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政治講座ⅴ1375「先従隗始:アフリカ(エチオピア)と中国」

 急ぎ過ぎた! 国家100年の計で考えないとダメである。急がば回れ! 400年間欧米の奴隷市場と植民地として虐げられてきたアフリカは、地道な経済成長を目指し、持続可能な経済運営をするべきである。急激な成長は利権で渦巻く社会となり、今の中国を見る分かる通り、収益返済できない借入(債務)だけで成長した経済は破裂・崩壊する運命にある。「先従隗始(先ず隗より始めよ)」の故事が示すようにまずできることから始めよう。サステナブルな社会こそ長く存続する幸せな社会となる。今後のアフリカの成長に期待したい。今回はアフリカに焦点をあてた報道記事を紹介する。

     皇紀2683年9月21日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業

新華社 によるストーリー •4 時間

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業© 新華社

16日、エチオピアのアディスアベバに完成した科学技術博物館。(アディスアベバ=新華社記者/汪平)

 【新華社アディスアベバ9月19日】エチオピアの首都アディスアベバで中国が建設を支援する河畔緑地整備事業は、都市部の河川を整備しその周辺に公園などの公共施設を建設する。友情広場や科学技術博物館、ドームシアター、児童遊園地などが既に完成しており、現在、第2期プロジェクトの河川整備区間の建設が進んでいる。

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業© 新華社

16日、エチオピアのアディスアベバに完成した科学技術博物館。(アディスアベバ=新華社記者/汪平)

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業© 新華社

16日、エチオピアのアディスアベバに完成したドームシアター。(アディスアベバ=新華社記者/汪平)

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業© 新華社

16日、エチオピアのアディスアベバに完成したドームシアター。(アディスアベバ=新華社記者/汪平)

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業© 新華社

16日、エチオピアのアディスアベバに完成した友情広場。(アディスアベバ=新華社記者/汪平)

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業© 新華社

16日、エチオピアのアディスアベバに完成した友情広場。(アディスアベバ=新華社記者/汪平)

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業© 新華社

16日、エチオピア・アディスアベバの友情広場を散策する人々。(アディスアベバ=新華社記者/汪平)


「一帯一路」鉄道がエチオピアで頓挫した事情「プロジェクトの持続可能性は低い」

ロイター

2018/09/07 9:50
 
9月1日、「アフリカの角」に位置するエチオピアは債務返済で苦境に立たされており、同国の主な債権者である中国が、一部のインフラ計画の収益性に懸念を強めて融資を鈍化させる兆しが見えている。


写真はエチオピアの首都アディスアベバ。昨年1月撮影(2018年 ロイター/Tiksa Negeri)

[アディスアベバ/北京 1日 ロイター] - エチオピアは、シルクロード経済圏構想「一帯一路」の「モデル国家」として、中国共産党の専門家から称賛されている。中国政府は一帯一路に1260億ドル(約14兆円)を投資して、自国とユーラシア、アフリカ大陸をつなぐ鉄道、道路、海路の構築を目指している。

しかし、「アフリカの角」に位置する人口1億人のエチオピアは債務返済で苦境に立たされており、同国の主な債権者である中国が、一部のインフラ計画の収益性に懸念を強めて融資を鈍化させる兆しが見えている。

中国の対エチオピア投資は減速

出資者は、エチオピアのGDP(国内総生産)の59%に及ぶ債務の返済リスクが非常に高まっていることを懸念している」と、エチオピアの首都アディスアベバのアフリカ連合(AU)本部への中国代表団は7月、ウェブサイトで表明した。

それによると、中国の対エチオピア投資は減速しており、中国輸出信用保険公司はエチオピアへの投資規模を縮小しているとしている。

アフリカ諸国の債務懸念が高まるなか、エチオピアのアビー首相は中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)に出席するため3日から北京を訪れる。

アビー首相は中国の李克強首相と会談するほか、自国の農工業・製薬ビジネスに中国企業から投資を呼び込もうとするとみられると、中国国営新華社は伝えている。

米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)の中国アフリカ研究所(CARI)によると、エチオピアは天然資源に乏しいにもかかわらず、中国からの融資においてアフリカ諸国のなかでトップを占め、中国国有の政策銀行は2000年以降、121億ドル以上融資を拡大している。

1991年に軍事政権が崩壊後、同国を率いる与党エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の連立政権は、2025年までに中所得国になることを目指し、道路や鉄道、工業団地の建設など製造業主導の産業国になるという野心的な構想を進めている。だがそれにより、債務は増加の一途をたどっている

エチオピア中央銀行のYinager Dessie総裁は7月、ロイターに対し、同国政府は中国からの債務を減らしたいと考えていると語った。同総裁によると、エチオピアの2国間債務の大半は中国からのものだという。

「向こう数カ月間にわたり、協議がもたれるだろう。債務返済の選択肢を広げる上で、落としどころがどの辺になるかまだ分からない」と同総裁は語った。

頓挫する鉄道計画

内陸に位置するエチオピアにおける交通整備プロジェクトの収益性に対する中国の懸念は、なかでもアディスアベバとジブチ港を結ぶ標準軌間の鉄道に集中している。

北京にある中国共産党中央党校の趙磊教授は6月、中国が融資するエチオピア首都アディスアベバ周辺の軽量鉄道とエチオピア─ジブチ間の鉄道プロジェクトを挙げ、「プロジェクトの持続可能性は低い」との見方を党機関紙の光明日報で示した。

追加のインフラ整備やサービス、保守において十分な検討がされていない」と同教授は指摘した。

鉄道プロジェクトの主要部分は2016年に開通したが、ウォルディアからメケレまで北方に路線を拡張するための中国からの融資は度々遅れており、中国輸出入銀行からの完全な融資パッケージはまだ実行されていないと、清華大学のTang Xiaoyang教授は語った。同教授はエチオピアで実地調査を行っている。

同教授によれば、遅れを生じさせている主な懸念は、プロジェクトの経済的な持続性と実行可能性だという。

中国輸出入銀行と中国交通建設(CCCC)はコメント要請に応じなかった。

「中国輸出入銀行は新規プロジェクトに対し、ますますリスクを回避するようになっている」と、前出CARIのYunnan Chen研究員は言う。

エチオピアはFOCACで、プロジェクトの打開を期待していると、同研究員はみている。

「このように突破口を探ることはFOCACの活動の1つであり、同フォーラムへの注目が、エチオピアのようなアフリカの国にとって中国から言質を取る格好の機会となる」と語った。

(Maggie Fick and Christian Shepherd 翻訳:伊藤典子 編集:山口香子)


アングル:中国のアフリカ向け融資急減、昨年は2004年以降で最低

Tomasz Janowski によるストーリー •10 時間

アングル:中国のアフリカ向け融資急減、昨年は2004年以降で最低© Thomson Reuters

Tomasz Janowski

[ヨハネスブルク 19日 ロイター] - 19日公表されたボストン大学のリポートによると、中国政府によるアフリカへのソブリン融資(政府保証付き融資)は昨年、総額9億9400万ドルと10億ドルを割り込み、2004年以降で最低の水準にとどまった。この10年間にわたりアフリカ大陸のインフラ事業に多額の資金を提供してきた中国の方針転換が鮮明に示された。

中国のアフリカ向け融資の減少は、アフリカの数カ国が債務危機に見舞われると同時に、中国自体も自国経済が逆風に直面している状況下で起きた。

アフリカは中国の習近平国家主席が2013年に提唱した巨大経済圏構想「一帯一路」の重点的な対象となっていた。

ボストン大学のデータによると、中国は2000年から22年にかけてアフリカに総額1700億ドルの融資を実施した。だが融資は16年をピークに大きく減少。21年に調印された融資契約は7件のみで総額12億2000万ドルにとどまり、昨年に調印された融資契約は9件だった。

リポートを共著したボストン大学の研究者、オインタレラド・モーゼス氏は、この2年間は新型コロナウイルスのパンデミックに加え、他の要因も影響していると指摘。融資減少の「多くは、リスクエクスポージャーの水準と関係している」と述べた。

アフリカ各国の政府は大方、中国の融資とインフラ事業を歓迎する一方、西側諸国は中国が貧困国に持続不可能な債務を負わせて借金漬けにしていると批判している。

中国から融資を受けているザンビアは2020年終盤、新型コロナウイルスのパンデミック期間中にアフリカで債務不履行を起こした最初の国になったガーナやケニア、エチオピアなど他のアフリカ諸国も債務の支払いに苦しんでいる

一方で中国は、不動産業界の不振が続き、通貨人民元が下落し、中国製品に対する需要が世界的に低迷する状況下、政策当局者は景気のてこ入れに苦戦するなど国内で独自の問題に直面している。

モーゼス氏はアフリカ向け融資の減少に「中国の国内経済が大きく影響している」と語った。

アフリカ向け融資の大半に関与してきた中国の国家開発銀行と輸出入銀行は、国内経済を支援するよう方針を転換する一方、海外向け融資の多くは自国に近い市場に振り向けられる見通しだ。

ただ、融資の減少は必ずしも、中国のアフリカに対する取り組みの終了を意味するわけではない。

ボストン大学の研究者は、5億ドルを超える融資が減少するとともに社会と環境への影響をより重視するという傾向は、質の向上と環境への配慮を強めた「一帯一路」へ向けた中国の姿勢を反映していると指摘。モーゼス氏は「こうした動きが(中国とアフリカの)関係の大きな部分を占めており、中国の貸し手からは依然として関心が寄せられると思う」と述べた。

アフリカ「巨大鉄鉱山」の開発に中国大手が参画 宝武鋼鉄集団、開発事業体との投資協定に署名

財新 Biz&Tech によるストーリー •2 時間

シマンドゥ鉱山は未開発の鉄鉱山としては世界最大級の規模を持つ(写真はWCSのウェブサイトより)© 東洋経済オンライン


アフリカのギニアで進められている世界最大級の鉄鉱山開発プロジェクトに、新たな進展があった。世界最大の鉄鋼メーカーである中国の宝武鋼鉄集団が、開発主体の企業コンソーシアムに正式に加わったのだ。
シンガポールの海運コングロマリットのウィニング・インターナショナルと中国の民営アルミ大手の中国宏橋集団が主導するウィニング・コンソーシアム(WCS)は9月5日、宝武鋼鉄集団の子会社の宝武資源とギニアのシマンドゥ鉱山の開発に関する投資協力協定に署名したと発表した。
シマンドゥ鉱山は未開発の鉄鉱山としては世界最大級の規模を持ち、鉱石の鉄含有率は平均65.5%に上る。本格稼働の暁には年間1億2000万トンの鉄鉱石の生産を見込み、グローバルな鉄鉱石市場の構図を一変させる可能性を秘める。

1年前から参画方針を表明

同鉱山は4つの鉱区に分かれており、WCSは北部の第1鉱区と第2鉱区の開発権益を保有する。宝武鋼鉄集団は1年前の2022年9月からWCSへの参画方針を対外的に明かしていたが、正式合意には至っていなかった。
「今回の協定により、WCSと宝武鋼鉄集団の戦略的パートナーシップが明確化された。われわれがシマンドゥ・プロジェクトで成し遂げてきた進展が、さらに加速することになるだろう」。WCSは声明のなかでそう期待を示した。

本記事は「財新」の提供記事です© 東洋経済オンライン


シマンドゥ鉱山の開発コストは、総額150億ドル(約2兆2084億円)に上ると試算されている。前述の第1鉱区と第2鉱区の開発事業体にはWCSが85%、ギニア政府が15%を出資している。
一方、南部の第3鉱区と第4鉱区の開発事業体には、英豪資源大手のリオティントが45.05%、中国の国有アルミ大手の中国鋁業集団(チャイナルコ)を中心とする中国企業連合が39.95%ギニア政府が15%を出資。そのうち中国企業連合には宝武資源も参画しており、宝武鋼鉄集団はシマンドゥ鉱山の全鉱区に足場を築いた格好だ。
(財新記者:羅国平)
※原文の配信は9月6日

参考文献・参考資料

アングル:中国のアフリカ向け融資急減、昨年は2004年以降で最低 (msn.com)

中国が支援するエチオピアの河畔緑地整備事業 (msn.com)

「一帯一路」鉄道がエチオピアで頓挫した事情 「プロジェクトの持続可能性は低い」 | ロイター | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

中華人民共和国とエチオピアの関係 - Wikipedia

アフリカ「巨大鉄鉱山」の開発に中国大手が参画 宝武鋼鉄集団、開発事業体との投資協定に署名 (msn.com)

古事成語「隗より始めよ」とは? 読み方、本来の意味を解説。由来や現代語訳、書き下し文も紹介 | Oggi.jp

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