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アメリカの田舎で受けたカルチャーショック①

人生初めて田舎に住んで、適応障害になってしまったのは、こちらの記事に書かせてもらった。

グアム

その後、仕事でモンタナへ引っ越すことになり、

モンタナ

アメリカ本土の田舎に住むことになったのだが、この時は希望していた仕事につくこともでき、自ら望んで行ったわけなので、適応障害にはならなかった。

だが、いろいろ驚いたことがあったので、いくつか紹介させていただきたい。

1,銃がスーパー、ホームセンターに売っている

これまで住んでいた州(ハワイ、カリフォルニア、NY, NJ)のスーパーでは見たことがなかったが、
モンタナでカー用品、スポーツ用品に並んで、ウォルマートで銃と弾薬が売られたのを見て、話では聞いていたけれど、実際目にしたのは初めてだったので、びっくりした。

また町中の至る所に、銃を売っているお店の看板をみかけて、
ああ、これまで住んでいるのとは違う文化の所に来たな、と実感した。

モンタナの場合、治安が悪いということではなく、
狩猟や、家畜を襲う猛獣の駆除のために使われるのが多い印象だった。
日本でも問題になっている熊の被害などのニュースを耳にして、
確かにとっさに自分や家畜を、襲ってくる熊や狼から守るのだったら、
銃が必要だと思う。

そう考えると。ここでは銃は、日本における包丁のような存在なのかな、とも思った。
確かに、包丁は凶器となり、包丁を使った事件も起こっている。
しかし、私たちの生活に包丁は必要不可欠だし、誰も包丁を規制しようとは、言い出さない。
殺傷力や危険度は桁違いだが、モンタナでの銃は限りなく日用品なのかな、と感じたのだった。

2,馬!

病院でのオリエンテーションで、10人ぐらいの地元出身の看護師たちとクラスに参加していた時、講師が、「この中で馬飼っている人はいる?」との質問で、半数以上が手を挙げたので、びびった。

ペットの里親募集の案内は、都会だとほとんどが犬・猫に限られると思うけれど、モンタナでは、それに馬が加わるのだ。
ホームセンターの広告にも、馬の飼育に必要な用品があったり、
ここでは、別に大金持ちでなくても、馬をペットとして飼えるんだな、というのが驚くも、うらやましかった。

その②へ続く…


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