おんがく散歩「矢野絢子」
社会人になった後くらいに好きになった方で、
お名前は「矢野絢子(じゅんこ)」さん とお読みします。
初めて曲を知った頃はメジャー活動をされていましたが、
今は高知県のライブハウスを中心に活動していらっしゃいます。
▼wikipediaより
2005年に一旦メジャーレーベルとの契約は終了し、
2006年はインディーズ活動。
2007年、再びメジャーレーベルと契約したが、そちらも契約終了。
現在は高知市内の「劇場歌小屋の2階」を拠点に
インディーズ活動をしている。
なお、インディーズのアルバムは自主通販サイト「蒼い鳥ショップ」にて取り扱っている(2003年以前は絶版。2006年以降に限る)。
ニーナ
最初に印象を受けたのはこの「ニーナ」という曲でした。
椅子職人のおじいさんが、死んだ妻の名前を刻んだ椅子。
その椅子が人の手に渡り、時を経て、
受け継がれていく――
という歌なのですが、
曲の中で、こんな風に物語が紡がれるものなのだなと
心が動かされた記憶があります。
この「ニーナ」ですが、15年の時を経て、
2019年に実際に絵本になって、発売される事になったそうですね。
すごい!
一人の歌
矢野さんの曲は、彼女のストレートな声で、ストレートな歌を歌う
それが、心に響くのだと感じます。
あなたがどんなに悲しくても
僕にそれは伝わらない
あなたの視界がゆがんでも
それはあなたの世界だもの
僕はここに立っていて
前を向いて立っていて
それだけで精一杯
微笑む事で精一杯
とてもシンプルな歌詞、それが心に浸み込んでくるんです。
辛い時、しんどい時
この歌を聴いて、涙があふれそうになる自分がいます。
柊の胸
人生よ上等だ
矢野さんは、高知のライブハウス「劇場歌小屋の2階」を拠点に活動されていると書きましたが、
実は、僕は 彼女の歌を聞くために、四国に旅行した ことがあります!
それまで、旅行なんてほとんどした事がなかったのですが、
前の会社を辞めるタイミングで、大きな旅行をしてみたくなったんです。
行きの飛行機チケットと、歌小屋ライブの予約だけをして
あとはその日その日で決めて、四国を回るぞ!
と決めて、1週間くらいかけて四国の4県を回りました
讃岐うどんを食べ、小豆島に渡り、
道後温泉に入り、市場でカツオを食べ、
そして、畑の真ん中に立つ 歌小屋で彼女の歌を聴く。
この旅行は、僕の人生の中の、とても素敵な思い出です。
青い月夜に
昔、CDがたくさん売れていた時代と比べて、
今はYoutubeや、サブスクなど 音楽を伝える場所が増えました。
大きなライブやフェスも楽しいですが、
ちいさな一室で聞く、地元に根付いた音楽活動というのも、
とても素敵だと僕は思います。
今はコロナで、音楽ライブも厳しいようですが
久しぶりに彼女の歌声を聞き、あの高知の夜を思い出し
また、新しい一日を生きていこうと思いました。
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