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2024年上半期見たアニメ感想~39作品紹介~

みなさんこんにちは。去年94作品ものアニメを見た私、今年もいっぱい見るぞ!と生き込んでいたのはずなのにあまり見れずに半年が過ぎてしまって悲しい気持ちでいっぱいになっています。去年の抱負が胸に刺さる。

そう、なかなかアニメをみれなかったのには理由があり、それは通勤中の電車で寝るということを覚えてしまったことです。アレは身体痛くなるしそんな寝た気分にもなれないくせして時間だけ奪われるというクソさなのに、一度覚えてしまったことは中々直すことができずめちゃくちゃ困っていました。

上半期前半は家に帰ってからも鉄拳8やコードヴェイン、Bright Memory Infiniteなど色んなゲームを楽しんでいたため中々アニメを見れていなかったのですが、上半期後半なんとか電車内睡眠を克服しハマっているゲームもないため家に帰ってからもアニメを見る生活をしていました。最高だ。
そんな2024年ですが、ついになろう系に手を出しました。

異世界召喚は二度目です(2023/08/09)
なろう系アニメを本当に偏見のみで観ていなかったため、なろう系嫌いを克服するためリゼロとかではなくたまたま見かけたこれを視聴。想像通りだったため文句を書く前にやめます。次回なろう系嫌い克服回は1年後にやりたいですね。他者の感想を聞いてみたいと思いました。原作はもっとおもろいとかもあるかもしれない。

令和5年に視聴したアニメ感想。~94作品紹介~より引用

去年なろう系を見て大敗を喫しました。本当に面白くなく最悪な気分になりましたが、そんな私が今年はなろう系を31作品も見て感想を書いていますので、このnoteはほぼなろう系感想になっています。ちなみに「このすば」を見るまでなろう克服編第2章は終わらないため下半期感想も最初はなろう系で埋まると思います。ご了承ください。

なろう系以外にも京都アニメーション作品にハマったり、ついにシンエヴァを見たりと2024年は幸先良いオタク道をすすめているのではないかなと思います。 ちょっと10点多すぎかなと思ったけど当たり年ということで。


境界の彼方

境界の彼方

呪われた一族の生き残りである少女と半妖の主人公が出会う青春ファンタジー。とある命を受け移り住んできたヒロインの栗山未来と半妖として生まれた神原秋人の出会いは偶然か必然か。物語の最後には驚きの事実が待っている。すごい良かったからネタバレ踏まずに見て欲しい。
関係ないけど、眼鏡っ娘に興味がなかった私が羽川翼ぶりに眼鏡っ娘を好きになった。
★オススメ度 - 10点中8.5点

葬送のフリーレン

葬送のフリーレン

神アニメです。10年に及ぶ冒険の末、魔王を打ち倒した勇者御一行の一人魔法使いのフリーレンが主人公の話。1000年以上生きるエルフであるフリーレンは世界に平和をもたらした後、勇者ヒンメルたちと再会の約束を交わし一人旅に出る。その一人旅から50年もの月日が経ちフリーレンはヒンメルたちのもとを訪ねるが勇者ヒンメルは老い、人として当然の如く寿命によって死を迎えた。そんな勇者ヒンメルを目の当たりにし、これまで『人を知ろうと』していなかった自分を悔い、1000年生きたエルフがたった10年間の思い出を胸に人を知るため旅に出る。

魔王を打ち倒すまでの物語ではなく、打ち倒した後の勇者パーティに属したエルフに焦点を当てた珍しい物語で、それゆえに新鮮味がありとても面白かった。ファンタジーの世界に存在しているエルフという種族に焦点を当てているため生態がわからず(耳が長かったり魔法が得意とかは分かるが)最初人間と同じように考えてどういう人物かを想像してしまっていたが、作中エルフとは何かを紹介するように進み、考えが改まった。人間に育てられたエルフであるフリーレンと、エルフに育てられた人間、フェルンの成長物語。
★オススメ度 - 10点中10点

甘城ブリリアントパーク

甘城ブリリアントパーク

京アニ信者になってしまった。謎の転校生から強引に遊園地デートの誘いを受けた主人公がなんやかんやで閉園危機にある遊園地の再建を託されてしまう話。やる気のない従業員ばかりのこの遊園地には秘密があり、なんと従業員のほとんどが魔法の国『メープルランド』出身で、人々の楽しいと思う気持ち(アニムス)を集めないと魔法の国の住人は消滅してしまう。しかし甘城ブリリアントパークは閑散としており、さらに3か月以内に25万人を動員できなければ経営権を売らなければならない状況。この危機的状況下で主人公はどう復興していくのか!といった内容。

開幕から意味がわからないが展開としては王道で見ていて気持ちが良かった。また、当時のユーモアというかなつかしさを感じる面白さがあり私はこの年代のアニメが好きなんだなと再確認した。
★オススメ度 - 10点中7点

少女終末旅行

少女終末旅行

世界が終わり、ほとんどの生き物が死に絶え廃墟となった巨大都市をふたりぼっちで延々と彷徨う終末ファンタジー。9話で少し泣いてしまった。また、10話での音楽を経験するシーンがNieR:Automataを始めてプレイしたときと同じ感情になりとても良かった。

内容としては多分だが、カメラに記載されているところから1000年後の世界で一度人類が滅んだあと主人公二人の祖先が元ある文明に住み着き、そしてまた滅んでしまった世界を旅する話。巨大都市は階層に分かれていて、下層は工場地帯、アニメ最終回の時点では住宅街となっている。チーズ味のレーションが存在しているところから過去に生き物が存在したかもだが,
作中生き物が全く登場せず草木すら中々見ない。主人公たちは都市を上へ上へと旅をしているのだが、インフラが止まった世界では水や食料が上の階層にあるかわからないためアニメの先がすごい気になる。

また、最終回で謎の生命体が登場したが、見た目が最初の方から登場する石像と同じなところも気になる。地球を終わらせる生命体を神として崇めてた?今度満喫行って読もうと思う。

アニメを最終回まで見終わった後の感動、と言っていいのかすら怪しい謎の感情に包まれ、浸るでも感動するでもなくただ脱力した状態で若干の放心状態になった。表現の仕方がわからないがとにかく良かった。
★オススメ度 - 10点中8点

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版

小学生のころ父と一緒に見た新世紀エヴァンゲリオンから十数年。ついに完結したエヴァンゲリオン。放映から約3年の月日が経ち、ついに心の準備ができたため視聴。インターネットに存在しているエヴァオタクの方々より熱意は低いと思うが、それでも人生の一区切りになるほどの感動があった。2周して以降、その日は何もできなかったほどに浸ってしまった。いや、浸ったというのは適切ではなく、ついに終わってしまった作品を弔うような感覚だった。

アスカがクローンだったとかマリもクローンだったとかそういった事実に驚き、長編タイトルとなったエヴァを完結させるために事実を書き換える――まどマギ的な終わりに頷き、小さいころから追っていた作品の各キャラクターの成長を感じられて泣いた。

空白の14年で彼らは大人となり、残されたシンジも作中で成長していく。本当に完結してしまったという悲しさ、虚しさが来るとともにまだエヴァから卒業しきれていない自分のガキさが恥ずかしくなる。作品内のキャラクターは子供のころの葛藤とか悩みとかを乗り越え、しっかりと大人になっていくのにエヴァを見ている私は終わってほしくないとエヴァにしがみつき、大人になるのを拒みながらそれでも時間が過ぎて、精神がガキな大人になっていく現実が苦しい。インスタを開いて友達の結婚報告を見ても焦ったりしなかったが、エヴァを見てからはずっと焦燥感に駆られている。

私は、氷菓のような永遠に終わることのない、けれど作品の中で二人はいつまでも仲良くしているんだろう…と想いを馳せられるティーンエイジャーの夢みたいなものが見たいわけであって、「大人になったからこの話は終わり!解散!」って言われたのが本当に苦しい。

話は変わるが、私は映画を見るのが下手なため正直謎な部分も結構ある。例えば、マイナス宇宙に存在しているゴルゴダオブジェクトは誰が作ったのかや、その中に格納されている6本の槍の真意がわかっていない。大体こういうのゼーレだと思うが。

また、エヴァの存在を失くすことで使徒がいた事実を書き換えるくだりもあまりよくわかっていない。生命の実を持つ生命体と知恵の実を持つ生命体が同じ星に到達してしまった結果、リリンは汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンを作ったのであって、兵器であるエヴァを消すことで使徒が存在しない世界になるのはあまり納得できていない。
映画の最後のシーン、第3村で命令ではなく自分で生き方を見出した綾波レイに新しい世界でも生きて欲しいと願い、カヲルくんと再会する世界をシンジが望んだため生命の実を持つ使徒も、知恵の実を持つリリンも"人"として生まれ変わっている世界?に書き換えたのかなぁ?と曖昧に思っている。

まぁ落ち着いたらそのうち他者の考察記事とかを見て納得しようと思う。評価分かれそうなのであまりおすすめはできないが、それでも個人的には良いと言える映画だった。
★オススメ度 - 10点中7.5点

少女☆歌劇 レヴュースタァライト

レヴュースタァライト

シンエヴァを見て友達とわちゃわちゃ話している時におすすめされたアニメ。映画の評価が高すぎて見なくちゃガチで損すると言われたため、映画を見る前に再度アニメを見た。その後、ロンド・ロンド・ロンド(総集編)を新規カットのために視聴。

未来の舞台女優を目指す少女たちの元に届く1通のメール。そのメールから始まるオーディションに集まった9人の舞台少女たちがトップスタァの座をかけ舞台の上で演じる作品。見ないと何もわからないが、少なくとも3話で人が死んだり、戦うたびに五感が奪われたり、1位になるため他を蹴落としたりはしないため安心して見て欲しい。

私個人としては総集編よりもアニメをちゃんと見ることをオススメしたい。それくらいには面白かったし、この後の評価にある劇場版を最大限に楽しめる。劇場版の感想はかなりのネタバレを含んでいるため本気でまだ見ていない人はこのnoteを閉じてアニメを見て欲しい。
★オススメ度 - 10点中7.5点

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト

ぼろ泣き。アニメももちろん楽しめたが、しかし本当に映画を楽しむためにアニメを見ると言っても過言ではないほど劇場版が面白い内容だった。というのも、「この映画はアニメを見なくても映像作品として楽しめる!」と言われ過ぎている気がする。しかし、オタクとは悲しき生き物。人に勧める時にこの言葉を使いがちになってしまうのだ。そのため私はこの作品を勧めるときは必ずアニメを先に見ろと言う。もしそれで見てもらえないとしても。

私は映画の批評等したことがないため感じたことを書こうと思う。
まず、全体の構成が良かったと思う。「皆殺しのレヴュー」で不穏な空気から始まったのが個人的に惹きつけられた気がして良かった。そう、まどマギを見ているときにKalafinaのMagiaを聞いたかのような感覚に陥ったのだ。大場ななにデカい感情を向けてしまった。

私からすればレヴュースタァライトは去年めちゃくちゃいっぱい見てきた美少女アニメの一つだった。若干まどマギやゆゆゆよりだとは思うが、別に人は死なないし存在が消えるとか、五感が奪われるとかそういった要素は"ほぼ"ない。むしろそれがあってしまったらチープに思えてしまっただろう。舞台少女として生きるために、トップスタァの座を賭けて争う彼女らが、その戦いを通じて想いを通わせていくただの美少女アニメだった。

しかし、大場ななは違う。オーディションが終わり、トップスタァの座を賭けて争っていた彼女らはきらめきを忘れ、進学をするか職に就くか…それなりの人生を歩むため進路希望を提出する。そんな現状にキレ散らかしていたのだ。全員に向けた感情を表現したのが「皆殺しのレヴュー」であり、wi(l)d-screen baroqueである。日常パートの彼女らは自分の欲望を隠すため言葉が増え、喋りすぎる。スタァライトをいう舞台が終わり、役を終えた彼女らが向かった舞台袖もまた、次の舞台なのだ。

「皆殺しのレヴュー」から先はもう美少女アニメではない。アニメで観させられたカップリング連中は醜く、感情的に欲望をぶつけ合う。鬱陶しく思っていたり、妬んでいたり、見下していたり、眼中にないと明言されたり。アニメ内で唯一歪みなく互いを想いあって終わっていた主人公二人、ひかりと華恋も例外ではなく、お互いの本音を吐露する。
片方が本心を――自分自身を演じた時、舞台の上では相対する者も自分自身を演じなくてはならない。空の器と自分を揶揄する天堂真矢も、本心でぶつかってくる西條クロディーヌの前では「感情にまみれた醜い姿」の自分自身を演じなくてはならない。そうして本心でぶつかり合う舞台少女たちの美しさを演出含め評価したい。「観客はそれが見たいのよ」とはまさにこのことだ。

レヴュースタァライトを演じきってしまった愛城華恋は「探しに行きなさいよ、次の舞台、次の役を」というひかりからの言葉に頷き、レヴュースタァライトは幕を閉じる。のんのんびよりを視聴した時の感想に似てしまうが、本作はところどころに含まれているメタ要素も相まってアニメの中のキャラクターに過ぎない彼女らが、アニメが終わってもキャラクターたちの人生は続くをことを考えさせられる。悪魔である西條クロディーヌに自身を空っぽの器と揶揄する天堂真矢が心を奪われることや、舞台上で自分自身を演じる、魂のレヴューなどから魂というのが強調されており、それは彼女らにも魂があり、アニメという枠を超えて生きていることを示唆しているのかな、とも思った。

なんか難しいこと言いたくなっただけで本心は「おもろいから見ろ!」だ。
★オススメ度 - 10点中10点

ダンジョン飯

ダンジョン飯

アニメ、まさかの24話で終わりでしたね…。(2024/06/25)
2クールといったら25話だと思っていたため存在しない25話を探していたら24話で終わっていたという事実に涙を流しています。今考えると確かに24話の終わり方でも違和感はないなぁとも思うが、もう1話くらい全然あってもいいと思ってしまった。
ちなみに2期が決定しているらしい。嬉しい!

私は飯系のアニメをほとんど見たことがないが、「幸腹グラフィティ」と「衛宮さんちの今日のご飯」が面白かった記憶がなんとなくあったため視聴。異世界という存在しないファンタジーの世界で、モンスターという存在しないファンタジーの生物を調理し、ダンジョン飯という存在しないファンタジーの料理を食している様を見る、冷静に考えると謎すぎるアニメだが、知りえない空想上の料理に対してお腹が減る――飯テロをされるという脳がバグる内容でとても面白かった。

ストーリー性もしっかりとあり、1話から主人公の妹がドラゴンに喰われる「ダンジョン飯」というタイトルからは想像もできなかった展開で始まる。ただ飯を食うだけでなく妹を救出するストーリーもあるため飯系アニメが苦手な人でも最後まで楽しく見られると思う。
ちなみに私はマルシルの表情がコロコロと変わるのがめちゃくちゃ好き。マジでかわいい。
★オススメ度 - 10点中9点

無職転生 異世界行ったら本気だす

無職転生

なろう克服編第2章開幕。友人に「お前が絶対好きなアニメ」とおすすめされ仕方なく見たアニメ。なろう系は去年「異世界転生は2度目です」を見てしっかりとおもんなくて後悔した以来である。しかし、異世界転生、なろう系を克服するのは現代のオタクには必須といっても過言ではないほど人気のジャンルなため再度なろう系を見ることを決意した。

結論から言うと、ドハマりした。(2期1クールまでの視聴)
引きこもり要素は正直いらないが、異世界転生の良さが序盤に詰め込まれていてめちゃくちゃ面白かった。34歳の大人が生まれたての赤ちゃんとして異世界に転生したという設定のため、身体は不自由だが知識があり言語を1年ほどで習得する。また異世界で初めて魔法を知り、5歳になるころには魔法学の本を漁るようになり独学で魔法の鍛錬をする。この二つが異世界転生という要素を上手く使っていると思った。さらに、無詠唱での魔法や魔力量といったチートさながらの能力も、「子供の時から魔法の鍛錬を行った」から膨大な魔力量に無詠唱発動までできるといった理由が常にあるため違和感なく視聴できた。なろう系と言えば転生する際に女神によりチート能力を与えられその力で無双する、という偏見があったため無職転生のガキパートは見ていて飽きなかった。ロキシーという家庭教師を雇った後も、その特異な能力を自慢するのではなくちゃんとした魔法を教わる姿がとても良かった。

ここから先はネタバレになってしまうため、もしまだ見てない方がいたら飛ばしてほしい。無職転生を見ろ。

再三言ってはいるが、私は恋愛ものが大好物だ。そんな中で無職転生は1クールを使って恋愛に発展させる=セックスまで持っていくのがとても上手いと思った。ハーレムものというほど女キャラは登場しないが、3人のヒロインが出てくる。その中で二人とヤっているため「不倫浮気二股は死刑」派の私からすると本来は主義に反する。多分今後の展開で3人目ともするのだろう。しかし、このアニメはセックス自体に意味があり、恋愛という甘酸っぱさを上手く表現している。主人公自身も苦い経験をしているのだ。もちろん、元引きこもりが異世界転生して女を侍らせると言えばキツイが、その考えが邪魔してこないくらいには内容が良かった。

また、主人公は最強ともいえるほどに強いのだが、魔法ではなく剣の才で主人公を上回る者がいれば、主人公をも超える魔法使いも現れる。主人公自身も最強魔法で全てを解決するわけではなく、地の利を生かした攻略等をするためファンタジーとして優れたアニメだと思った。

元々今年はなろう系克服のため何作品か見ようと思っていたが、無職転生を見てからアマプラのおすすめがめちゃくちゃなろう系をすすめてくるので一気になろう系を見たいと思う。有名どころはとりあえずめちゃくちゃ面白いことを知ったので、あまり聞かない作品等も聞きたいと思う。

関係ないが、作中ギルティギアが出てきてニッコリした。LET'S Rock!
★オススメ度 - 10点中10点

魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

魔王学院の不適合者

「やったか!?」というフラグを立ててるのに本当に"殺っている"アニメ。ワンパンマンを始めて見たとき軽いパンチで迫力ある爆発が起き敵が破裂したのも面白かったが、不適合者は瞬きで敵を倒し心臓の音でダメージを与えていてゲラゲラ笑った。なんだよそれ。

聞いたことがあるタイトルにしてはあまり刺さらなかったのが正直なところ。しかし、私が見てきた最強系主人公の中でもぶっちぎりで圧倒的な強さだった。敵と主人公のパワーバランスが異常なまでに離れている。しかし、それ以上の感想は特にない。無職転生の後というのもあるが、2期からは少しダレた。逆に言うとこれぞなろう系という作品の中では面白い方だと思う。
★オススメ度 - 10点中5.5点

転生したら剣でした

転生したら剣でした

サムネの可愛い女の子に魅了されて見始めたアニメ。ある日トラックに轢かれた主人公が目を覚ましたら剣に転生していたという内容。タイトル通りである。今まで人として生きてきたのに急に無機物になるのはさすがにしんどそう。

世界観はステータスが表示されたりアナウンスが流れたりと、異世界というよりRPGの中といった感じだった。主人公は「異世界転生もの」を前世で見ていたのか、チート能力が身に付いているか等を最初から気にする。結果としては鑑定スキルと自己修復、念動念話などの便利スキルを持っている。この念動の力を使って武器となった自身のレベルを上げていき、いつか装備してくれる人に喜んでもらおうと努力する。
その結果、最初から持っていた「スキル共有」が活き、装備者となった黒猫族のヒロイン、フランと旅をすることになる。

私はどうやら最初から強い無双系よりも少しでも努力描写があったほうがのめり込めるらしい。また、このアニメは転生者の努力描写だけでなく、装備者となったフランが頑張って敵を倒していくシーンもあるためかなり楽しめた。何より、悪い人が全然出ないし悪い人が出たら懲らしめられるので気分が良い。
★オススメ度 - 10点中6.5点

豚のレバーは加熱しろ

豚のレバーは加熱しろ

豚のレバーは加熱しろ。おっしゃる通りです。ある日豚のレバーを加熱せずに食べ、気を失った主人公が目覚めた場所は豚小屋で、「豚さん」と呼んでくる美少女のおまけ付き。どうやら転生したら豚になってしまったらしい!というアニメ。とにかくヒロインのジェスが可愛い。ジェスに限って言えば作画が神がかっている。

豚になってしまった主人公や、剣と魔法の世界のわりにそんな派手なものがなかなか出てこない作品だが、内容はかなり心にくるものだった。内容自体を説明してしまうとアニメ放送範囲全てのネタバレになってしまうし、なによりめちゃくちゃ長くなってしまうため割愛する。

豚になった主人公を献身的に世話するジェスは、心を読む能力を持っており、主人公のオタク発言(思考)全てを聞いている。キモオタ感が半端ない喋り方なので結構キショいが、ジェスは裏表ない主人公の態度を気に入り心を開いてくれる。そんな二人のいちゃラブ純愛ファンタジーアニメであり、物珍しさも含めて好きなアニメとなった。アニメ放送範囲でも伏線回収がしっかりしているというか、1クールで十分楽しめる内容となっているためおすすめしたい。しかし、終わり方はまだまだ先がありそうなので原作がある「小説家になろう」を見るか迷っている。2期に期待しながら待ちきれなかった時に見ようと思う。
★オススメ度 - 10点中6.5点

蜘蛛ですが、なにか?

蜘蛛ですが、なにか?

今作は驚くことに転生者が主人公だけでなくクラス全員が転生していた。他作品とは違い一度に大量の人が転生している設定のため、魔王側についた転生者vs勇者側についた転生者で争いが起こることを考えるとかなり先が気になる。蜘蛛になった主人公以外にも焦点が当てられているため今後の争いに期待。期待というか、アニメ1期のみだと良いところで終わるし、アニメ放送最後のオチは予想できてしまうため終わった感じがせず気持ちよく見終わることはできなかった。

1話開幕、現実で転生ものが流行っており主人公自身が転生した時にすぐ転生したと気付く。さらに転生前にラノベを読んでいたためか、鑑定スキルが強いということも知っており「鑑定スキルがあればなぁ…」と口ずさんだ結果、アナウンスが入り鑑定スキルを手に入れる。今作の主人公の発言や「転生したら剣でした」での発言から、なろう系作品を好むオタクの中では「鑑定スキル」がチート級に強いことが共通認識としてあることが分かった。

また、「転生したら剣でした」と同じRPGの中に転生した作品であり、まだ6作品目だがゲーム内への転生ものも少なくないと考えられる。
私個人としては「スキル」「ポイント」などメタ的な要素があるより、無職転生のような異世界で学び経験を得て法学の知識から魔法を使う、といったものの方が好みということが分かった。

どうでも良いがCV悠木碧に「魔法少女になってと言われたらYESと言っちゃいそう」と言わせてるの神。OPもクソ電波曲で良い。
★オススメ度 - 10点中7点

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

友達と異世界転生ものを探しているときにたまたま見つけたアニメ。世界一の暗殺者が自分の組織に裏切られ死んでしまい異世界に転生する、というアニメ。転生する際、女神様から一つの条件があり、その内容が「人類に厄災をもたらすと予言された勇者の抹殺」。新たな人生では他人の道具ではなく、自分自身の人生を歩みたいと願う主人公は女神からの条件を呑み、転生した世界で新たな人生を歩むことを決意する。

アニメ1話冒頭、イケおじが出てきて主人公かっけぇ!なんて思っていたのも束の間、主人公は転生先でただのイケメンになってしまって少しがっかりした。
転生先はある暗殺貴族の家系であり異世界最強と謳われた暗殺者一族で、その父から教わる秘術と魔法、そして前世で経験してきた幅広い知識と経験が相乗効果を生み最強の暗殺者となる話。

暗殺者なのか…?という疑問が残ることはあったが、魔法を使った暗殺者ならではの殺し方でワクワクした。転生する際に選んだ能力、新しい魔法を開発する力で銃を制作したり、大砲を制作したりなど異世界で手に入った能力を存分に使いながら、過去の経験も生かして戦う戦法が面白いと感じた。しかし、イケおじを期待していたためやはり少しがっかりだ。
★オススメ度 - 10点中6.5点

最強陰陽師の異世界転生記

最強陰陽師の異世界転生記

魔王学院の不適合者と同じく前世で自他ともに認める"最強"だった主人公が転生し、剣と魔法の世界で無双するアニメ。「RECONNECTION」というOPがとにかくかっこよく、さすがangelaと思った。また、EDも少し凝っており声優さんが話数によって代わっていたのも良かった。
ちなみに原作のタイトルは「最強陰陽師の異世界転生記 ~下僕の妖怪どもに比べてモンスターが弱すぎるんだが~」らしい。はぁ。

久々に最強主人公を見たが圧倒的強さで敵を葬り去る戦いになれると意外と面白い気がしてきた。ただ、面白いかと言われるとおすすめするほどではないかなといったところ。
★オススメ度 - 10点中6点

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

ラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすようなアニメ。タイトルの通りである。テンポがとにかく良い。見終わってこれを書いているときにふと気づいたが異世界転生系じゃない。やらかした。まぁ無双系だしタイトル的になろう系っぽそうだし良しとする。

ラスダン前の村の中では最弱の主人公ロイドが軍人になるため王都に向かい、一般人相手に無双する。身体能力抜群、古代魔法も完璧、おかげに家事も完璧。自分の強さを勘違いした村人による無自覚最強ファンタジー。言ってしまえばそれだけだが、ショタ好きにはド刺さりするかもしれないのがこのアニメ。かわいらしい見た目で敵をワンパンする姿が最高だ。
★オススメ度 - 10点中6点

私、能力は平均値でって言ったよね!

私、能力は平均値でって言ったよね!

トラックに轢かれるのは転生名物らしい。モブの声優が棒読みの時もありちょっと気になったりしたが、主人公は現代のネット用語を使ったり冗談を言っていたりして面白かった。主人公が女だとキショさが萌えで激減されるから良かった。

内容はほとんどきらら系列。タイトル通りだが、古竜種や神を含む異世界にいる生き物全ての中での平均の魔力量で、人間としては異常なまでの能力を発揮してしまう。魔法が存在する異世界で主人公が望む「普通の幸せ」を求めて奮闘するアニメ。

久々の日常系、というかきららよりの作品を見てニコニコできた。しかし、よくある日常系アニメとは違いこちらは転生、なろう系である。いつも通りの豪快に敵を葬る様がある一方できらら系列の仲良しこよしなゆるふわ冒険ファンタジーが見れて良かった。気楽になろう系を見たい人におすすめしたい。
★オススメ度 - 10点中6.5点

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 - ★オススメ度 - 10点中8点

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」を見たときから気になっていた転生しても弱い主人公のアニメ。たとえばラストダンジョン前(省略)の主人公はめちゃくちゃ強かったが、今作は本当に弱い。

生まれて5歳になるとスキルを与えられる世界で、主人公に与えられたスキルは魔物を手懐ける「テイマー」だが、スキルのランクが最弱の星なしで、不吉な子供として村から追い出されてしまうところからストーリーは始まる。ゴミを拾いながら冒険の旅を始めるという今まで見てきた中だとかなり特殊なアニメだった。

さらに他のなろう系と違い、転生者ではあるが脳内に別人格として転生者がいるような設定のため他作品とは違ったところに良さがあった。転生という設定を付けないと売れないのかな、と邪推してしまうほど今のところは転生という設定が関係ない。

一応、おとぎ話で「異世界からきた子供だけが使える古い魔法」があるらしいため今後関係してくるのかもしれない。なろう系をかなりの量見てきたが、どの作品も「その先が見たい!」となってしまうほど途中で終わってしまう中、今作のストーリーは12話で綺麗にまとめられており、アニメ単品で楽しめた。もちろん続きも気になる展開のためかなり評価できる。
★オススメ度 - 10点中8点

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

悠木碧だ!可愛いね。蜘蛛のアニメもそうだけど悠木碧が歌う曲は電波曲でめちゃくちゃ好きです。オタク向け。10話の音楽回で簡単に感動してしまった。内容はもちろんタイトル通りである。転生先で不死となった主人公がのんびりスローライフをするのだが、日課のルーティーンとしてスライムを常に倒し続ける。300年ほど続けたところでレベルは最大の99になってしまったという話。

「私、能力は平均値でって言ったよね!」と同じく女の子がゆったり仲良く過ごす異世界きらら系である。サムネではそんなにキャラクターが登場していなかったが、思ったより家族が増えるため序盤のキャラ紹介編は楽しく見れた。
★オススメ度 - 10点中6.5点

転生王女と天才令嬢の魔法革命 - ★オススメ度 - 10点中9点

転生王女と天才令嬢の魔法革命

女性が主人公の転生系を見ているからか、おすすめに突如現れたアニメ。1話のサムネが可愛くてついつい視聴。魔法が当たり前にある世界に転生するも魔法が使えない王女として生まれた主人公アニスフィアと、魔法の天才と噂される完璧な公爵令嬢だが、主人公の弟、アルガルド王子に婚約破棄をされてしまったユフィリアが出会う。夢ある未来のために助け合い、時に喧嘩をしながらも奮闘するアニメ。

私が転生系を見始めて求めていたものに今一番近いアニメだった。去年見た「異世界転生は2度目です」以来12作品も転生系を見てきた中で私が求めていたものは
・前世の話はなるべく出てこないほうが良い
・RPGの世界観よりはSF、ファンタジーが好ましい
・最強になっても良いが強くなる過程が欲しい
・周りのキャラクターが舞台装置になっていない
・国家間対立がない
・武器は格好よく魔法は煌びやかに
なのだが、この作品には全てが詰まっていた。さらにそこに私が元々好きな要素として「主人公が異常なほどポジティブ」「恋愛要素有」も含まれているためなお良かった。欠点としては百合作品だが、純愛であれば私はなんでも大歓迎のため最後までニコニコしながら観た。
★オススメ度 - 10点中9点

転天1話作画

英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

英雄王、武を極めるため転生す

無駄にぬるぬる動いていてすごかった。もちろん内容はタイトル通りである。死ぬ前に「次の人生では自分のために行き、限界まで鍛え抜いてみたい」と強く望む英雄王が美少女転生して最強騎士になり無双する。アマプラのあらすじにもあるが異世界最強TS転生ファンタジーだ。

別段面白くなかったわけではないが、そんなに記憶に残らなかったアニメ。正直このアニメを見ているときめちゃくちゃ眠かったのはある。
元気なTS女の子が異世界でドタバタ敵をなぎ倒す、以上だ。
★オススメ度 - 10点中6点

異世界食堂

異世界食堂

めちゃくちゃ好きだし2期の存在を知らず1期を見終わった後、悲しくなったくらいには面白かったアニメ。なろう系、というか転生系ではない気もするが、まぁギリ転生しているということにした。

しかし、とても感想を書きにくい。飯が美味そう!で感想を片付けたいが思ったよりハマってしまった。基本毎話客としてくるキャラクターが違うため、最初は1話1話楽しめる系か~と思っていたが、後半になるにつれ各キャラクターが常連客としてちょっとした関係を持っていくのがとても良かった。

また、作品自体が異世界人に地球食を提供するアニメのため、「日本食を食べて感動している外国人」を見たときと同じ嬉しさがある。2期の3話でガキたちが隣の亜人等に話しかけるシーンがあるが、それがまた良い。ゲーセンで職種関係なく対等に話すと聞くが、それに近い良さがあった。

ただ、子供が苦手な私からすると2期からガキがずっと出てきて気分悪かった。が、2期は全体的に常連客の絡みが圧倒的に増え1話ごとに楽しめるのはもちろんだが、続けてみると大衆居酒屋のような良さがある。
★オススメ度 - 10点中8点

便利屋斎藤さん、異世界に行く

便利屋斎藤さん、異世界に行く

twitterで見たやつ!!と嬉しくなったアニメ。私の好きな漫画家 一智和智さんが書いている作品。絵柄がとても良いしTwitterで読めるよう4ページ分くらいでオチが毎回存在している。序盤は短編で細かく面白いシーンがいくつもあり、後半のダンジョン攻略は長編となっている。

私は漫画版をおすすめしたい。本当に絵柄がかっこいいのだ。アニメ自体はまぁ平凡な感じで良くも悪くもよくあるアニメとして落ち着いている。個人的には満足できる内容だった。
登場するキャラクターにそれぞれ関係性があるしその背景もよく練られているし、ダンジョン攻略編では登場したキャラクター同士が出会い協力するので胸アツ展開にもある。最後まで見るとかなり面白い作品だ。
★オススメ度 - 10点中6点

転生したらスライムだった件

転生したらスライムだった件

なろう系嫌いを克服しよう編最終章。なろう系の中だとかなりの知名度を持っている「転スラ」と「このすば」を見て一旦の締めくくりにしようと思い見始めたが、本日(2024/05/27)まだアニメが終わっていないことに気づいた。異世界転生、なろう系はリアタイ無理勢が今一番手を出してはいけないコンテンツだったのかもしれない。そう、今期は無職転生、不適合者、転スラ、このすばと名立たるなろう系メンツが放送中なのであった。ただでさえ毎週苦しみながらダンジョン飯を耐えているのに完結するまで上記4つを見れないのはさすがに精神が持たない。それと同時に私はなろう系にハマっていると改めて自覚できた瞬間でもあった。

アニメの感想としてはとにかく面白いが、テンポが悪い。現状の説明や各陣営の思惑を事細かに映像化するためその分戦闘への入りが異様に長く感じた。かと言ってそれが悪いということではない。様々な思惑が入り混じった混戦だからこそ最後になろう系お得意の無双が決まり、
最後にはでかい感動が得られる。序盤のテンポ感で話が進めばかえってチープになっていた可能性もある。人によってはダレると感じるかもしれないが、個人的にはド刺さりしたアニメの一つとなった。

スライムだから当たり前かもしれないが、序盤から最強系ではなく序盤は「蜘蛛ですが、何か?」に近いストーリー構成となっている。そこから魔王になるまで基本的に負けなしなのだが、ミリムが登場した時は相当アツかった。「こいつ、俺の10倍は強い」からしか得られない栄養素がある。2期以降は話がややこしくなっていくため時間がある時また見直したい。なろう系気になってるけどなんか恥ずかしい、気乗りしないという方はぜひ「無職転生」か「転スラ」を見て欲しい。

これは話がそれるが、なろう系を書いている人が格ゲー世代なのか無職転生に続いて転スラにも格ゲーが出てきた。作中、急に波動拳竜巻旋風脚昇竜拳のスペシャルコンボをやられたらさすがの私も横転。フルコンからのカメハメハ〆でリーサルだ。ちゃんとEDで協賛にCAPCOMがありニコニコできた。
★オススメ度 - 10点中9点

慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~

慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~

世界を救済する役目を負った女神が召喚したのは慎重すぎる勇者。スライムにも全力を尽くす勇者と ネタ枠の女神が送る異世界救済アニメ。この作品もステータスが見えるRPG世界に転生する。

序盤中盤の敵が露骨に弱く(主人公が強く)これぞなろう系だよなぁと思いながら見ていたが、最後の展開は予想を裏切ってきてかなり好きだった。
1期で完結させるためかテンポが速く、速いテンポと女神のギャグが良い方向にマッチして見ていて飽きなかった。また他なろう系作品はこっから面白いぞ!というところでアニメが終わることが多いと感じているが、慎重勇者はしっかりと完結に持って行ったため満足感がある。

そしてそのオチの内容も主人公がなぜ異常なほど慎重なのかの理由が解き明かされる、だけでなく女神との関係性や他登場人物との関係性なども全て解き明かされるため1作品でしっかりと楽しめる内容だった。魔法の演出は微妙だが、武器に関しては多種多様な武器が出てきてそれなりにかっこいいため高評価。BGMやSEがテンプレ使いまわしといった感じが少し残念な点として挙げられる。
★オススメ度 - 10点中6点

OVERLORD

OVERLORD

仮想現実体感型オンラインゲーム「ユグドラシル」がサービス終了し、最終日まで遊んでいた主人公がこのゲームの世界に転生するというアニメ。異世界転生系でもRPGの中に転生してしまう作品がいくつかあるが、このアニメはちゃんとゲームの中に転生している。しかし、ゲームの中と言っても何故かギルドの外は見たことがない景色が広がっていた。つまり、ギルド内のNPCたちと自分のアバターだけ異世界に転生したっぽい。敵キャラとして登場するモンスターはユグドラシル内の敵も含まれており、何がなんだかわからないという状態だ。

めちゃくちゃ面白いわけではないが、シーズン4まで続いていることから相当名作なのだろう。ギルド内NPCの主人となった主人公が自分たちで作ったNPCにチヤホヤされているのがなぜか2010年代の石鹸枠を彷彿とさせる。と思って1期の年代を確認したら2015だった。これがオタクの"嗅覚"である。

設定が他なろう系よりも凝っているように感じてそこは評価したいと思った。転生条件から真新しく感じる、実際は古いのだが。SAOが好きな人とかにおすすめできるかなぁ…?と思っている。
★オススメ度 - 10点中6.5点

幼女戦記

幼女戦記

友人におすすめされて視聴。お前異世界転生ものだったのか…!!そしてまさかのCV悠木碧でガッツポーズした。異世界転生、なろう系の主人公として選ばれがちじゃないか、と少し思うところもあるが好きな声優が出ると私も嬉しいので良しとする。

このアニメは私には内容が難しすぎてコミーが共産主義者への蔑称ということしか理解できていない。が、1話冒頭の始まり方がオシャレすぎて見入ってしまった。というのも、このアニメは戦争の話だ。M1ガーランドとかkarのような木製でコッキングが必要な年代の銃でドンパチと塹壕戦を繰り広げる極めて静的な戦争シーンから始まり、私には合わないかなぁなんて思っているのも束の間、空に浮かんでいる主人公の詠唱が始まり敵陣営を火の海にする。手に持っているkarのような武器は一体なんなのか。一気に魅了された作品。

とにかく戦争、次に戦争、最後まで戦争のため好みは分かれると思うが魔法ありの近代的戦争は魅力あふれると思う。やってること大体CoDBO3だ。
★オススメ度 - 10点中7点

陰の実力者になりたくて!

影の実力者になりたくて!

友人におすすめされたアニメ。き、きめぇ~~~~~~~。とてつもなくキモかった。中学生の妄想をしっかりと描写するソレは最高にキモく、さらに異世界転生をするというのにマッチしており序盤おもんなさとキモさで初めて1話切りをしようか迷ったほどである。

内容としては陰の実力者になりたいだけのいわゆる中二病をこじらせた主人公が異世界に転生し、念願の「陰の実力者」設定を楽しむだけのはずが、妄想で作り上げた闇の教団が実際に存在しており、主人公は勘違いで本当に闇を払ってしまう、という作品。なろう系のアンジャッシュとも言われているっぽい。

序盤中盤はキモいアニメだぁ…と苦しんでいたが、このキモさに慣れ楽しみ方を理解してくるとかなり面白い作品となった。そして2期の最後、私が転生ものを見てきた中で初の「魔法が使える状態のまま現世の地球に戻ったら地球もおかしくなっていた展開」でアニメが終わる。オタクの妄想すぎる。誰もが妄想するであろう展開を恥ずかしげもなく堂々とやるキモさに拍手を送りたい。

しかもここまでオタクの妄想をしながらも主人公は名を隠しているため表の世界で賞賛されずチヤホヤもされない。なろう系は主人公が無双してスカッとし、チヤホヤされてるところまでセットで楽しむものだと思っていたがこのアニメはそこでも我慢をさせられる。いつか正体がバレて「あいつがこんなに強かったのか…!!」展開になることを想像すると楽しみがすぎる。

正直私はあんなにも嫌悪し、見たくないと思ってたこのアニメを気に入り、さらには続きが気になっている。2期の最後、魔法の影響を受けた地球に帰還した主人公はその世界を救うのか、異世界転生先の世界に戻るのか、とにかく3期を期待したいと思う。気になる。
★オススメ度 - 10点中8点

月が導く異世界道中

月が導く異世界道中

友人におすすめされたこれこそなろう系!!と言える作品。異世界転生して最初から周りと一線を画す力で無双しながらも謙虚に生き、周りの人望を集め種族で正義と悪を区別せず己の信じた道をただ進む、久々の正統派なろう系はとても良かった。いつの間にか私はこれを求めている。

ありえない強さだが知識がないため最初は荒い攻撃で、しかしそれでも強く初手から最強の味方をゲットし、亜人の街を作っていく転スラに近い作品。1期に比べ主人公のブサイク設定はどんどん忘れられていくが、まぁ元々ブサイクには見えないため許せる。

それよりも勇者サイドの弱さが際立っていて少し悲しい。それと主人公と勇者の一人が知り合いのため早く掛け合いが見たいところ。現時点で2期の20話だがめちゃくちゃ良いところで終わっているため辛い。というかアニメを見る前に最終話まで公開しているか確認するのを毎回忘れる。つまり私は今、「無職転生」「不適合者」「転スラ」「異世界道中」なろう系克服編最終話としてみようとしている「このすば」が今期アニメとなっている。何度もいうが私はリアタイが苦手なため本当につらい。マジで後悔してる。
★オススメ度 - 10点中7.5点

魔法科高校の劣等生

魔法科高校の劣等生

今は異世界転生系以外今見る気ないんだよなぁと思いつつも、友達におすすめされたため視聴。原作は「小説家になろう」で連載されていたらしくなろう系ならまぁいいかと思い見てみたら以外に面白かった。

内容はいたってシンプル。劣等生と称される主人公司波達也が物事を全て解決し「さすがお兄様!」と褒められるアニメ。正直なところ、このなろう克服編の間に見ていなかったら胃もたれしていたと思う。

思ってたよりもハーレムしていなくて驚いた。いや、それなりにしているがもっとこう、「登場する女全員に好意を寄せられる」系のアニメかと思っていた。ハーレム要素はほとんどなく、妹一筋である。禁断の兄妹愛は良いね~~とオタクスマイルでニチャニチャできるが、当人たちは恋愛的意味合いを否定している。私は姉がいるが、嫌悪感なく見れた。妹がいる人が見たら嫌悪感を感じるのか気になる。

SAOと同じく見てみれば面白いが、インターネットでネタとして擦られすぎてみる気になれなくなった人が多いのではないだろうか。まだ見ていない人いはぜひ今一度検討してみて欲しい。
★オススメ度 - 10点中7.5点

異世界のんびり農家

異世界のんびり農家

今期アニメもそろそろ最終章にさしかかり、なろう克服編も終わるため久々にアマプラおすすめの異世界転生系を視聴。死の森という厳しい土地に転生した主人公がのんびり農家ライフを過ごすアニメ。登場するキャラほとんどが女性キャラクターで久々にガッツリハーレムアニメを見た。

しかしハーレム系の割には胸を強調したり風呂シーンでイチャイチャしたりする性的描写は全くなく、本当にのんびりと農業を楽しむだけのアニメだった。襲ってくる敵も3分経たずに仲間にするか撃退して飯になるか、国家間争いも主人公の脅威に怯え友好関係を結ぶのみ。書いていて何が面白いのか分からなくなってきたが、こののんびり気ままなストーリーの中、可愛いキャラが続々と増えていくのが良いのだろう。当然キャラが多すぎてルール―シール―以外覚えていないが。作画はかなり好みで特に軽いギャグシーンに使われるデフォルメ絵が可愛かった。

物語終盤、急にヴァンパイアが処女受胎してガチ意味わからんかったけど調べてみたら主人公が神から賜った超健康な身体=絶倫により、ヒロインが交代制で性処理しているということらしい。原作だとあほほど嫁がいるらしくて逆に気になっている。ちなみに原作だと子供もどんどん生まれているらしく、一夫多妻制の世界観のようだ。
つまりヴァンパイアのルーと出会った初日でセックスをし、主人公が絶倫すぎたため昼間は少女の姿をしていたということになる。ルーが作中発言した「自重してほしい」というのは少女の姿をして襲われないように自衛していたわけではなく言葉の意味のままセックスを自重してほしいということだった。ということは天使族に住むよう説得したのも身体が持たないからなのかな、と少し思った。ここまで突き抜けたハーレムのくせしてアニメでは一切濡れ場がないのは逆にすごい。
★オススメ度 - 10点中6.5点

農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。 - ★オススメ度 - 10点中3点

農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。

農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。らしい、良かったね。転生系かと思ったらRPGの世界観なだけだったっぽい。小説家になろうで連載しているためなろう系ということで視聴。1話視聴時はアクションシーンが微妙で、絵柄が好みではなく主人公の声もあまり好きなものではなかったので見るか迷ったが、1話見たら全部見ると決めていたため諦めて視聴した。

私は声優に関して詳しくないため批評したいわけではないが、今まで有名どこの人気アニメを見ていたため耳が肥えてしまったのかとても声優が気になってしまった。どこか棒読みというか、感情がこもってないように感じてキツイ~となっていた途中、急に田村ゆかりの声が聞こえてニッコリした。ありがとう。

1話でステータス画面が表示されたりスキルがLv.10になったりとRPGよりのストーリー展開かと思っていたが別にスキルを獲得するわけではなく、グーパンで敵を倒すのみ。なろう系の楽しみ方を理解していたつもりだが正直あまり面白くなかった。

1期のオチも微妙で多少良い展開はあったが先がとても気になるわけでもなくまぁ…という感じ。特に感想はない。

EDは可愛い。
★オススメ度 - 10点中3点

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

サムネの絵が好みのため視聴。ゲームの世界に転生し、魔王としてあーだこーだするアニメ。大体オーバーロードと似てる。違う点としては展開がエロゲみたいなところ。エロゲやったことないけど。
何故か2010年代のアニメを彷彿とさせる内容で少しニッコリできた。

エロシーンと言ってもそこまでエロいわけではなく喘ぎ声が多いだけで「お兄ちゃんはおしまい!」や「明日ちゃんのセーラー服」のほうが"性癖"が詰まっていると感じた。多分手マンをしたと思われる描写があるが、まぁ大事な場面なので露骨にエロ!というわけではなく成り行きで仕方なく、といった感じだ。いや、でも冷静に考えるとエロかったか……。親の前で見るのは憚れるがエロ描写嫌いな人でもギリギリ見られる程度だと思う。

転生前の主人公が引きこもりのコミュ障だったためまともに人と会話することができず、ゲーム内で演じていた魔王口調でギリ人と話せるレベルのため魔王ロールプレイをしながら人と関わっていく、という点は理由付けとして許せる範囲で良かったが、その設定必要か…?と思う場面はちょいちょいあった。内容は特に面白いと思ったところがないが、登場する女の子が可愛いので最後まで見れた。異世界転生、なろう系といったらこれだよなぁ~と思いながら見た。
★オススメ度 - 10点中6点

七つの魔剣が支配する

七つの魔剣が支配する

無職転生や魔法科高校の劣等生をおすすめしてくれた友達からの勧めで視聴したアニメ。調べたところ小説家になろうで連載されていたため視聴を決意した。作画はとても良く、楽曲もめちゃくちゃ良い。1話からワクワクする作りだった。

卒業までに2割の生徒がリタイアすると言われる名門魔法専門学校に入学した主人公たちが入学式のある一件から出会い、様々な出来事から協力し助け合うことで解決していく王道ストーリー。なろう系のくせして主人公が特別強いわけではなく仲間と助け合いながら進んでいくストーリーはとても見ていて面白かった。

特に面白いと感じたのは何事もそつなくこなす器用貧乏と称される主人公が魅せた奥義。本来主人公がかっこよく魅せる場面は1話の視聴者が多いタイミングや最終回の盛り上がるところなどで披露し、敵を圧倒して賞賛される展開が多い中、このアニメは物語中盤のワンシーンで一度だけ披露する。それも仲間やモブのいないところで披露するため賞賛されるわけでもない。視聴者のみがカッケェ!と思える作りで主人公は普段の生活に戻るのが良かった。

その場面で主人公が魔法学校に入学した経緯となる復讐の理由が紹介される。復讐の対象は6人ほどいるのだが、アニメ15話の内主人公の目的は1人殺害することしか達成されていないのだ。
原作を見ていないためわからないが多分、友情を深め仲間を想い助け合う、そういった出来事から主人公がいざラスボスと戦う時に「俺たちは仲間だろ!」展開に流れることが予想される。そのためアニメ放送範囲は友情を深めるのみであまり意味のない内容なのだが、このアニメ自体は主人公の復讐劇に焦点を当てていないためか仲間と友情を深めるシーンも楽しめた。なろう系の中でもかなり面白いと感じた作品だ。
★オススメ度 - 10点中8点

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する

タイトルきめぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
「七つの魔剣が支配する」をおすすめされるついでにおすすめされたアニメ。タイトルがキツくて見るか迷った結果、見る順番を間違えた気がする。

転生方法は珍しく、家にあった謎の扉から転生することができるタイプ。転生先はRPGの世界観でいつも通り最初にスキル「鑑定」を手に入れる。初めての異世界で最強武器を手にし、Lv.300の敵を倒した結果一気にLv.100まで上がり、その日の夜にブサイクだった見た目が変わる。それは許すが身長が伸びたのは許せない。簡単に身長が伸びると思うなよ。

いじめられていた主人公が異世界で力を手に入れ、ブサイクな外見を努力で解決せず異世界パワーでイケメンになり、現実世界に戻ってからは美少女を助け、火災の中また美少女を助け、学校に入ってきた不良たちからまたまた美少女を助けるという「陰の実力者になりたくて!」も驚きのキモいストーリー構成だった。「影の実力者になりたくて!」の様にキモさをわかっていながら描写されるのとは違い、多分この作品は本気(マジ)でかっこいいと思っている。オタクの妄想系には慣れてきたと思っていたがここまで本気になられると私個人としては目を瞑ってしまうほどにキツかった。また、おすすめされた段階ではデブが異世界での特訓によりダイエットに成功する流れだと思っていたため異世界パワーで骨格含め別人のように変化するのはかなりショックを受けた。

世界観もルッキズムがかなりひどく、ストーリー序盤の主人公がブサイクな時は街中でボコボコにされ、血を流しても警察は何も関与しなかったくらいブスに厳しい世界で、逆にイケメンになってからは外を歩くだけで噂をされ周りの扱いも変わる。これでもかというくらいルッキズムな世界観になっている。
祖父から「良いことをしなさい」と言いつけられていたり、エリート高校の学生は皆人柄がとても良いと、内面こそ重視すべきという雰囲気を出しておきながら現実世界はかなりの外見至上主義で、善行をしてもイケメンでなければ評価されないような世界になってしまっている。

一応、なろう系を数作品見て慣れたのかオタクの妄想ストーリーも楽しめるためギリ面白いと感じた。が、メインヒロインの「かおり」が結構ウザく、他ヒロインもテンプレという感じで目新しいものがないしマイナス評価といった感じ。作画は綺麗だしOPめちゃくちゃかっこいいし声優も多分良かったためストーリーだけが残念だった。OPに関しては個人的にドストライクな楽曲のためぜひ一度聞いて欲しい。
★オススメ度 - 10点中3.5点

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。 - ★オススメ度 - 10点中7点

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

ゲームの世界、「君と一筋の光を」の中に転生してしまった主人公。転生した先は乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王プライド・ロイヤル・アイビーのため、やりこんだゲームの記憶で悲しい結末を回避するために奮闘するアニメ。なろう系にはいくつか種類があるが、悪役令嬢系もジャンルの一つになっているくらいには人気みたいだ。

ラスボス女王として転生してしまったが故に「悲劇の回避をしなくては」と作中何度か言っているが、転生前の人格がラスボス女王を乗っ取って民のため尽力し、将来敵となるはずの男たちを手駒にしているからもう回避できてね?と疑問に思う。それでも主人公は自分を信じられないのか設定された姿におびえ、ずっと悲観しているため少しだるかった。多分アニメ放送範囲だと回収できていないだけでアニメより先では女王が苦悩するのだと思う。妹がラスボス女王として君臨してしまうとかありそうで2期が楽しみだ。

悲しいことに乙女ゲーはおろかギャルゲーすらやったことがない私からすると、攻略対象少なくね?と思ったが多分こんくらいなのだろう。なろう系と言えばオタクの妄想でスカッとする場面があるはずだが、正直あまりわからない。ゲームの主人公ポジションである妹から攻略対象の男を奪っているところがちょっと妄想っぽいが違和感はなかった。女オタクが見たら苦しむのか気になる。
攻略対象が少ないおかげか、キャラクター一人一人にスポッドを当てたストーリー展開で全員に愛着が沸くし何より主人公ができた人間のため見ていて気持ちが良い。ストレス少なく見れて良かったと思う。

悪役令嬢系が見たくてアマプラで「悪役令嬢」で調べて適当に選んだこの作品、まさかのOPが「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する」のOPと同じ月詠みさんだった。OP聞いた瞬間まさか!?となって良かった。こちらの楽曲もとてもかっこいい。
★オススメ度 - 10点中7点

私の推しは悪役令嬢。 - ★オススメ度 - 10点中7.5点

私の推しは悪役令嬢。

悪役令嬢はライバルである主人公をいじめ、最後には逆転されるものらしい。解説ありがとう。「悪役令嬢」とアマプラで調べて適当に選んだのだが、このアニメは悪役令嬢に転生するわけではなくゲームの主人公に転生している。乙女ゲーをプレイしている主人公は悪役令嬢ポジションの女の子クレア=フランソワを推しており、転生してからは攻略対象の男子そっちのけで悪役令嬢を攻略するため奮闘する。まさかの百合アニメだった。最近なろう系のクソ長タイトルを見過ぎたせいかタイトルを読まずに作品を選んでしまっている。

内容としては攻略対象の王子様3人からの好感度を何とか下げようとしながらも、悪役令嬢クレアに仕えるため試行錯誤する話。終盤でのお互いが自分の気持ちに向き合い始めるシーンはありがちだが王道で、何度見ても良い。
私は百合アニメは好物のためあまりおすすめはできないが結構好きな部類だった。

また、EDの楽曲が複数パターン用意されており、話数によっては主人公と悪役令嬢の掛け合いがあるなど面白い演出をしている。これは私の願望だが、主人公と悪役令嬢が付き合った最終回では専用のED用意できんか~となってしまった。そう期待してしまうほど良かったとも言える。
★オススメ度 - 10点中7.5点

悪役令嬢Lv.99~私が裏ボスですが魔王ではありません~ - ★オススメ度 - 10点中6.5点

悪役令嬢Lv.99

魔王を倒した後の裏ボスに転生してしまった主人公がゲームのストーリーに干渉しないよう、目立たず生きていこうと決意し、ただ倒されるだけの存在にならないよう立ち回る。念のため魔王降臨の際に自分で解決できるようレベル上げをするが、ゲーマー魂に火が付き結果Lv.99の最強学生になってしまう。その強大な力と"黒髪"という不気味な見た目から魔王と揶揄され大変な学園生活を余儀なくされる微恋愛ファンタジーアニメ。

ゲームのメインヒロインとその攻略対象たちの振る舞いがいちいちムカつくし、最後まで邪魔だったためとにかくストレスが溜まる作品だった。また、序盤に時間をかけすぎているのか最終話あたりで急に駆け足になりいつの間にかエンディングが流れていた。内容がそれなりに面白い分勿体ない、というのが素直な感想だ。
★オススメ度 - 10点中6.5点

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

悪役令嬢おもろいね~って話をしていたらTwitterの友人からおすすめしてもらったアニメ。2024年上半期最後のアニメとなる。正直キリが良いためなろう系克服編は終わりにしようと思っていたが、想像してた以上にまだまだ人気タイトルがあるらしく例えば「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」や「盾の勇者の成り上がり」を見ていないためこの辺の防御力高めなアニメを見た後、「このすば」を見て終わりにしたいと思う。2024年下半期もなろう系から始まると思うがご了承いただきたい。

てっきり異世界転生系かと思ったらそうではなく、ファンタジー世界に生きている主人公が婚約破棄をされるタイミングをポイントとし、5年後の戦争に巻き込まれては婚約破棄された時間軸にループしてしまうといった内容。婚約破棄されたご令嬢の主人公リーシェ・イルムガルド・ヴェルツナーは戻る度に違う人生を歩む。商人、薬師、侍女、騎士など様々な生き方を満喫し7回目の人生でごろごろしようと決心する。

このアニメの面白いところは「ループした分の知識が蓄えられている」ところにある。7回目の人生で皇太子のアルノルト・ハインに嫁ぐのだが、そこで今まで学んできた知識をフル活用しながら、時に過去の経験までもを活かし活躍していく。ありがちなように見えて初めて見るタイプのアニメだった。

アニメだと珍しく主人公の服装がかなりの高頻度で変わるためそういった細かいところも評価でき何よりきゅんきゅんできる内容は悪役令嬢系ならではの作品だ。女性向けアニメはやっぱ良いね~。


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