人生は最高のエンターテイメント-2014沖縄『へ』
お米つくりを始める直前の物語 第6話
【空の間indigo】は、「奥」のバス停から15分ほど歩いたところにあった。
道路沿いに小さな看板。
少し入ったところに小さな小屋。
さらに奥へ進むと。
自然と一体化したジャングルのようなわくわくする世界が現れた。
そうそう、長年連絡ができずにいた友人の名前は、「うさ」
そう呼ばれることは今はないみたいだ。
うさと出会ったのは2004年、恩納村の南の国道沿いで雑貨屋をやっていた。
看板犬のジィと一緒に。
わくわくが極まって、心はさらに走り出していた。
だけど、ゆっくりとその世界へ足を踏み入れた。
何だか神聖な場所のような気がして。
一番奥にある畑に人がいて作業に集中していた。
どのくらいの時間かわからないけれど、
その作業姿をボーッと見てしまっていた。
実はそんなに時間は経っていなかったけれど、
向こうが気づいてくれて。
「こんにちはー」
「こんにちは。」
とうさは初めましての。
僕は、久しぶりの。
だけど、上がっているテンションを隠しながら。
つづく。
沖縄編まとめ⇧
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