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体温を測ってダイエットに役立てよう

こんにちは!tsukikoです!
管理栄養士として、
ダイエットサポートや栄養指導の仕事をしています。

今までの活動や
10年を超えるジュニアバレリーナのママとしての経験から得た情報や知識を
少しずつお伝えできればという想いから
バレエのパフォーマンスアップのために
食を通じてサポートにつながる記事をアップします
どうぞよろしくお願いいたします。

あなたの平熱は何℃ですか?
最近体温を測ることも多いため、自身の平熱が何℃くらいかは知っていることでしょう。

発熱がないかを確かめるだけではなく、
体温は、ダイエットに適している状態かどうか調べるために役立ちます。

ある調査では、日本人の7割くらいは、36.6℃から37.2℃の間が平熱であるとされており、
一般的に、平熱が35℃台の人は「低体温」と判断されます。

低体温になると、血流の悪化から、免疫力の低下、冷え性や病気になりやすくなるといわれています。
体温36.5℃が最も免疫力が活発化し、0.5~1℃下がると免疫力が30%も低下するともいわれますが、
この低体温は、ダイエットにも不向きな状態であるといえます。

低体温の大きな原因は筋肉量の減少やエネルギー代謝の低下によるものと考えられます。
熱を作り出すということは、食べたものをエネルギーに変えているということ。
体温37℃前後で酵素の活性が高まりますが、酵素活性の低下も様々な代謝の回転の阻害の原因となります。
つまり、低体温=やせにくい身体 ということになります。

特にバレエダンサーの皆さんは、基本的には皮下脂肪が少ないため皮膚から熱が逃げやすく、血流の悪化から筋肉が正しく動きづらくなったりむくみにつながりやすくなったりすることから、温かくして寒冷にさらされないように注意する必要があります。

低体温になる理由としては、
・栄養不足・冷たい飲食物や体を冷やす食べ物のとりすぎ
・不規則な生活や生活リズムの夜型化
・運動不足
・シャワーだけの入浴
・エアコンによる冷やしすぎ
・過度のストレス
などが挙げられます。

体温は、一日のうちでも変化しており、自律神経の働きによって早朝から夕方にかけて徐々に上がる傾向にあります。
その他、運動、時間帯、気温・室温、食事、睡眠、女性の生理周期などの因子によっても変動します。

生活リズムが夜型化すると、体温のリズムが通常よりずれてしまい、
朝は眠っているときの低い体温で活動を開始しなければならないので
体が目覚めず、スタートアップが遅くなり、朝食が食べられずさらに低体温状態が
悪化してしまいます。
逆に、夜は体温が高いため、なかなか寝つけないという悪循環になってしまうのです。

低体温を改善するには、
・早寝早起きで生活のリズムを整える
・3食を決まった時間にバランスよく食べる
・冷たい飲食物や体を冷やす食べ物をとりすぎない
・ストレスフリーを心掛ける
・シャワーだけでなく湯船でゆっくりと入浴する
・運動習慣(レッスンが少ない人はバレエ以外の運動も取り入れる)
がおすすめです。

これらの低体温予防法はダイエットによく出てくるキーワードですね。
低体温の人はまずは温活でダイエットをスタートさせましょう!

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