只の独り言 8

 未だ見ぬ貴殿に初めてご挨拶申し上げる。
書き溜めていた小説のストックを出し切ってしまったため、今後は投稿の頻度が遅くなる可能性が高い。
ただ購読者も出ていない故、そう焦る必要も無いと考えれば些か気も楽に思う。

 さて、突然だが貴殿は海外はお好きだろうか。
日本も美しい文化が多く沢山の外国の方が観光に来て下さっているが、そんな方々の文化に触れてみたいと考えた事はないだろうか。
 学生時代に語学研修でカナダとオーストラリアへ旅行した事のある当方にとっては、やはり異文化というものには興味が沸いてくる。
最近は、インド映画に挿入されている歌曲を嗜む事も趣味の一つとなった。
 現在執筆している「Dear my Amnesia」も西洋に似た俗に言うナーロッパを舞台としているが、西洋どころかユーラシア大陸の土すら踏んだ事が無い為(オーストラリアへ飛行した際マレーシアを経由したが、空港内を少し歩いた程度なのでノーカンとしていただきたい)命ある内にそこへも旅行したいものだ。

 もしヨーロッパへ旅行する機会が訪れた際、フランスやイタリアにも憧れがあるが、一番行ってみたいのはラトビア共和国である。
ラトビア共和国は北ヨーロッパに属し、ロシアに隣接しているバルト三国の内の一つである。(他二国はエストニア共和国とリトアニア共和国)
そんな国に行ってみたいと思った動機は至って単純且つ不純、この日本を愛して下さっているアルトゥル氏の母国だからである。

 当方は現金な性格をしている為、金銭的な理由を除いて日本を好いて下さる海外のお方をこよなく推している。
今年のWBCでも特に声援を贈った選手も、「たっちゃん」ことラーズ・ヌートバー氏だった。(「彼は日本人だ」と仰る方に追記させていただくと、概ね同意したいところだが彼の国籍はアメリカである)
Youtuberをされているバイカーのローマン氏もチャンネル登録をしている。
どちらのお方もこの地球で196つもある国の中から、母国を差し置いて日本という国を選んで好いて下さったお方なのだ。日本人としてこれ以上に光栄な事があるだろうか。

 アルトゥル氏の話に戻そう。
彼は今までに見た事の無い「日本推し」のお方なのである。
昨年Twitterでお見掛けして、あまりの日本愛についフォローボタンを押してしまっていた。
故郷で和食を作られる事もあるらしく、材料の調達がさぞ大変だろうと思うがそれをもろともしない姿勢に強く心を打たれたものだ。
日本語を勉強している際に、漢字の読み仮名に頭を抱えているツイートを見てつい笑みが零れる事もある。
当方と同様に考えていらっしゃる方は多く、沢山のお方がその難しい日本語でリプライを送っているのも見かける。嬉しい反面、読むのに一苦労している事だろう。
そんなお方の住むラトビア共和国だが、彼には大変申し訳無いが当方は全くその国の歴史や文化を存じ上げない。だからこそ、是非とも行ってみたい国なのである。
無論現在はウクライナ侵攻の件もあって、その近隣国には迂闊には近寄れない状況だ。
それ以前に現在職無し金無し甲斐性無しである為、外国へ向かう為の持ち合わせも当然無い。
夢のまた夢とも言える話だが、時間は待ってなどくれないのでやはり生きている内に行ってみたいものだ。

 ここまで読んでいただいた貴殿にお詫び申し上げたい。
海外旅行の話のつもりが、アルトゥル氏の話に脱線してしまっていた。
出来る事ならば、前述のラーズ・ヌートバー氏の住むアメリカにも行ってメジャーリーグをこの目で見たいとも思っている。
貧乏人にそぐわぬ欲望の数と思われるだろうが、夢は見るだけならばタダである。

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