ビーンズ5歳、塚﨑35歳になりました!記念にnote始めます。

35歳の誕生日を迎え、noteを始めることにしました!

■自己紹介

あらためまして、わたくし塚﨑康弘は、学習支援塾ビーンズという塾を運営しています。(カテゴリーとしては「不登校の子ども」専門の塾となっていますが、実際は色々な子どもたちがビーンズへ通ってきています)

2020年8月10日に誕生日を迎え、35歳になりました。
ついこの間、30歳になったと思ったのに、時が経つのはほんとうに早い・・・
僕が30歳で学習支援塾ビーンズを立ち上げたのが2015年8月
なのでビーンズも、もう5歳(?)となります。
僕の三十代前半戦は、このビーンズという塾と、そこに関わる人々・子どもたちと、共ににありました。ここらへん、もうちょっと、詳しくお話していきます。

■10年前、5年前

今から10年前、サラリーマン生活がうまくいかず実家(九州)で25歳からニート状態になりました。親からは「パラサイト」といわれてましたが、
「落ち込まず・病まず・元気」なニート生活をエンジョイ。

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(川遊びをしたり。毎日まったりしてました)

そこから、いろいろなきっかけがあってどうしても自分の塾を作りたいと思い、上京したのが29歳の時。

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(上京するの図)

先輩の家に寝泊まりさせて頂き、アルバイトで食いつなぎながら
新宿区立高田馬場創業支援センター」で サポートを受け、創業。

30歳で高田馬場に教室を構えました。

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高田馬場教室では「個別指導で学習支援」そして「自分のやりたいことを見つけて、計画をつくり、実践する」ことを、オリジナルのワークショップワークシートを使って授業をするという「進路指導」をしていました。
 
 しかし、生徒の数が増えていく中で、ビーンズで元気になり、進路を決め、進学したりする子どもたちを笑顔で送り出すと同様に、いろんな課題をもった子どもたち・保護者と毎日向き合うことになりました。

たとえば・・・

●地方も東京も変わらない教育の諸課題
(上京するまでは、地方より東京のほうが、選択肢が多い分楽なのでは?とおもってましたが幻想でした)

●自分に自信がなくて「自分のやりたいことを見つる」という掛け声自体がプレッシャーになってしまう子どもたち
(「楽しいオトナと会う・大学の楽しい側面を見せる・自分の中の好きを認識する」この三つの要素を満たせば、子どもたちは夢をもち、自律的にむかっていくはずだ!と思っていましたが、全員に当てはまるわけではないことを知りました)

●子どもと保護者の主観のなかにある「ふつう」から自身が脱落してしまったと感じると、親子ともに不安になってしまう
(偏差値、その子の能力、おかれている客観的な状況とは関係なく、子どもと保護者の主観が大切なんだなと考えさせられるようになりました)

こういったことに日々向き合うようになり、これを解決する手段として
「個別指導×学習支援」のみでいいのか? と考えだしました。

このタイミングで2018年ETIC.さんの運営されている社会起業塾というプログラムへ参加し、社会起業家という社会課題にビジネスと言う切り口で挑戦されている先輩経営者たち・同年代の経営者たちと出会い大きな刺激を受けました(こちらの記事が詳しいです)。

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(社会起業塾での発表の様子) 

そこから「個別指導×学習支援+α」を実現すべく、2018年の終わりから2019年1月にかけて飯田橋へ教室を拡大移転させました。

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 2019年は「居場所」と僕らが呼んでいる、子どもがまったりしたり、塾で友達を作って遊んだり、企画を立ち上げたりするような新しい文化が芽吹いた年でした。

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 そして今2020年。オンラインでも子ども達が孤立せず、緩やかに繋がったり、社会のことを垣間見えるような、そういう塾にしたいなー。と日々いそしんでいます。

■次の5年間でしたいこと

 次の5年間でしたいことは、 僕たちが子ども達へできることを増やしていきたいということです。「居場所」・「学習支援」だけではなく、「子どもたちが社会を知る・自分の興味の持つことを考える」機会を提供することも含め、やりたいことがたくさんあります。

※子どもたちって本当に社会を知る機会がないんです。

 僕は、 医療、療育、学校、習い事、進学塾、そして職業観育成系塾や総合選抜(AO)対策塾など、子どもに関わる人々や機関には、まだまだ網目の目が粗く、子ども全体をカバーしきれていない、すくい上げきれていないと思っています。

 不登校に限らず、様々な理由で、「自分に自信が持てない」子どもたちが、もっと自由に、この瞬間を楽しめるようになるように、 ビーンズとしてさらにできることがあるのではないかと思っています。もちろん、僕個人としても何かできることが増えていったらいいなぁとも思います。

 一方、「やりたいことをやっていくため」には、準備も必要だということをここ2年くらいで肌身をもって気付きました。
例えば、チームの力を強くしたり、採用選考やスタッフ教育を質の高いものにしていったり、銀行から融資を受けてお金の問題を解決したり、様々な準備が必要になってくる・・・ということです。
そういういわゆる「経営」面でも、やるべきことをやっていく必要があるなと感じています。

■最後に

 さて、ここまで書いておいて、「自己紹介といいながら、僕のプライベートのことが書かれていない」と気づきました 笑 
が、この五年間は、常にビーンズ一色だったので、それはそれで仕方ないのかもと。

 もう一つお伝えしたいことは、このnoteで書いていこうと思っている内容は、教育にまつわる僕個人の意見です。ちゃんというと、このnoteの記事は、学習支援塾ビーンズの塾としての公式見解ではなく、学習支援塾ビーンズ代表としての意見でもなく、あくまで生身の個人の塚﨑の意見であること。これを確認させてください。

 法人として、チームとして、多くの人が協力して塾が動かしてる以上、
僕がこのnote上で「こういう教育的な施策をすべきだ・アイデアを実現すべきだ」と言ったとして、 そしてそれが僕個人としての本音だったとして、
ビーンズという法人・チームとして、その施策やアイデアを実現するかどうかは、また違った次元の話になります。
 もちろん、「できることと、やったほうがいいこと」は実現させていきますが、実施のタイミングや、「塾」という業態ではできないこともあると思うので。

ちょっとややこしい話になりましたが、大事なことだと思い、最初に申し上げておきました。
 ちょっと固いことを言いましたが、このnoteでは公序良俗に反しない範囲で色々放言していこうと思いますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。



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