つけ麺部桐生夕日

つけ麺部~リターンズ~

皆様お久しぶりです。大変ご無沙汰しておりました。

つけ麺部です。

ご無沙汰と言っても
つけ麺部を覚えていただいている方が少ないのかもしれません。

つけ麺部を覚えていない、ご存知でない方のためにご説明させていただきます。

つけ麺部とは?

【つけ麺部】
埼玉県にある某高校の大して仲良くもない、つけ麺が特に好きでもない4人で結成された、つけ麺を不定期で食べに行く部活です。

つけ麺のレビューをほとんどせず、読後に部長の偉大さしか記憶に残らないブログで一躍有名に。
オフ会には20人もの部長ファンが集まるほど一世を風靡した(していない)部活動です。

以下部員紹介

【部長】
我らがつけ麺部をまとめる部長。当ブログの主役。
主役なのでバックグラウンドを知っていただいてるとよりこの記事を楽しめると思うので特定されない程度に可能な限り紹介できればと。
中高校時代はバスケ部に所属。中学ではH中の5番と言えば名の通る程のプレーヤー。ポンプフェイクの鬼。後に紹介する部員Sも高校で同じバスケ部に所属していたがSは一度も部長に1on1で勝利したことはない。
また俗世を捨てているのではないかと思う程の無欲。部員のみならず両親も心配になるのではないかと思う程煩悩を捨てている。彼には部活終わりにミニストップで買うガリガリ君以外に俗世に楽しみは存在したのだろうか?
高校の部活動引退後、熱烈な部長ファンによりつけ麺部が結成される。ちなみに部長がつけ麺が好きかは知らないまま部は発足したし、未だにつけ麺が好きかはわからない。魚介系のつけ麺が好きらしいが言質は取れていないので不明。

- つけ麺部での部長 - 
部長の「いただきます」がないと我々部員は目の前のつけ麺を食すことができない。
また、星5つを最大評価として、
食後につけ麺の総評をしてもらっている。
この「星5つを」もらうために部員はとっておきのつけ麺屋を探す。
つけ麺部の部長に星5ついただいたことを誇りに思っているつけ麺屋は数多くあることだろう。

ちなみのバスケ部の部長ではない。

【部員A】
つけ麺を食べるのが遅い。
にらみを効かせながらつけ麺をすする姿が好評を博している。
人を助ける仕事をしながらヒモをしているらしい。
プラマイゼロだ。


【部員K】
つけ麺部の潤滑油。
部員Kがいなくなった後の電車では会話が一切なくなる。
無心でつけ麺を食べる姿が好評を博している。
つけ麺部とシステムのバグの解消には長けているが自分の人生のバグはどうも解決できないっぽい


誤解を生まないため一応補足しておくが、東海オンエアのしばゆーではない。

【部員S】
つけ麺部ブログの中の人。
アイデンティティがない。


それでは本編へ。

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こっから本編:群馬へ

今回は久しぶりの復活(約5年ぶり?)
ということで部長から活動再開の許可を得なければならない。
しかも今部長が根城にしているのは異国の地、「グンマー帝国」(以下群馬)だ。
わざわざ東京までパスポートを持って来ていただくとなると、なかなか部長の許可はおりなそうだ…
つけ麺部の復活、部長の復権のため、我々部員3人は群馬へ発つことを決意した。
部長に会うためなら、つけ麺部の復活のためならと部員Aが車を出してくれるとのことだ。
本当にありがたい。部員KとSは感謝するしかない…

活動当日。
埼玉県の某駅に集合。

オレらのドライブの曲といえばこれ!


ハッシリダセマイカデアイアイっ
しながら異国の地群馬へいざ出発!

なぜか手を繋いでドライブしている。
イタめのカップルか。
運転中チョコを口移ししようとして事故るイタめのカップルか。


快調にスタートを切るも、肝心の部長の拠点が群馬のどこかわからない。
部長に電話して聞くしかない…さすがに時も10時過ぎ。
部長の真面目さなら起きているだろう。部員の誰もがそう思っていた。
早速電話をかける部員S。

出ない。

出ないのだ。

部長が10時過ぎまで寝てるなんてことがあろうか?
高校時代朝練を休まずやってきたあの部長が?
そんなはずはない。
部長の身に何かあったのではないだろうか?
さすがに案じずにはいられない。

とりあえず我々にできるのは可及的速やかに群馬入りし早急に対応できる体制を整えること。

下道で行く予定だったが、高速に乗るか?そんな相談をしているところに

トゥルトゥントゥントゥン⤴︎トゥントゥン⤵︎

……………………部長からのLINEの着信!!!!

皆に聞こえるようスピーカーにして応答する。

部員一同:「部長!!大丈夫か!!!!」

…………………………

「    ぼ  ば  よ゛ ゔ    」

培養液で数百年命を永らえてきてやっと復活をとげ、カプセルから出て初めて発する言葉のごとく呂律が壊滅的だ。

??? 部員一同意味を理解するまでに数秒かかったが
どうやら「おはよう」と言っているっぽい。

部長、おはようが上手くいえない程深く眠っていたようだ。
部員一同、安堵の爆笑が社内を包んだ。さすが。
部長。寝起きでもみんなを笑顔にさせる。
部長の拠点の住所も無事知ることができた。

久しぶりに部長に会える!
そのウキウキが部員全員の顔から漏れている。
ドライブ中の話題も部長の話でもちっきりだ。

議題1
「部長の部屋はどんな感じか?」

部長の部屋はどんな感じか?をみんなで想像していた。
生活の用に供する物以外何もないんじゃないか?とみんなが思っていた。
最近は、SNS等で多くの人々がミニマリストを語っているが
部長こそが真のミニマリストなのではないか?
SNSをやる時間さえ削る。LINEのアイコンさえ変えない。
LINEでも「!」など無駄な記号はつけない。
SNSに多く蔓延る自称ミニマリストよりずっとミニマリストだ。

議題2
「部長AI説」
今までの部長からのLINEで絵文字は愚か「!」すらもほとんど見たことはない、
評価が危ぶまれる微妙なつけ麺屋でも今まで「星5つ」以外の評価がでないこと等、
if構文でプログラミングされたAIなのではないか?と思い当たる節が多くある。
しかしこれの真相を知ることは永遠にないのだろう。

感動の再会

部員Kは自分のトイレの用にはすぐ部員Aにコンビニに寄らせるが、
他の部員がトイレへ行きたいと言うと我慢させたり
部員Aがつけ麺を食す前に唐揚げ棒を食したり

GoogleMAPで向かうと車が通って良いかわからないような道を走らされたり

沈黙で車の中が溢れかえっていたのに群馬に入った瞬間に全員で映画の試写会で初めて生で菅田将暉を見たミーハーの如くテンションを爆上げしたり

様々な苦難を乗り越え部長の自宅に到着した。(黄色くてボロい)

いよいよ部長との再会だ…

ちなみに部長はまだ学生である。
学生の部長を思って部員一同はある行動に出る。

A:「部長〜!!」
K:「うぉ〜い!!部長〜!!」
S:「来たぞぉ〜!!」

めちゃくちゃにイキった。

部員一同で、部長の学内でのプレゼンス向上を図った。

無欲なあの部長にこんなにイキった仲間がいたのか!!!
しかも部長を慕っている!?!?
こいつ(部長)もしかしたらすげぇ奴かもしれない…

大学の部長の偉大さを知らない面々にそう思わせることに成功しただろう。
部長から以降大学の話を聞かないが、そこは言わずとも感じろということだろう。

そして感動の部長との再会。
部長:「みんな来てくれてありがとう。」
こんな感謝の言葉を述べてくれるとは…
感動のあまり、涙を流しそうになるも笑顔を保つ部員一同。

部長の部屋に入る口実作りのためと言いつつまじでトイレを我慢していた部員KとSはそそくさと部屋に入れてもらう。

真のミニマリスト、部長の部屋は如何に…

その部屋の光景は意外も意外。

ふっっっっっっっっっつうの部屋だった。PS4もあった。
特に特徴もないがミニマリストでもない普通の部屋だったのだ。
ドミニマリストではなかった意気消沈か普通の暮らしをしてくれている安堵かわからないモヤモヤな感情を抱えながら部屋を物色しながら
ド文系の部員Sがある物を見つけてこう言った

写真はイメージです。


S:「これポリゴンのフィギュア?」

部長「CH3CH2OH」

!?!?!?
部長、完全に研究の人になっている。

部員一同が社会の波に揉まれている一方で部長は理系のそれとして完全に成長を遂げていた。

いざつけ麺屋へ

部長の成長に感動を覚えたが、部長のいたって普通の部屋にいつまでもいてもしょうがないため
本来の目的つけ麺へ向かうことに。


自転車置き場の上に放られてたライトをとるために協力する部員AとK

取れた。




今回の目的地へ向かう道中は、部長の近況を伺う。
以下部長についてわかったことである。

(「→」は部員一同の解釈である。)

・バイトを今までしてきていない。
→部長ほどの権威であれば様々な組織からキャッシュが入ってくるのだろう。

・主食はコンビニかほっともっと。つけ麺は活動以来食べていない。
→さすが部長。ストイック。
 つけ麺部の復活を予期していたのか、英気を養いつづけている。
 自炊はした方がいい。

・就職活動が始まる時期であり、インターンに応募しようとしている。
→すればいい

・大学で授業の手伝いをしている
→すればいい

部長のことが少し心配になりながらも
車での雑談に花を咲かせているときに事件は起きた。

部員Aの運転する車がジェットコースターの如く急降下した後、急停止した。

部長の在住する地には遊園地があると聞いていたが、
まさか車に乗りながら楽しむタイプの、
富士サファリパーク方式の遊園地があったのかと驚きを隠せずにいる部員一同…

ただ部員Aが道を間違え行き止まりの道に突入しただけであった。

部長は早くつけ麺を食べたくて仕方ないはず、このミスは致命的…
星5つが危ぶまれるかと思い必死にカバーに回る部員たち。

S:「すみません!!!道の下調べができてなく…」

部長:「車での道の間違えは引き返せばまた目的地に向かえる。
    人生の岐路では間違えたくないものだな。」

部長…優しさが胸にしみる…
そして就職活動という部の中では一番人生の岐路に立っている部長。
言葉に重みがあるのかないのかわからない。

そうこうしているうちに本日の主目的地に到着した。

今回の活動場所として訪れたのはこの場所。

「よいちつけ麺研究所 笠懸阿左美沼店」さんです。
https://ramendb.supleks.jp/s/6732.html

つけ麺研究所…
つけめんを研究し提供しているのだろうか、
洗練されたつけ麺が提供されることが期待できそうだ。

部長vsつけ麺研究所長

そしてつけ麺部とつけ麺研究所。
部活動と研究所のコラボレーション。
どんなハーモニーが奏でられるか。
入店前からワクワクする部員一同。

そして所長との対談に備え緊張気味の面持ちの部長。

早速入店する。
研究所という名前、国立の大学が近いことから研究生の客が多いと予想されたが、
客はJKしかいなかった。つけガールは希少価値が高くなかなか遭遇しないため、
つけガールの生息地として本店も登録された。

早速メニューを開き
最初に目に入ったのは、つけ麺ではなく、バリエーション豊かな餃子だった。
部長以外社会人になって活動資金が増えたため、

特殊な種類の餃子を片っ端から注文する。(社会人だから)

しそ辛ギョーザ
とろ〜りチーズギョーザ(ピザ風)
みそギョーザ
にんにくギョーザ

の4種類の注文をつけ麺を差し置いて真っ先に決定。

肝心のつけ麺の選考は失敗したくないためか、難航した。

苦慮の末、部長、A、Sは当店No.1の「二代目の逆襲」に決定。
「二代目に逆襲」、研究成果の表れか、
つけ汁のトロみをオプションで変更が可能。
部員Sは味濃いめが好きなため、特トロに、
部員Aはその上を行く、トロみオプションの最上級極トロを選択。

生粋の味噌好き部員Kは
「ゴッテリつけ麺 味噌」を選択。

また、部員AとKは麺を大盛りに(通常の2倍の量)、
部員Sは
ラブワゴンに乗って各国を旅して真実の愛を見つけに行きそうなオプション、
「あい盛り」というオーソドックスな太麺と、平打ち麺の両方を楽しめるオプションを選択。
あい盛りをたくさん食べたいためあい盛りの大盛りの量を店員に伺う。


店員:「通常の4倍になりますね」


危なかった。AとKが頼む勢いでSも大盛りにしていたら生き地獄になるところだった。

そんな部員を尻目になにもオプションを選択しない部長。
A,K,S:(モチベーション低いのか…?)

心配になる部員一同だったがおとなしく提供を待つことに。

当店、テレビ番組が流れていた。流れているのは乳がんについてのドキュメンタリー。
今見るものでもないため、テレビを尻目に談笑をしていたが、なぜか番組のナレーションが
耳につく。

なんでだろうか?よくナレーションを聞いてみる。

……………………!?!?!

部長の声ではないか!!!!
部長、部員たちの知らぬ間に地上波でナレーターデビューを果たしていた…
(声のそっくりさんでした)

そんなこんなしているうちに
まず先にギョーザが卓に運ばれる。
胸の高鳴りを隠せないが水も飲みたいというなかなか相容れない感情が渦巻いている表情の部長。


つけ麺でもその気概を見せて欲しい。

部員K「部長いま生きがい、あります??」
部長「(食い気味に ) あるよ!!!!」


部長、「生きがい」と(つけ麺を食べる)「気概」を聞き間違えてたらしい。生きがいとなると「???」となっていた。しゃんと生きて欲しい。

ぞくぞくと餃子が運ばれてくる。

被写体慣れしていない部長

そうはいってもお腹がペコペコの部員一同。
部長の久しぶりの「いただきます」を今か今かと待ちわび、目をキラキラさせる。

部長:「いただきますっ!」

部員一同:「いただきますっっ!!!!」

感動の瞬間だった。約5年ぶりの「いただきます」
はからずも研究所中の店員も客もが部長の方を向いている。
はからずも5年ぶりの「いただきます」は変に凝ったギョーザを前にしてだったが。
はからずも5年ぶりの「いただきます」の前につけ麺はなかったが。

味についてはよくわかっていないため、ギョーザに対するコメントは

「うまい」「ぴざだな」「お、結構しそだわ。辛っ!」「みそだ」

くらいだった。

相変わらず食の部活動を続けているにも関わらず、味についてよくわかっていない。

そして、とうとう待望のつけ麺も到着。


見るからに美味しそうだ。早く食べたい。

食卓も豪華に。(社会人だから)

そしてとうとうつけ麺を前にして

部長:「いただきますっ!」(ドン!!!)
部員一同:「いただきますっっっ!!!!」

ある意味この時こそ、つけ麺部復活の瞬間だ。
そして同時に研究所全体に緊張が走る。

つけ麺部長の星5つをもらえた店は繁盛すると言われている(いない)ほどの権威。
緊張するのは当たり前だ。

早速食していく。

久しぶりのつけ麺でもやはりにらみを利かして食すA

久しぶりのつけ麺でもやはり無心で食すK

どこ向いてるのか分からないS

カメラをつい気にしてしまう部長

極トロを注文した部員Aのつけ汁はほとんど固体で麺に絡みすぎて
汁が麺半分くらいのところで枯渇寸前だった。

そして大盛りは多かった。
少しきついくらいで完食したK。
命からがら完食したS。
あい盛り大盛りにしていたらと思うと身の毛がよだつ。

Aは残した。

めっちゃ残したA  (食前に唐揚げ棒なんか食べるからだ)

味のレビューとしては
「おいしい」
「つけ汁が濃くていい」

くらいだ。

大盛りをそれぞれ食べ終え、部長がなにもアレンジしない注文をした理由を皆が理解した。
一番幸福度の高そうな表情をしている。つらそうなAの麺を食べることも手伝わずに。
初めからこれらのオプションで苦しむことをわかっていたかのように。

さすが、部長レベルになると自分の幸福度が最大になるよう調整できるらしい。
部員もこのレベルまで早く追いつかなければ。

星5つへの絶望

食べ終わって食休みしていると、部員Kがアンケートをみつけた。

店員の対応や、味を5段階評価でするものだ。

部長に評価を聞きながらアンケートに記入していく。
アンケートの質問と評価の一部を紹介すると

味はいかがでしたか?
→3:普通だった

量はいかがでしたか?
→3:普通だった

また来店したいと思いますか?
→3

………………………………

まずくないか?


この後、部長のつけ麺の総評が待っている。
今まで部員達のリサーチ等の努力により、
「星5つ」を逃したことはない。

アンケートの回答は全て5段階中3だった。
詰んでいる。結果がもう見えている。
星3つだ…とうとう「星5つ」の連続記録が途絶えてしまうのか…

部員達は絶望した。

絶望を抱きながら部長の総評の時間に。
いやだ聞きたくない。部長から「星5つ」以外の評価なんて。
耳をふさぐことを必死にこらえながら、評価を伺う。

K:「部長、本日の評価は……?」
Kの口調は非常に重い。

いやだ。ききたくない。



部長:「星


・・・・・


5つです!!!!」

        (手のひらを大きく広げる)

ニッコリ

部員一同・店内
「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!」(拍手喝采)


感動の瞬間だ。5年ぶりの「星5つ」に涙ぐむ部員一同。
復活できて、部長の勇姿を再び見ることができて本当に良かった。

未だにアンケート結果を覆した理由はわからないが。
星5つを出すAI疑惑がより有力になったが。

そんなことはもうどうでもいいのだ。

店内、否、研究所中が幸せな空間に包まれている中会計を済まし、
なぜかじゃんけんで負けたSがキラキラ大学生男女グループを押しのけ
のびーる野菜みたいな意味わからないガチャガチャを回す。
そして野菜じゃないぶどうが出る。


そして店を出る。


つけ麺研究所、全然つけ麺研究してなかった。

河川敷の無慈悲

まだ帰路につくには早い時間だ。
たまたま通りがかった河川敷で遊ぶことにした。

が、つけ麺にフォーカスを当てすぎたせいで、その後何するか全く考えていなかった
つけ麺部一同。

とりあえず河原に出る。

青春っぽい


Kが川の石をどけカニを探し始めた。

S:「そう簡単にカニ見つからないと思うぞ」
K:「見つけるんだ。見つかりますよね?部長?」



部長:「 絶対に見つからない 」


無慈悲だ。


あまりの暇さに気づくと部長は無心でずっと河原の石を投げ続けていた。


石を投げるAIと化していた。

あまりの暇さに、のびーる野菜ならぬ、のびーるブドウでキャッチボールする。
のびーるブドウは滅茶滅茶に汚くなった。

あっという間の別れ

あまりの暇であるにも関わらず、部長と過ごせる時間はいつも短く儚い。
いつの間にか日が暮れ始めていた。

群馬から埼玉に帰る必要がある部員一同はそろそろ帰路につくことに。

部長を自宅まで送り届ける。

とうとう、お別れの時だ。
部長:「みんな今日はありがとう、久しぶりに活動できて本当によかった。」

皆が忙しいのをわかっている部長はあえて次回の活動を示唆しない。

部員一同:「ありがとうございました!!!!!」

つけ麺部は礼節を重んじる。

別れを告げ車に乗る。

車が見えなくなるまで手を振ってくれている部長を見つめながら感慨に浸っていると

!!!
振ってる手が星5つの手。本日の総評が星5つだと暗に伝えてくれている

部長の指 5つ展開 星5つのサイン

高校を卒業してからもう6度目の秋だが相変わらずそばにある部長の笑顔は最高だ。
きっと何年たってもこうして変わらぬ気持ちでつけ麺を食べていけるのだろうと思った。

我らの心に描くつけ麺予想図はほら思った通りに叶えられてく。


次回の活動をお楽しみにお待ちください。


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