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#感想
映画『白ゆき姫殺人事件』を鑑賞しました
ザ・ネットリテラシー。
現代社会に焦点を当てた映画ですね。
スタンダードな手法ですが
現代社会での「犯人」の作り方をとても丁寧に教えてくれます。
そして登場人物大半の行動や行動原理がとってもとっても現代的です。
コミュ力のない善良で心の綺麗な人間は無力でそして裏がないから強い。
しかしそれは長期的な強さであり、その逆は。
ちょっとだけ遠回しな百合要素入るかな。
私もギルバート好きで
映画『パフューム』を鑑賞しました
前々から気になっていた作品でようやく観ました。
18世紀のパリの殺人調香師の一生を描いた映画です。
字幕版を見たのですがパリの街に英語が飛び交っているのがちょっとシュールで面白いです。
香りをテーマにした作品のため、冒頭の貧富の差の描き方が生々しいカットで描かれています。
良い意味でも悪い意味でもにおい立つような絵が多いので苦手な方もいるかもしれません。
香りを表現する画面のカットがもの
映画『ヘルタースケルター』を鑑賞しました
蜷川実花さんが監督をされている作品。
赤いドレスを纏った沢尻エリカさんのジャケットが印象的です。
サイケデリックな色彩が画面のいたるところにちりばめられています。
整形で美しさを手に入れた芸能人の女性「りりこ」の一生を描いたストーリーです。
性に、欲に、視線に溺れていくりりこ。
彼女は美しいです。
また整形の後遺症で大量の薬物投与におぼれていきます。
彼女の見る世界はグロテスクで、サ
「触れた唇、甘い色」を拝聴しました
「触れた唇、甘い色」を拝聴しました。
涼和さんの作品は「執着の檻(R-18)」を拝聴したことがあるのですが
今回は全年齢とのことでワクワクしながら聞きました。
やっぱり涼和さんのシナリオすきです。
まず言葉選びが素直で綺麗なんですが、意味深なので文系の私はにっこりします。
そして、さくさくしていて流れが唐突でないので
するっと安らかな気持ちでお話を追えます。
二人の喋ってるシーンを俯
「新宿えれきてる 壱」を拝読しました
「新宿えれきてる 壱」を拝読しました。
新宿区という歓楽街を舞台にした
歪でグロテスクな人間の側面を描いた作品です。
明るい話の流れで重々しい事態が動いていくのが痛快です。
そしてキャラクターたちの濃さが
街のアンダーグラウンドな情景に相応しい濃度!
ゲイやニューハーフ、レズビアンにカニバリズム、解体系SMや幼児性愛。
グロテスクで極彩の世界観の中で当然のように息をしている様子が
「解け落つる、冬の糸」を拝聴しました
「解け落つる、冬の糸」を拝聴しました。
冬の冷たさと生きることの冷酷さが合わさった作品です。
厳しい世界に存在することの美しさが
優しい少年二人の出会いに詰められて表現されています。
様々な意味で「イノセント」なお話だと思いました。
2016.02.06 ツキノベ