します。
【M-45】月と文社 の詳細はこちら https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/M/45
そして、こじらせ男子本に登場してくださった方々も、明日の文フリに出展されます。
◎ファビアンさん >【は-17,18】第一芸人文芸部
https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/%E3%81%AF/17
◎phaさん > 【T-05〜06】pha ほか
https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/T/5
このnoteをご覧になる方がどれだけいるかわかりませんが、、明日の文フリや12/11以降に新刊『こじらせ男子とお茶をする』と出会っていただければとても嬉しいです。