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政治講座v764「ロシアの権力闘争始まる」

希望的観測も含めてロシアの権力者の自滅が起こらないかと考えるのである。関連記事を発見したので紹介する。

        皇紀2683年1月13日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

プーチン氏〝失権〟も 後継争い激化、民間経営者・プリゴジン氏VS元大統領・メドベージェフ氏 侵攻の責任、権力闘争に利用か

3 時間前

ウクライナ侵攻が停滞するロシアで、ウラジーミル・プーチン大統領の後継争いが激化している。有力視されているのが民間軍事会社ワグネルを率いる「強硬派」のエフゲニー・プリゴジン氏と、大統領や首相を務めたドミトリー・メドベージェフ氏だ。来年の大統領選に向け、プーチン氏が両者の板挟みとなって権力を失う可能性があると専門家は指摘する。

ロシア国防省は11日、ウクライナでの特別軍事作戦の総司令官にゲラシモフ参謀総長を任命した。総司令官を務めてきたスロビキン氏は副司令官とされ、事実上降格となった。プーチン氏は同日のオンライン会議で、航空機調達の遅れについてマントゥロフ副首相を叱責するなど、いらだちを隠さない。

ロシアの攻撃は、民間軍事会社頼みの色合いが強まっている。ウクライナ東部ドネツク州バフムト近郊ではワグネルの熟練要員らが投入された。

現地ではプリゴジン氏本人が視察する様子が報じられた。塩や石膏(せっこう)などの権益が狙いとの見方もある。

筑波大の中村逸郎名誉教授は「ワグネルが軍事作戦を主導しているといっても過言ではない。プリゴジン氏はプーチン氏にできないような前線の視察を行うことで自らの存在感を誇示し、大統領選に向けた国内へのアピール効果を狙っている」とみる。

プリゴジン氏はまた、「愛国と国家主義」を掲げ将来本格的な政党になりうる保守運動の開始を検討しているという。昨年11月、露独立系メディア「メドゥーザ」がクレムリン(大統領府)に近い情報筋の話として報じた。

対抗馬に絞られつつあるのが、プーチン氏とのコンビで長年首相や大統領を務め、現在は安全保障会議副議長のメドベージェフ氏だ。

昨年12月21日には訪中して習近平国家主席と会談、存在感を示した。

ただ、露独立系メディア「ベドモスチ」によると、メドベージェフ氏が党首を務める政権与党「統一ロシア」が、人工知能(AI)などで与党支持者のSNSを解析したところ、約65%が軍事作戦に反対だったといい、支持基盤に揺らぎもみえる。

メドベージェフ氏は昨年末、「ドイツとフランス間で戦争が起こる」「米国で内戦が勃発し、イーロン・マスク氏が大統領になる」などとした2023年の見通しをSNSに投稿した。プリゴジン氏は「エロティックな空想だ」と批判した。

中村氏は「両者の一騎打ちの構図が徐々にみえてきた。現状では兵員を掌握し、オリガルヒ(新興財閥)が集まり出してるとの情報もあるプリゴジン氏が優勢のようだ。メドベージェフ氏は本来、リベラルなだけに本音では侵攻終結を狙う可能性もあるプーチン氏は両者の板挟みとなり、侵攻の責任を負わされるなど権力闘争に利用されることになるかもしれない」と語った。


参考文献・参考資料

プーチン氏〝失権〟も 後継争い激化、民間経営者・プリゴジン氏VS元大統領・メドベージェフ氏 侵攻の責任、権力闘争に利用か (msn.com)

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