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【生後7ヶ月】完母育児中の手術入院⑤映画三昧

術後2日ほどで体調は回復し、リハビリと搾乳に勤しんだ1週間。

しかし時間が余る。余る。

空いた時間に何をしてたかというと、

①リハビリの自主トレ。

動かないと筋肉も傷口も固まってさらに膝が曲がらなくなる。動くと暖まって柔らかくなる。
トイレのついでや、腹を空かすために食前にも実施。


②電子書籍

どれくらい読めるか分からんし本の荷物を減らすためにKindle Unlimitedの無料期間を活用してみた。
働く世代向けだから、ビジネス書とか自己啓発書の類は充実してる。
それ以外のジャンルは物足りない。図書館に行く時間の余裕はある身なので、毎月お金払ってまでUnlimitedは使わんかなー。


③バゲットリストの作成

いわゆる「死ぬ前にやりたいことリスト」。
Kindleで「夢をかなえるゾウ」シリーズ、あとはひすいこたろうさんの本などを読んだついでにノートに書いてみた。
病室の天井を見上げながら考えると臨場感があって良かった。


④映画鑑賞

Amazon prime videoで観れる洋画の名作を消化。
子育て中って、細切れの自由時間はあるのだけど、まとまった時間はとりにくい。
子どもが起きてるときにスマホに釘付けになるのは違うと思うし、子どもの昼寝中にイヤホンつけて観るのは、何かあったとき初動が遅れそうで怖いし…もうひとつ集中できない。
ぐっと集中して観られるこの環境、良い。優勝。
本は退院後も読めると判断し、入院生活後半はひたすら映画を観た。



【観た映画】

『人生の動かし方』

車椅子の大富豪と、彼の世話をすることになった黒人の友情実話を映画化。
フランス映画『最強のふたり』のリメイクだとあとで知った。『最強のふたり』の方が良いというレビュー多。アメリカ版も十分良いと思ったけど。元の方もまた観てみよう。

『フォレスト・ガンプ』

IQ70と診断された少年フォレスト・ガンプがなんやかんやのてんやわんやで成功しまくる話(乱暴)。フォレストの半生を通じて1950年代〜80年代のアメリカの歴史を垣間見ることができる。
人の生き方について考えさせられつつ、お笑い要素もあり。トムハンクス若い。

『博士と彼女のセオリー』

車椅子の物理学者、スティーブン・ホーキング博士の自伝風映画。
ALSで身体のほぼ全てを動かせないながらもブラックホールの研究やサイエンスライターとして名声を得た博士。片膝曲がらなくなったくらいで弱音を吐いちゃいかんよ私よ。博士とは地頭が違いすぎるけどw
『ホーキング、宇宙を語る』など著書をまだ読んだことがない。読もう。


『ショーシャンクの空に』

殺人の罪を着せられた元銀行員のアンディがショーシャンク刑務所に来たことで、所内が少しずつ変化していく。
名作というのは知りつつ「刑務所モノ」でなんか勝手に暗いイメージを持ってた。偏見だった。
今回観た中で1番面白かった!映画の醍醐味が詰まっている作品!!


『グリーンブック』

黒人のピアニストと白人の運転手兼用心棒が、人種差別が色濃く残るアメリカ南部を演奏行脚する話。「グリーンブック」は黒人向けのガイドブックのこと。
1960年代の黒人差別の空気感がよく分かる。日本人として日本に生きてるとなかなか感じにくいもの。


『幸せのレシピ』

フレンチレストランの料理長として働くケイトが、交通事故で死んだ姉の娘をひきとり一緒に暮らし始める。
子どもができた身でこういうの観るとクルよねぇ……
ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイクだとか。
ところどころ強引感はあったなー。でも気にしない。キャサリンゼタジョーンズとアビゲイル・ブレスリンが美しいので良し。





今回は映画オリジナル(原作があっても映画のオリジナル要素が強い)でヒューマンドラマの名作に絞ってみた。

映画だからこそできる表現ってあるよね。
多少力技でもかまわない。
「ありえへんやろー!」とか「なんじゃそらー!」とかつっこみながらも、心が高揚するのは良き映画。


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