見出し画像

ビジネスとは、マーケティングである

13年間勤めた美容ディーラー・ミツイコーポレーションを4月30日付けで退社し、5月1日より別の業界のスタートアップ企業に転職する金丸(35)です。

本日は5月1日!
昨日で退職をして、本日から新天地での初出勤!

・・・の予定だったのですが、いきなりゴールデンウィークに突入している為、初出勤日は5月7日(火)となりました。

1日ずれ込んでしまったのですが、前職のタスクが本日で全て完了!
なので、noteを再開して5月7日までに「キャリアの振り返り・転職をしようと思った理由・転職活動奮闘記」を書いていきます。

そして、5月7日以降にnoteで新天地の入社エントリーをアップいたします!

「キャリアの振り返り」は3編にわたって書こうと思っておりまして、本日の内容は「キャリアの振り返り」編の導入・プロローグを書きます。


「ビジネスとは、マーケティングである」

論理的思考、マーケティング、戦略思考の関係

先週、三日間に渡って株式会社刀主催「刀実戦ブートキャンプ」に参加してきました。

刀実践ブートキャンプでは、刀代表の森岡氏の書籍「USJを劇的に変えたたった1つの考え方」に書いてあることを改めて学びました。

それが「マーケティング」「戦略思考」です。

「論理的思考」「マーケティング思考」「戦略思考」の関係は、「日本(論理的思考)▶︎東京都(マーケティング思考)▶︎渋谷区(戦略思考)」という関係になっております。
つまり、戦略思考はマーケティング思考であり、論理的思考であるということです。

マーケティング思考”と”戦略思考”とは何か?

次に、マーケティング思考・戦略思考とは何なのか。

マーケティング思考とは「売れる必然を作ること」
「売れる必然」を作るために、自社ブランドを知ってもらい(認知)、手に入れやすいようにし(配荷)、相対的な好意度(プレファレンス)を高めていきます。

戦略思考とは「目的達成の為にリソースを配分する選択」と定義されています。
6大資源と呼ばれる「ヒト・モノ・カネ・時間・情報・知的財産」は常に不足しているため、どこにどれだけのリソースを割くか選択することが戦略と言われいています。

どのようにマーケティング戦略を作るのか?

最後に、マーケティング戦略の作り方について。

マーケティング戦略は「戦況分析▶︎目標▶︎戦略▶︎戦術」の順で考えます。

戦況分析には「5C(company、consumers、customers、competitors、community)分析」

目標には「戦略ターゲット・最重要ターゲット」の策定。

戦略には「ポジショニング」

そして、戦術には「4P(product、price、place、promotion)」というフレームワークが用いられます。
これらの一連の活動を総じて「マーケティング」と呼びます。

選ばれる必然を作る活動がマーケティング

ここからが本題です。
これらのことを学び、自分の中で気づいたことがあります。

それは、「ビジネスとは、マーケティングである」ということです。

昨今は「マーケティング」という言葉をよく聞くようになり、マーケティングという言葉が様々な解釈で使われていると感じています。

例えば、広告運用やSNSのリーチによるコンバージョンUP。
「集客」や「リード獲得」を目的とし、WEBで成果上げることそのものが「マーケティング」と呼ばれることが増えました。

しかし、「マーケティング」とは本来はもっと広義の意味であり、マーケティングの定義は「売れる必然を作る」活動。
つまり、言い換えれば「選ばれる必然を作る」活動と言えます。

それはWEBを中心とした「集客」や「リード獲得」のみならず、オフラインの現場における
・人を獲得する「採用」
・人を評価する「人事」
・人を教えて育てる「教育」
・商品を販売する「営業」。
そして、一人ひとりの「キャリア」においても、「選ばれる必然を作る」活動をしていればそれは立派な「マーケティング」と言えるのではないでしょうか。

先ほどの例になぞらえば「マーケティング=WEB集客」ではなく、「マーケティング(日本)▶︎集客(東京都)▶︎WEB集客(渋谷区)」という関係です。

僕は「USJを劇的に変えたたった1つの考え方」を読み、「刀実戦ブートキャンプ」に参加をして、「マーケティング」をもっと広い世界で活用して成果を上げていきたい、そして成果を上げられる人を増やしていきたいと思いました。

マーケティング思考を活用した実例

何を隠そう、自分のキャリアを振り返れば「マーケティング思考」のお陰で成果を上げることができました。

それはもちろん、WEBを駆使して成果を上げてきたという意味でありません。
あくまで、「マーケティング思考」を活用して成果を上げてきたという意味です。

業界・職種・役職・エリアなど、置かれる環境が変わっても根本の考え方は同じです。

まずは「果たすべき使命」である「目的(objective)」を設定。
集客であれば来店、採用であれば獲得、営業であれば販売、など業種や職種によって目的は大きく異なってきます。

そして次に、対象となる「目標(who)」を設定。
目的が定まることにより、「誰に」という対象も定まります。

そして、目的を達成するための「戦略(what)」を策定していきます。
その為に、まずは現状の状況を正しく理解する為の「戦況分析」を行います。

戦況分析では、自分の成果を上げたい環境における「5C分析」を行い

・市場は今何が起きているか(Community)
・自社(自分)の強み・弱み・提供価値・リソース・方向性(Company)
・競合(競争相手)の強み・弱み・提供価値・リソース・方向性(Competitor)
・顧客(対象者)のニーズやインサイト(Consumers)
・得意先(ステークホルダー)の利害・関心(Customers)

上記の状況を把握します。

そして、最後に「何を、どのように、どうやって提供するか」という「戦術(how)」を決めて実行をする。
僕は業界・職種・役職・エリアなど、置かれている環境が変わっても同じようにマーケティング思考で考え、実行してきました。

「目的→目標→戦略→戦術」を決めて実行する「マーケティング思考」は、全てのビジネスで活用できるという仮説を元に、次回から自分のキャリアの振り返りと共に、自分が何を考え、どのようにして成果を上げてきたかを書いていきます。

大きく分けて
❶「営業編」
目的:商品を販売する
目標:新人賞、MVP獲得
対象:顧客

❷「マネジメント編」
目的:チームで成果を上げる
目標:ベストユニット賞
対象:チームメンバー、チームの顧客

❸「新規部署立ち上げ編」
目的:会社全体の成果を上げる
目標:業界No.1
対象:美容業界、全国の顧客

の3編です。
エピソードを中心に書いていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?