【Dear my Amnesia】　登場人物紹介　１

オフィーリア（フィリー）

本作のヒロイン。
健忘症を患っており、会った人や起こった出来事を度々忘れてしまう。
悪魔の餌食とならない為、教会から出られない毎日を過ごしている。
神父兼祓魔師の兄と幼い天使の妹分が居るが、長い間一緒には居られず寂しい日々を送っている。
普段は心優しいが、たまに悪戯好きな一面を見せる事もある。
（手に持っている花は「勿忘草」）

ヴィギル（ギール）

悪魔であり魔王の子、三兄弟の次男。
天使達からの追撃を受けながらもオフィーリアの居る教会へと逃げ込んだ。
臆病な性格をしており、主食である筈の人間を自分から襲った事は一度も無い。
だがそれでも殲滅しようとする天使と祓魔師達に怯え、暫く教会に隠れ住む事になった。
恩人であるオフィーリアの健忘症を、どうにかして治してやりたいと考えている。
（手に持っている花は「オシロイバナ」）

トーム

オフィーリアの兄。神父兼祓魔師。
両親の仇である悪魔を殲滅しようと日々仕事に励み、いつしか悪魔からも「最強」と恐れられるようになった。
最大の弱点となりえる妹を教会に閉じ込めてしまっている事もあり、妹にはとても甘い。
そんな妹の挙動から、匿っているヴィギルを人間の女性と勘違いしてしまっている。
完全に天使側の肩を持っている訳ではなく、天使長の事は内心嫌っている。
（手に持っている花は「シロツメクサ」）

ナイツェル

トームとオフィーリアの妹分。千年樹のお付きの天使。
他の天使達と違い悪魔を祓う役割を担っていない為、毎日オフィーリアの様子を見に来ている。
しかし千年樹の世話や周囲のパトロールもある為、あまり教会に長居が出来ないのが悩み。
ヴィギルの正体を知ってしまい、ヴィギルに対し明らかな嫌悪感を見せる。
お転婆で少々嫉妬深く、がなり立てるその様は吠える子犬のようである。
（手に持っている花は「シクラメン」）