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【新規事業】オフィス街に社会人が休める保健室を作ります

こんにちは。Hamaru StrategyのChief OTAKU Officerつっきーです。

この度私たち、新しい自社サービスに挑戦することにしました。
それが「社会人向けの保健室事業」です。

Hamaru Strategyのことを知ってくださっている方々には
「えっ、なんで保健室???」
と思われるかもしれませんが、そのあたりの経緯は後ほど書き記すことにします。

すでにいくつかの企業様にご協力いただけることになっている、この保健室事業。
今回は、その概要をオープンにしちゃいます。

社会人に、保健室はない

日本の学校には保健室があります。

ケガした時はもちろん、体調が悪い時に寝られるベッドが用意されている。
健康に不安がある時は相談できる。

でも、社会人に保健室はありません。
大企業には存在するところもあるでしょうが、必要な人が日頃から抵抗感なく使えるようになっているか?と聞かれれば、疑問の残るような会社さんも多いと思います。

結果として日本の労働環境では、体調が悪い時に
・無理して働く
・無理して帰る

の2つの選択肢しか、ほとんどの場合存在しません。

そんな「無駄な我慢」をオフィス街から無くすために、保健室を作りたいのです。

私自身が欲しかった

実はこの事業プラン、私自身の体験がきっかけでした。
私は身体があまり強くなく、会社に行ってから体調不良になることが多々あります。

そんな時に度々苦しめられていたのがこんな問題。

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たった1時間だけ横になれれば、回復して次の行動に移せるかもしれないのに。
仕事に戻れるかもしれないのに。
その1時間をやり過ごせる場所が、オフィス街にはほとんど無いんです。

実際に私たちの周囲に軽くヒアリングしてみたところ

「営業帰りに体調が悪くなって、ネットカフェで休んだことがある」
「よくある腹痛や生理痛なのに、会社だと周囲が必要以上に心配してくれて、さらにしんどくなる」
「部下がしんどそうな時、帰れと言うのも酷だと思っていた」

そんな声が聞こえてきました。

特に、働く女性10人ほどに話してみたところ
「保健室は確かに必要だね」「使いたい」などと言ってもらえる率は、今のところ100%です。

「無理して働く」日本の脅威のデータ

2020年2月にワークポート社が調査したところによると、
「体調不良でも無理をして出社したことがある」と答えた人が8割以上に上りました。

さらに働く女性に限れば、なんと95.9%が無理して出社した経験がある、というデータが明らかになったのです。
Woman typeの調査より)


これは企業の生産性にも悪影響を及ぼしていることが分かってきています。

東京大学政策ビジョン研究センター(現・未来ビジョン研究センター)と横浜市経済局の調査によれば
体調不良などによる従業員1人あたりの労働生産性損失は年間76.6万円
中小企業1事業所あたりの労働生産性損失は年間2,004万円と推計されているのです。

さらにその76.6万円の内訳をみると、仕事を休むよりも、無理して出勤をして生産性が下がったことによる労働制損失の方がはるかに大きく、73.0万円に上るのです。

保健室のニーズは、働く人たちの中で確実に存在するとともに
企業からも今後ニーズが高まってくるでしょう。

保健室の基本機能

前置きが長くなってしまいましたが、保健室は具体的にどういうイメージのものなのか、ご紹介しましょう。

主な機能は4つです。

保健室概要_0612

①横になれる

これは大前提として必要な機能。
快適なベッドと、隣の人を気にしなくて良い仕切りを備えます。

また、デザインも病院っぽくない、おしゃれで落ち着けるデザインにしていく予定です。

②LINEで簡単コミュニケーション

現状しんどくなった時に利用されている「ネットカフェ」や「カラオケ」では、部屋に入るまでの手続きが大変だという声もありました。

そこで、予約を 使い慣れた(しんどい時でもたどり着ける)LINEで行えるようにします。

また、隣の人の声が気になって寝られない…といった事態を防ぐため、
ナースコールの内容もLINEで伝えられるようにしようと考えています。

③ミニドラッグストア

体調が悪い時に、ガヤガヤしたドラッグストアに立ち寄るのは一苦労です。

そこで、保健室には必要な物品を備えた小さな物販スペースを設けます。
すぐに必要なものはもちろん、帰ってからセルフケアをするための物品(冷えピタ、レトルトおかゆなど)も販売。

ゆくゆくは、FemTech関連の新商品も取り揃えていけたらと思います。

④クリニックと連携

保健室では、近くにある各種クリニックと連携を考えています。

スタッフにLINEで伝えれば予約も取ってくれて、直前までベッドに横になっていることが可能。
待合室で何十分も座って待つ必要もなくなります。

どうマネタイズするの?

基本的には利用者から時間課金制で料金をいただきます。
入る時と出る時にゲートで電子マネーをタッチで決済…といった、楽なものにできればな、と考えています。

BtoBビジネスを前提にしていないのには2つ理由があります。

1つ目は、企業からある程度独立した存在でなければならないから。
お金をいただいた企業の関連施設になってしまうと、大企業内の保健室と同じような存在になり、ユーザー視点では利用するのに抵抗感が生まれてしまいます。

2つ目は、福利厚生の整った大企業の人しか利用できないのでは 意味がないから。
本当に困っているのは、福利厚生を整える余裕のない中小企業・ベンチャーに努めている方々だと思います。
私自身ずっとベンチャーでキャリアを歩んできたこともあり、そのことを強く感じています。

BtoBのような連携をすることもあるかと思いますが
特定の企業様とガッツリ組むというよりは、
「みんながフラットに使える場所」だということを理解していただけたところにご協力いただく、といったイメージでいます。

ちなみに当初は女性(身体の性が女性の方)向けからにしようと思っています。
これは単純に警備の観点と、ニーズの高さからです。
男性の方は、ちょっと待っててくださいね。

ビジネスの視点から見た保健室

上でお伝えしたように、体調不良でも働かせ続けることは、企業にとってコストが大きいもの。
保健室という休める環境を作ることによって、近隣の企業の生産性向上に貢献できると考えています。

また、現在では健康経営への関心が高まっています。
各企業が健康経営優良法人認定に苦戦する中、一歩抜きんでるためにも、保健室との適切な連携が必要とされてくるのではないでしょうか。

医療従事者にセカンドキャリアを

さらに副次的な効果として、看護師や薬剤師さんが柔軟にセカンドキャリアを歩める場になる、ということも挙げられます。

私たちは保健室を「医療」ではなく、あくまで「回復業」と定義づけています。
しかしながら、本当に質を担保するならば専門家の知識は必要不可欠。

一旦リタイアした看護師や薬剤師の方々などが集える場所になれば。
そう考えています。

将来的な展開

ドラッグストアのところでもお伝えしましたが、保健室は近い将来FemTechの流れに乗せていきたいと考えています。

女性のヘルスケアに関する新商品に触れられるのはもちろん、
病院まで行かなくとも正しい情報にアクセスできる、リアルな場になればと思います。

このことは、女性の働きやすさ、ひいてはエンパワーメントにもつながると考えています。

社会全体で創っていきたい

この事業に共感いただけた企業様。
ぜひ何らかの形でご協力いただけないでしょうか。

オープンイノベーションとエンタメで培ってきた力で、一番良い形での連携をご提案します。

(詳細は後日、別記事にてアップします)
ちなみに今、一番困っているのは「場所がないこと」です

そして共感いただけた個人の方。
ぜひシェアいただけると幸いです。

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(株)Hamaru StrategyのChief OTAKU Officer(COO)。エンタメ界隈の戦略企画を得意とするストラテジックプランナー。新規事業「オフィス街の保健室」に挑戦。フォロー喜びます!会社HP→http://www.hamaru.co.jp/