政治(防衛)講座ⅴ493「米無人機部隊の発足、グローバルホークによる陽動作戦か?」
攻撃されないように秘密裏に設置するはずであるが? 目的は別のところにあるのか? 宇宙衛星による捕獲と攻撃の囮作戦か? 陽動作戦か?
皇紀2682年10月26日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
米無人機部隊が鹿屋で発足 防衛省、一時展開の必要性強調
朝日新聞社 2022/10/25 10:30
海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)に今月下旬にも配備される米空軍無人偵察機MQ9の運用部隊「第319遠征偵察中隊」が23日、発足した。日本周辺の安全保障環境をめぐり、防衛省と米軍は一時展開の必要性を強調する一方で、情報の開示には慎重だ。
「増大する安全保障の課題に対して相互協力はかつてないほど高まっている」。鹿屋基地の格納庫であった発足式。向こう1年間の指揮権を現地司令官に付与した在日米軍のジュン・オー空軍大佐はこう強調した。そして「インド太平洋全域で日米の情報、監視、偵察を支援することが可能だ」と述べ、人道支援や災害救助も含めた多機能の運用をアピールした。
オー大佐の説明によると、この中隊は第319戦闘機中隊と呼ばれる組織が前身。1942年に編成され、その後、再編などを繰り返して77年に米フロリダ州の空軍基地でいったん解散。「戦略的な地」とする鹿屋基地で、45年ぶりに再発足することになったという。
日本周辺海域での監視活動強化が目的だが、なぜ鹿屋なのか。
中国海軍とロシア海軍の艦艇はここ数年、鹿児島県の大隅海峡を通過して東シナ海に抜けるなどの共同運航を続けている。艦艇が通過しても国際法上の問題は生じないが、海上自衛隊の警戒が続く。海自の元海将は「日本側にとっては千載一遇のチャンス。データがとれるから」と語る。
一方、鹿屋基地に搬入されてきた機材の組み立てや運用開始日についてはいまだ不明だ。米軍の運用に関して「答えられない」としてきた防衛省の出先機関が今後、米軍の窓口として市民の不安と期待にどう応えるのかも注目されている。(具志堅直)
空自導入の無人偵察機「グローバルホーク」到着 青森 三沢基地
2022年3月12日 11時50分
日本周辺での警戒監視を強化するため、航空自衛隊が導入する無人偵察機「グローバルホーク」の最初の機体が12日の朝、青森県の三沢基地に到着しました。
「グローバルホーク」はアメリカで開発された全長およそ15メートル、翼の端から端までの長さがおよそ40メートルの大型の無人偵察機で、12日朝、青森県の航空自衛隊三沢基地に降り立ちました。
地上からの無線操縦によって36時間連続で飛行できるほか、高性能の赤外線カメラを使って高度2万メートルの上空から偵察や監視が可能だということで、隊員の負担軽減や安全確保につながることも期待されています。
航空自衛隊は去年、三沢基地に新たな部隊を発足させ運用に向けた準備を進めていて、到着した機体は必要な整備や点検などを終えたあと任務に当たるということです。
航空自衛隊は「グローバルホーク」を合わせて3機、三沢基地に配備する計画で、残りの2機についてもできるだけ早い時期にアメリカから到着させ運用を始めたい考えです。
自衛隊新導入の無人機、対中国で無力? 米軍では退役へ
編集委員・土居貴輝2021年8月29日 6時00分
自衛隊が今年度以降に配備予定の無人偵察機グローバルホーク(GH)をめぐり、米空軍が保有する同型機を早期に退役させる方針を打ち出した。機体が旧式化したことが理由だ。防衛省は今後20年間、毎年120億円超の予算をかけて運用する計画だが、さらなるコスト増も懸念されるほか、装備の有効性を疑問視する声もある。(編集委員・土居貴輝)
防衛省が導入するのは、GHの「ブロック30」と呼ばれるタイプ。
米空軍は7月21日、2022会計年度の予算案で、20機保有するブロック30の全機を退役させる方針を示した。理由として「競争の激しい緊迫した状況で運用できる能力がない」として機体の旧式化を指摘。空軍幹部は公聴会で「我々が直面している中国の脅威に対応できる設計になっていない」と証言した。
GHにはブロック30のほか、最新の派生型のブロック40がある。空軍は10機保有するブロック40の運用を続ける予定という。
この米空軍の方針について、防衛省の関係者は「中国は対空兵器、電磁波を使った妨害の能力を高めているが、ブロック30は他国から妨害を受けるような状況での運用が想定されておらず、台湾海峡の有事でも使えない」と指摘する。防衛省が導入するのは、GHの「ブロック30」と呼ばれるタイプ。
「中国の情報員によるとんでもない試み」アメリカ司法省が中国の情報員ら13人を訴追
TBS NEWS DIG 2022/10/25 11:35
アメリカ司法省は中国の情報機関員や協力者が関係したとする3つの事件を摘発し、13人を訴追したと発表しました。
アメリカ・ガーランド司法長官「これは中国の情報機関員によるとんでもない試みです」
アメリカ司法省は24日、アメリカ政府関係者に賄賂を渡し中国の通信機器企業に対する捜査の内部情報を盗もうとしたとして、中国の情報機関員2人を訴追したと発表しました。企業名は明らかにしませんでしたが、アメリカメディアはファーウェイに対する捜査に関連したものだと報じています。
また、司法省は
▼中国からアメリカに逃れた反体制活動家などを中国に強制的に帰国させる「キツネ狩り作戦」に関係した7人と、
▼学術機関を隠れみのにして、アメリカの元政府関係者らに情報提供を求めたとされる4人を訴追したことも明らかにしました。
ガーランド司法長官は「中国政府が我々の司法制度を弱体化させようとしたが成功しなかった」と強調しています。
参考文献・参考資料
米無人機部隊が鹿屋で発足 防衛省、一時展開の必要性強調 (msn.com)
「中国の情報員によるとんでもない試み」アメリカ司法省が中国の情報員ら13人を訴追 (msn.com)
空自導入の無人偵察機「グローバルホーク」到着 青森 三沢基地 | NHK | 自衛隊
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