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人生を味わうハンバーガー

ポチッとしてくださり、ありがとうございます。

私はいい感情も不快な感情もどちらの感情の瓶も溢れそうになると、たまらず日記を書くことが多いのですが、ここ最近の日記を見返してみるとかなり頻度が落ちており落ち着いていたんだなぁと思いました。

ですが、久しぶりに
「今のこの感じ、忘れたくない!」
と思い、日記を開いていました。

それをここにも残しておこうと思います。

よかったら読んでいってくださいね。



昨日、YouTubeでおすすめに載っていた『今屋のハンバーガー』の店主、今崎さんの密着動画を見ていました。Instagramで流れてくるお店だったのでなんとなく知っていて、店主である今崎さんの接客やハンバーガーが作られる過程などを見て印象に残っていたのです。

接客から調理、掃除や開店準備、全て1人で行っているおじいさん(今はもう1人いるそうな?)。腰は曲がっていてかなりご年配のようで最初は心配な気持ちで見ていましたが、歩く姿やお店の準備をする様子を見て現役だとすぐに思い直しました。足腰が強く、パワーも衰えず、テキパキと動いていたからです。カメラマンさんにも知り合いのように気さくに話し、その言葉のひとつひとつが温かみを感じられるのです。

この時点で私はこのお店のファンになりかけていました。

お店に着くとまずは料理の仕込みをしていきます。フランクフルトにはこだわりがあるようで、着色料や防腐剤を使用していない体にいいものを取り寄せているそうです。

仕込みが終わると手を伸ばしてもなかなか届かない窓ガラスまで念入りに拭いています。それからお店の外にある大きなパラソルを開き、周りの植物に水をやり、看板猫ちゃんとワンちゃんに朝ごはんをあげます。飛んでいる鳥にも、散歩をしているワンちゃんにも話しかけ、命あるもの全てに愛をもっていることがわかります。

心なしかお店の周りの植物も動物も生き生きとし、いい気が漂うのが画面越しでも伝ってきました。

いくらでも省ける作業があるにも関わらず、丁寧にひとつひとつこなすこと。それを続けることがどれだけ難しく、できる人が少ないことを知っているので本当に素敵なことだなぁと思いました。

お客様とのやりとりも本当にナチュラルで、カメラマンと話す時、動物と話す時と全くと言っていいほどに変わらないのです。相手が誰であろうと誠意を尽くし、カテゴライズしたり余計な意味合いを持たせたりしない姿が本当に素敵でした。時折出るギャグも、年上の方に使う言葉ではないのかもしれませんが、お茶目でとびきりキュートです。

どんなにお店が忙しくなってもそこはやはり職人で、黙々と丁寧にハンバーガーを作っていきます。休む暇もなく作り続け、夕方には店を閉じました。

ここでやっと「疲れたね」とつぶやきました。


このお店のハンバーガーには、今崎さんの愛と生き様が詰まっているような気がしてなりません。美味しいハンバーガーを食べにくるというよりは今崎さんの人生を食を通して感じることができるのだろうと思います。

今崎さんの見ている世界はどんなだろうか。見てみたいです。

動画の終わる頃には心は満たされ、画面越しでも愛を沢山貰ったような気がして温かい涙がこぼれていました。

福岡に行った時は、是非行ってみたいなと思っています。ちなみに気になっているのはミックスエッグとフランクドッグです。おすすめの商品があれば、教えてくださいね。

動画はこちらです。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。






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