タカが外れたケーブルを
そろそろ変えなければならないと思っていた。
最近主に使用しているPCを給電用のUSBケーブルに挿す時、充電の挙動が明らかにおかしくなっている。
それを繋いだ際、画面上にあるバッテリーのアイコンが充電中に切り替わったと思いきや、ほんの少し経ったところでやや暗くなっては給電が止まってしまうのだ。
接続している端子の向きを逆にしてみたり、もう一箇所空いているポートに挿してみたものの、やはり症状はほとんど変わらない。
「やばい、故障してしまったか？」と一時焦っていたが、たまたま別で持っていた短めのケーブルを用いてみたら、前述のような様子はまったく見受けられない。
この時点で、今まで使っていたケーブルに問題があったのだという結論に落ち着いたのである。そしてPC側で問題がなかったことについて安堵していた。
そうはいったものの、このまま例の問題児を使い続けるわけにはいかない。一先ずは代用できそうな物を購入してみるのだった。
最近では特にAmazonを除いてみても、知る人ぞ知るメジャーなブランドやほとんど耳馴染みのないマイナーなメーカー等、より取り見取りに溢れ返りすぎてどれが自分にとって最適なのかが分からなくなってきている。
故に昔から安かろう悪かろうと言えど、耐久性や機能性において比較してもなかなか侮れない物も出回っているのは間違いない。
ここ数年見ても、大半の国内メーカーが海外勢にほとんど翻弄されてしまっているのも事実だ。
それでも隅々まで行き届いた品質が第一であったり、長年に渡り培った信頼性を加味した上で、国産を選ぶ人がいらっしゃることについても頷ける。
使う人により目的により、それぞれ選んでは購入する基準はバラバラである。
そうは言っても今日を取り巻く情勢では、ほとんどの方々が何より安さを追求する方に向いてしまっている。
いわゆる「もったいない精神」が多くの人に根付いている中で、少しでも上手に買い物したりあるいは節約するために、タイムセールに的を絞って狙うのは決して悪いことではない。
かく言う私も、それぞれのお店が同じ商品を売りに出していれば、その中から一番安いところで購入したいという願望は少なからず持っている。
ただこのまま、コンスタンスに大々的なタイムセールを繰り返してばかりいては、物流において不均衡がさらに生じてしまうのではないだろうかと、若干危惧してしまう部分は感じている。
そんなことを考えていたら、この時点で開催されているAmazonのブラックフライデーではまだ、新調するためのUSBケーブル一点しか購入していないことに気づくのだった。
この先、同じタイムセールなるものが続くかどうかはわからない。今のうちに目星を付けられそうなものは、タカが外れない程度で選んでおきたいと思うのである。
最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています！