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話題のDeckの構成を書き起こしてみた - LayerX/SmartBank/Pococha

この記事は、私が新規事業の説明用にDeckやスライドをつくるにあたって、デスクトップリサーチのついでにログとしてまとめたものです。

Deckとは

Deck(デック・デッキ)とは、もともとは以下のような意味で使われている単語ですが、近年ビジネスシーンでは「(プレゼンテーションソフトなどつくられた)資料」という意味で使われています。

deck [名]
1.デッキ,甲板
2.デッキ状の平板なもの
2a.((主に米))(トランプの)一組,カードデッキ(((主に英))pack)
2b.(レコードプレーヤーの)デッキ;テープデッキ,ビデオデッキ
2c.(新聞の)そで見出し,副見出し

deckの意味 - goo辞書 英和和英

中でも採用ための資料として用意される「Culture Deck」が有名で、この「Culture Deck」の文化は、2009年にNetflixが公開した「Culture Deck」が話題になり、急速に広まっていったようです。※Netflix最新のCulture Deckは、WEBページで公開

2009年 Netflix Culture Deck

Deck構成書き起こし

私がウォッチしている企業の中で、最近公開され、話題になったもの・わかりやすいと感じたもの3つの構成を書き起こします。

LayerX Company Deck

2022年7月公開

■はじめましてLayerXです
■わたしたちがやろうとしていること
 ┗ LayerXのミッション
 ┗ CEOメッセージ
 ┗ LayerXが賭けるマーケット
 ┗ LayerXの3つの事業
 ┗ LayerXのこれまで
■わたしたちが大切にしていること
 ┗ 行動指針
 ┗ 情報の透明性へのこだわり
 ┗ DE&I
 ┗ 圧倒的な顧客体験
 ┗ 爆速開発
 ┗ セールスも科学する
 ┗ カルチャー
■事業、プロダクト、お客様への提供価値
 ┗ 事業一覧
 ┗ バクラク事業
  ┗ プロダクト一覧
  ┗ ミッション
  ┗ 提供サービス群
  ┗ つくる未来
 ┗ Fintech事業
  ┗ ミッション
  ┗ プロダクト一覧
  ┗ つくる未来
 ┗ Privacy Tech事業
  ┗ ミッション
  ┗ プロダクト
  ┗ つくる未来
■一緒に大きな挑戦をしませんか
 ┗ LayerXの課題
 ┗ LayerXのチーム構成
 ┗ 採用情報
 ┗ 募集ポジション
 ┗ 就労環境・福利厚生
 ┗ 採用プロセス
 ┗ 会社情報
 ┗ CTOメッセージ

SmartBank - Recruiting Deck

2022年7月公開

■株式会社スマートバンクについて
 ┗ 会社情報
 ┗ パーパス
 ┗ CEOメッセージ
 ┗ 役員メッセージ
■事業内容
 ┗ ミッション
 ┗ サービス概要
 ┗ 取り組む社会課題について
  ┗ 1.支出管理に関する課題:貯金ゼロ世帯
  ┗ 1.支出管理に関する課題:インタビューで見えてきたこと
  ┗ 課題を解決するプロダクト
  ┗ 2.お金の共同管理に関する課題:貯金ゼロ世帯
  ┗ 2.お金の共同管理に関する課題:インタビューで見えてきたこと
  ┗ 課題を解決するプロダクト
■実績と今後の事業展開
 ┗ 決算金額の成長
 ┗ ペアカードのPMF
 ┗ サービスの将来展開:ターゲット顧客の拡大
 ┗ サービスの将来展開:金融機能の拡大
■組織・働き方
 ┗ バリュー
 ┗ 数字で見る組織構成
 ┗ メンバー
 ┗  投資家
 ┗ プロダクトの開発スタイル
 ┗ 開発プロセス
 ┗ パパママ座談会
 ┗ リモートに対する考え方
 ┗  ストックオプション
■採用候補者さまへ
 ┗  あなたが今必要な理由
 ┗  スマートバンクをさらに知る

Pococha CultureDeck

2022年8月公開

■MESSAGE
 ┗ プロダクト責任者メッセージ:日本初、世界へのソーシャルの挑戦
 ┗ 採用メッセージ
 ┗ 連絡先
■目次
■01 これまでのPocochaの成長について
 ┗ Pocochaとは
 ┗ Pococha JPの売上成長ペース(T2D3)
 ┗ Pococha DAU 競合比較
 ┗ Pococha アプリ平均利用時間 競合比較
 ┗ グローバルtoCサービスとの売上比較
 ┗ Pococha USのDAU成長
■02 事業について What We Do
 ┗ Mission 「Live Link Life 今この瞬間を、いつまでも」
 ┗ ユーザー(ライバー)の声
 ┗ ユーザー(リスナー×ライバー)の声
 ┗ ユーザー成長ステップ:ライブ配信だからこと、ナラティブが紡がれる
 ┗ サービスカルチャー:「ありのままの自分」が承認される場所
 ┗ サービスの意義:現実世界の、普通の人の、人生を変える
■03 事業について Why We Do
 ┗ ユーザー・事業規模の成長過程:どうしてここまでこれたのか
 ┗ Vision「Live for Everyone」「Live is the Standard」
 ┗「Live for Everyone」:すべての人が参加できるクリエイターエコノミーに
 ┗ 10年後を見据えた取り組み:about Pococha.comの運営
 ┗ 10年後を見据えた取り組み:コミュニティガイドの公開
■04 これからのプロダクト戦略について Why We Do
 ┗ これからのスケール戦略:グローバルプロダクト戦略
 ┗ 生活インフラとしてのPococha
 ┗ Pocochaというプロダクトは国である
 ┗ PocochaのPdM
 ┗ プラットフォームマネジメントトライアングルとPfM(プラットフォームマネージャー)
 ┗ ロングテールPF型プロダクト主導組織
 ┗ Pococha Product Management Style
 ┗ Pocochaの海外展開ポリシー
■05 これからの組織とカルチャーの戦略
 ┗ これからのスケール戦略:グローバル組織・チーム戦略
 ┗ Visionを実現するための7つのVALUE
 ┗ Pococha Management Principal
 ┗ Principal.1:OKR Driven
 ┗ Principal.2:Be a Dream team
 ┗ Principal.3:Blitz Scaling
 ┗ MVVの定義方法
 ┗ MVV設定の狙い
 ┗ より高い成果を出すためのカルチャーの新陳代謝
 ┗ Mission・Visionにアラインされた組織のアーキテクチャ
 ┗ 社内制度・取り組み
■06 いまPocochaにジョインしてやることあるの?
 ┗ 採用ポジション
 ┗ 採用メッセージ
 ┗ Pococha PdMが目指しているもの
  ┗ 今 PocochaにPdMとしてジョインしてやることはあるの?
  ┗ 今ジョインして経験できること
  ┗採用ポジション:募集要件
 ┗ Pococha エコノミックプロトコルが目指しているもの
  ┗ 今エコノミックプロトコルにジョインしてやることはあるの?
  ┗ 今ジョインして経験できること
  ┗ 採用ポジション:募集要件
 ┗ Pococha ソーシャルネットワークプロトコルが目指しているもの
  ┗ 今 ソーシャルネットワークプロトコルにジョインしてやることはあるの?
  ┗ 今ジョインして経験できること
  ┗ 採用ポジション:募集要件
 ┗ Pococha ガバナンスプロトコルが目指しているもの
  ┗ 今ガバナンスプロトコルにジョインしてやることはあるの?
  ┗ 今ジョインして経験できること
  ┗ 採用ポジション:募集要件
 ┗ なぜPocochaがコンサル系人材を求めているか?
  ┗ 今ジョインして経験できること
  ┗ 採用ポジション:募集要件
 ┗ Pococha USチームが目指しているもの
  ┗ 今USチームにジョインしてやることはあるの?
  ┗ 今ジョインして経験できること
  ┗ 採用ポジション:募集要件
■07 各チームメンバーと価値観について
 ┗ TEAM VALUE リスクマネジメント
  ┗ リスクマネジメントチームの仕事
  ┗ リスクマネジメントチームのチームバリュー
 ┗ TEAM VALUE マーケ&ブランディング
  ┗ マーケ&ブランディングチームの仕事
  ┗ マーケ&ブランディングチームのチームバリュー
 ┗ TEAM VALUE プロダクトパフォーマンスチューニング
  ┗ プロダクトパフォーマンスチューニングチームの仕事
  ┗ プロダクトパフォーマンスチューニングチームのチームバリュー
 ┗ TEAM VALUE コミュニティ
  ┗ コミュニティチームの仕事
  ┗ コミュニティチームのチームバリュー
 ┗ TEAM VALUE プロダクトデザインマネジメント
  ┗ プロダクトデザインマネジメントチームの仕事
  ┗ プロダクトデザインマネジメントチームのチームバリュー
 ┗ TEAM VALUE グローバル推進
  ┗ グローバル推進チームの仕事
 ┗ TEAM VALUE リサーチ&アナリティクス
  ┗ リサーチ&アナリティクスチームの仕事
  ┗ リサーチ&アナリティクスチームのチームバリュー
 ┗ TEAM VALUE イベント
  ┗ イベントチームの仕事
  ┗ イベントチームのチームバリュー
 ┗ TEAM VALUE LECS
  ┗ LECSチームの仕事
  ┗ LECSチームのチームバリュー
 ┗ プロダクト責任者メッセージ:日本初、世界へのソーシャルの挑戦
 ┗ 連絡先

まとめ(所感)

  • LayerXさんの構成をまずは基本につくってみるのがよさそう

  • 基本は、WHY→HOW→WHATの順。プロダクトについてより印象強くアピールしたい場合や、採用に関する情報によりシームレスに流れをつなげたい場合は、WHY→WHAT→HOWの順で伝えていく

  • 社会課題との事業・プロダクトとの関係性はしっかり説明する


よろしければこちらもどうぞ🙏

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