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バレエダンサーがお疲れ肌の時には避けておきたい食について

こんにちは!tsukikoです!
管理栄養士として、
ダイエットサポートや栄養指導の仕事をしています。

バレエダンサーは、舞台メイクや汗など、肌にストレスがかかることも多く、
肌のための栄養ケアにも気をつけたいですよね。
前回の記事で、肌のために摂りたい栄養素についてお伝えしました。

前回の記事はこちら
↓ ↓ ↓
バレエダンサーの肌をきれいに保つ栄養的コツとは

今回は、お疲れ肌の時には避けておきたい食について解説いたします。

1. 刺激のある香辛料
刺激物は肌のかゆみや乾燥を引き起こしてしまう事があります。
メイクなどで肌が敏感になっている時には、
カレーや唐辛子などの香辛料は控えた方が良いでしょう。
また、香辛料が強いと、胃腸の刺激となって、
消化吸収力が低下してしまい、
便秘や栄養不足の要因となることがあります。
身体を温めて血行をよくする効能のある香辛料は控えることがおすすめです。

2.カフェインを多く含むもの
カフェインは利尿作用があるため、肌の脱水を促進させてしまったり、
水溶性のビタミンCやビタミンB群といった肌に必要なビタミンも
尿と一緒に流れ出てしまったりしてしまうといわれています。
また、亜鉛やカリウム、鉄分など
バレエダンサーのパフォーマンスアップにとって
重要なミネラルの吸収を阻害してしまうことも指摘されています。
さらに、夜間に飲んでしまうと目がさえて夜更かしにつながり、
肌のターンオーバーに最適な時間に眠りにつけない、
というリスクも挙げられます。
カフェインは、リラックス効果や美白、抗酸化作用があるといわれていますが、
それと同時に中毒性から過剰摂取に繋がってしまう事があります。
肌荒れの際だけ我慢するとかえってストレスがたまってしまうため、
日ごろから適量を心掛けるようにしましょう。

3. 塩分のとりすぎ
塩からいものを食べていると肌があれてしまった、という経験をされることも多いのでは。
塩分のとりすぎで変化が出るのはむくみだけではありません。
体内のナトリウム量が増加すると肌の新陳代謝を悪化させ、
乾燥やたるみを招いてしまいます。


4. 加工食品
加工食品に含まれる食品添加物は、肌荒れの原因になりやすいとされています。
食品添加物には、亜鉛やカリウム、鉄分など
バレエダンサーのパフォーマンスアップにとって重要なミネラルの吸収を阻害してしまうようなものが多いため、
日常的にとるのは避けておきたいところです。

5. 糖質のとりすぎ 
糖質の分子は3つの水分子と結びつく性質があり、
適量の糖質は肌にも有効な水分保持をする役割があります。
逆に多すぎると、コラーゲンと糖分子が結合してしまい、
コラーゲンの持つしなやかさを失ってしまうことにつながります。
バレエのエネルギー源として必ず摂りたい糖質ですが、
適量摂取がポイントです。

6. 脂質のとりすぎ
チョコレートやスナック菓子、ケーキ、ナッツ類、アイスクリームなど、
脂質を含む食品は多くあります。
適度な必須脂肪酸は、肌のうるおいや健康な肌細胞を作るために必要ですが、
摂りすぎると、皮脂がつまり、肌荒れの原因にもなります。
また、疲れがたまっている時などは脂質の消化や代謝も落ちていることが多く、
それが肌荒れにつながってしまうことも。

7. 飲酒
肌にとってアルコールも刺激物の一つです。
また、解毒作用をしてくれる肝臓の働きが
アルコールの分解を優先してしまうため、
肌に悪影響を及ぼす解毒作用が後回しになってしまうことも
理由の一つとして挙げられます。
打ち上げなどでアルコールを摂りたい場合もあるでしょうが、
肌のことを考えると控えめにしておくのが賢明です。

8. 過度なダイエットによる栄養不足
過度なダイエットから栄養バランスを崩すと栄養不足に陥ってしまい、
肌の新陳代謝が阻害されます。
必要な栄養素をしっかりと摂れていない場合は、
ウエイトコントロールの効率も低下し、
肌状態や筋肉量なども悪くなっています。
自分自身が過度のダイエットをしているというのは
なかなか自覚できないもの。
ダイエットをする際には必ずコーチをつけることをおすすめします


コンクールや舞台などの際には食事時間がいつもと違ったり、
そもそも食事すらまともに食べられないことも多くあります。
バランスの欠いた食事は肌にとっては最大の敵。
なるべく前後の食事でバランスを整えるようにしましょう。

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