富裕層の節税を防ぐ仕掛けが必要。株式の物納を検討すべき。

相続税が中小企業の事業承継の妨げになっているのだとしたら、対策が必要だというのはわかります。親の唯一の遺産が中小企業の株式だとしたら、相続人が相続税が払えなくて困るでしょうから。一方で、相続税を100%猶予するとなれば、富裕層の節税に使われる可能性も高いでしょう。

それを防ぐために、株式の物納を認めてはいかがでしょう?政府が株主となって中小企業の経営に口出しするというのは問題ですが、物納された株式を、議決権の無い優先株に転換させれば良いのです。

細部の制度設計は必要でしょうが、公平のために、是非検討して欲しいものです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24158250R01C17A2MM8000/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?