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【栗好き必見!】ぽろたん🌰、剥くのも食べるのもラクすぎた件😋💕

栗好きなら一度は聞いたことあるかもしれない『ぽろたん』って名前。
そう、あの渋皮までスルッと剥けると話題の『ぽろたん』を、お取り寄せしてみました。


ぽろたん(日高ぽロン®)という品種について

説明書き

今回取り寄せたのは『日高ぽロン®』。
これは埼玉県日高市で育てられた『ぽろたん』に付けられた愛称なので、ここでは統一して『ぽろたん』と呼びますね。

ぽろたんは、日本で開発された和栗の品種で、何と言っても”渋皮が簡単に剥ける”のがポイント。
和栗は一般的に渋皮が剥きづらいけど、その分、肉質がしっかりしていて風味豊か。だから、和菓子やスイーツに使われることが多いそう。

一方で、甘い焼き栗の代表格「天津甘栗」に使われるのは主に中国栗で、こちらは皮が比較的剥きやすくて、甘みが強いのが特徴。中国栗はサイズが小さめで、焼き栗にぴったりです。

そして『ぽろたん』は、和栗の風味や甘みを楽しみながら、剥く手間が少ないという、両者のいいとこ取りな品種なのです。

まずは下ごしらえ

わーい! 大粒だー!

今回は750g入を2袋お取り寄せ。クール便で到着です。2L以上無選別ということですが、どれも大きくて食べ応えありそう。
これは期待が膨らむわぁ💕

包丁のかかとで切れ目を入れていく

水につけておくのもいいけど、手っ取り早く作業を始めたい、せっかちなアタクシ。
40度くらいのお湯でこすり洗いをしたあと、更にすこし熱めのお湯につけておきます。水だと30分くらい漬けておかないと柔らかくならないけど、お湯なら10分程度で作業開始できる。

こーんな感じで、270度くらいを目安に、横に切れ目を入れてゆく

のんびり、音楽を聞きながら約1時間。
全部切れ目を入れ終わる頃には、いい具合に手が疲れてるw

いやー、栗の皮むきや切れ目をいれる専用のハサミ、「今年こそ買うぞ!」って毎年思うんだけど。
結局包丁でなんとかなってしまうので、いつまでも買わずじまいなんだよね😓

とりあえず焼いてみる@グリル(ラ・クック)

ラ・クックはパロマのグリル専用の、鉄製プレートです。

こんなアイテム👆️

まずは焼いてみよう!

ラ・クックを使えば、銀紙いらず。まずは予熱なしで強火のまま、タイマーの最大時間である9分間、加熱してみます。

完成~♪

もうこの時点で、中身がぽろりしてる。すごい。感動。
熱々のうちに、ちょい厚手のゴム手袋@炊事用をはめて殻を剥けば、おもしろいように身だけがぽろりぽろりと剥がれ落ちる。

全部で10個。ここまでものの数分……😯

いやー、驚いた。うわさどおりの脱ぎっぷり(言い方w

どれどれ、一つ頂いてみようかね……(ウッシッシ

一粒がめっちゃでかい

ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

……あれ? 思ったより甘くないぞ?
そして食べられないほどじゃないけど、少し芯が残ってるような食感……。
やはり芋のようにじっくり熱を加えないと、甘みを引き出しきれないのかも。

でもこれって、甘露煮や栗ご飯にするには最高の状態だね。
なんせ10分足らずの加熱でここまで綺麗に剥けるのは、本当にありがたい限り。

これはそのまま食べるのではなく、ここからちょっと手を加えてあげよう。
うん、そうしよう。

みてくれ、抜け殻の美しさを……!

ゼロ活力鍋®で高圧蒸ししてみる

さて、お次は私が普段やってる方法で試してみます。
ゼロ活力鍋®を使って蒸しますよ。

蒸し籠にセット!

使うお水は200ccだけ。強火で熱し、オモリ(赤)が揺れたら火を止める。
あとは加圧ピンが下がるまでほったらかしです。

ほかぁ~!って……あれ? なんか開きが少ないような……?

加圧ピンがさがったら、さっそく蓋を開けてみます。
すると想像よりも切れ目が開いていない印象。しかし焼いたときよりも、立ち上る香りが明らかに甘い。

先ほどと同じように、手袋をして剥き始めると、その違いが一発で判明。
あっ、これ鬼皮が柔らかくなりすぎてるわ。

焼いたときは鬼皮がパリッと固くて、文字通り中身がポロリと剥がれ落ちるのですが、
圧力蒸ししたものは鬼皮・渋皮の両方がしっとり柔らかいせいで、身離れが逆に悪くなってる。

それでも味見をしてみると、さっきの焼栗より明らかに甘いし、芯までしっとりほっくりしてて美味い。
これはなんとかして取り出さねば……グヌヌ。

頑張ったけど……これは…😭

まあ普通の栗だったら、そもそも手で剥けるわけがない。
それができるだけで「ぽろたん」は充分すごいのだけど。
それでもこの見た目は、ちょっと悲しい🥺

でも味はすごーく良いので、栗きんとんにでもしますかね。
はい、次行ってみよーう!(σΦωΦ)σ!!


もう少し、やさし~く蒸してみよう

今度は作戦を変更してみよう。
なおこれで在庫が終わる。最後のぽろたん🌰だ。
失敗は許されない。( ー`дー´)キリッ

ぽろりと綺麗にまんまるのまま取ったうえで、甘~く調理しないとね!

赤:高圧(重い) / 白:低圧(軽い)

まず「焼き」か「蒸し」かで選ぶと、甘みと食感、両方とも「蒸し」がいい。というか、純粋に私好み。

さっきは高圧(赤)で炊いたのが悪かったのかも。よく考えたら、いつもの栗は切れ目なんて入れてないしね。
同じ条件で蒸すにはちょっと熱量が強すぎたのかも? と愚考する。


というわけで、今回はおもりを低圧(白)に変える。
そしてさっきは強火だったけど、今回は中火で徐々に沸かしてみた。

わくわくしながら出来上がりを確認してみると、新たな問題が発生。
切り込み部分がまったくと言っていいほど開いていないのだ。
これでは開けようとするだけで身が崩れてしまう可能性が高い。

うぬぬ……困った。なんせこれが最後の「ぽろたん」。失敗するわけにはいかないのだ。

蒸し栗を焼き直す……

背に腹は変えられぬ。ラ・クックを再登場させて、全部並べた。今度は弱火でじっくり焼いてやる!

全然開いてない切り込み部分。悲しい。

さっきは強火で9分だったけど、こんどは弱火で12分焼いてみる。
なんで12分かというと、高温センサーに引っかかって、強制停止しちゃったから。

本当は15分くらい加熱しようと思ってた。でも結果的には、12分で大成功。
ツヤツヤで鮮やかな黄色が顔を出してて、嬉しくなっちゃう💕

ツヤツヤできれいな黄色、再び!
焼くだけで、勝手にここまで口が開いてます

今度は成功率100%。ぜんぶ完璧にぽろり(なぜ太字w)した!

そして味も今までで最高。
蒸されて芯まで火がしっかり通ってるし、焼き栗のほっくり感もある上に一番甘い。
これはおいしい~😋💕

可食部だけでも結構な量です

はい、週末はここでタイムアップでした。
丸のまま綺麗に取れたものは、甘露煮にでもしようかと思っています。
栗ご飯にするには、一粒がちょっと大きすぎる気がする(笑)

そして崩れちゃった蒸し栗は、栗きんとんにでもしたいな。甘くて味が良いので、そのまま食べるにはもったいない。

🌰今回のまとめ!🌰

両面焼きグリル@鉄製プレートIN 強火で9分

◎ めちゃくちゃ簡単に渋皮まで剥ける!
◎ 焦げもほとんどなし!
△ 甘みがやや不足……
△ ホクホク感はあるが、やや芯が残ったような食感のものもあり……

ゼロ活力なべ®赤重り

◎ 抜群のホックリ&しっとり食感!
◎ 焼きより明らかに甘みが強い!
△ 身離れが悪い……
△ 柔らかすぎて身が崩れがち……

ゼロ活力なべ®白重り → 両面焼きグリル 弱火で12分

◎ 身離れ最高! 失敗無しで全部皮が脱げた!
◎ 芯まで柔らかく、ホックリ甘い!
△ 二度手間……

結論&感想

というわけで、二度手間になったとしても、いったん茹で(蒸し)てから弱火で焼くのが一番だと、個人的に思いました。
我が家では次回からこのやり方で通すと思います。

そして今回、『ぽろたん』を実際にお取り寄せして食べてみた感想は、大満足!
剥くストレスがゼロって、こんなに幸せなんだーって実感しちゃったよね。
それにかなり大粒なので、秋の味覚をがっつり楽しめる。最高っ♪

渋皮を剥く手間が省けるだけで、栗がこんなに身近になるなんてねえ。
もっと早く知っていればよかったわ!
(実は今回が初めてのお試しだったり🤗)

今シーズンはもう終わってしまったところが多いようですが。
皆さんも機会があればぜひ、『ぽろたん』をお試ししてみてね。
もうあの栗剥きの苦労には戻れなくなること、請け合いです!

さてさて、今回も大変美味しゅうございました✨️
ごちそうさまでーす!(๑´ڡ`๑)🌰💕


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