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政治講座ⅴ488「人肉食:米国とメキシコの事件(シリアルキラー)」

この様な記事を読むと人間不信になるであろうが、これが、悲しいかな人間の「さが」なのであろうか。中国共産党の文化大革命のときに起きた「広西虐殺」がある。惨い! 「人肉を食う」とは。倫理観・宗教感を否定しているのが共産党でしたね。やりかねない。今回は、人肉食の関連記事を採り上げる。台湾の首切り族の話は今後する。

        皇紀2682年10月25日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

はじめに

以前のブログも併せてお蘭下さい。

政治講座ⅴ466「文化大革命に行われた虐殺と人肉食:チワン族への虐殺そしれウイグル人へのジェノザイド」|tsukasa_tamura|note

文革時代の最も行き過ぎた行為の一つに、中国南部・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)の武宣(Wuxuan)県で起きた、粛清の犠牲者の心臓や肝臓、性器が食べられた事件がある。0年代初頭に公式調査を行った主要メンバーの一人は、匿名を条件にAFPの取材に応じ、武宣県では少なくとも38人が食人の犠牲になったと明かした。「全ての食人行為は、階級闘争があおられた結果起きたもので、憎悪の表現として行われた。恐ろしく、獣にも劣る殺人だった].

10年間の惨劇の中、広西チワン族自治区では無数の人々が命を落としたのみならず、ぞっとするような残酷行為と悪意が吹き荒れた」――この調査団の元メンバーは、未公表のままの報告書草案にこう書いている。AFPが確認した草案には「首切りや殴打、生き埋め、石打ち、水責め、釜ゆで、集団虐殺、内臓の抜き出し、心臓や肝臓、性器の切り取り、肉のそぎ落とし、ダイナマイトでの爆破など、あらゆる方法が使われた」とあった。1968年には、中学校の生徒たちが地理の講師を殴り殺した後、遺体を川辺に運び、別の教師に強要して心臓と肝臓を取り出させる事件があった。学校に戻った生徒たちは臓器を焼いて食べたという。
台湾の首狩り族の話は後日する。


「遺体の一部は油で揚げて食べた」全米を震撼させた殺人鬼、終身刑に 米

BRENNA EHRLICH 2022/10/24 06:50

© ローリングストーン日本版 提供

 2019年に出会い系アプリ「Grindr」で知り合ったケヴィン・ベーコンさんを殺害したマーク・ラトゥンスキー被告が、現地時間20日に終身刑を言い渡された。

本法廷は、これが冷酷な計算のもとに行われた犯罪だと判断します」。
米CBSによると、マシュー・スチュワート判事はこう述べた。
「ケヴィン・ベーコンさんの死はマーク・ラトゥンスキー被告が意図したものです」。ラトゥンスキー被告は9月に有罪を認めており、19日に第1級殺人罪で有罪が確定した。

ラトゥンスキーさんは出会い系アプリでベーコンさんと知り合った後、殺害した。ベーコンさんは2019年のクリスマス・イブに行方が分からなくなっていたが、3日後にラトゥンスキー被告の地下室で喉を切り裂かれているのが警察によって発見された。ラトゥンスキー被告はベーコンさんの身体の一部を油で揚げて食べ、血と骨は家庭菜園の肥料に、また筋肉はジャーキーにするつもりだったと警察に供述した。被告は殺人罪遺体損壊罪で起訴された。当初2020年には法定能力がないと判断されたが、この決定はのちに覆された。

ヘアスタイリストを夢見ていたベーコンさんは、ラトゥンスキー被告が最初に狙った標的ではなかった。2020年10月にはジェームズ・カールセンさんが連邦裁判所に提訴し、ラトゥンスキー氏から鎖で地下室に縛られたと訴えた。カールセンさんは逃亡した後911に緊急通報した。同じ年の11月には別の男性が(警察の調書では名前は伏せられている)、やはり同じ住宅から逃げ延びた。「気味の悪いヤツから逃げているところだ。ヤツの地下室で拘束された」と、その男性はオペレーターに語っていた。

当時、いずれのケースでも起訴はされなかった。「誰も警察の介入を望みませんでした。起訴を望む者もいませんでした」と、2020年1月にミシガン州警察のデヴィッド・カイザー警部補は語っている。「多くの場合、みな仕事とプライベートを抱えていて、その2つを混ぜこぜにはしたがりません。プライベートは非常に内密で、しっかりガードされています

だが、ベーコンさんの友人はこうした説明を真に受けなかった。2021年、ベーコンさんの友人でルームメイトのミシェル・メイヤーズさんはローリングストーン誌にこう語っている。「なぜ当時(ラトゥンスキー被告は)尋問されなかったのでしょう? 地下室でゲイが騒いでいるだけだとでも? もし地下室につながれて逃げ出したのが女性だったら、どうだったでしょう? たとえその女性が大丈夫だと言っても、(おそらく)警察はもっと捜査に力を入れていたはずですfrom Rolling Stone US

シリアルキラー事件、72歳元肉屋の男の自宅から約4000個の白骨が発見

Andrea Marks |2021/06/23 

ernando Llano/AP Images

 現地時間2021年6月12日、メキシコ警察当局の捜査員たちは5月から行なってきたシリアルキラー事件の捜査の結果、容疑がかけられていた肉屋の男の自宅から、約4000個(17人分)にものぼる白骨の破片が発見されたことを報告した。

AP通信の伝えるところによると、2021年5月15日、買い物から帰ってこない妻を不審に思ったメキシコシティの警察署長が妻の捜索を始めた。夫妻の知り合いであったアンドレという肉屋の男が妻と同行していると考えられており、警察署長がアンドレの自宅に向かうと、その地下室では妻がバラバラにされた死体となって発見された。

警察によりアンドレの自宅が捜索されると、そこには女性の衣服、装飾品、化粧品、投票者IDや身分証明証、携帯電話などに加え、アンドレが他にも殺人を行なっていることを示すようなビデオテープが発見された。見つかった身分証明証には5年もの間行方不明になっている女性のものも含まれていた。現在では使われなくなった8ミリフィルムやVHSを考えると、遥かに昔から犯行が行われていたことが予想される。

警察署長の妻を殺害した容疑の裁判を待つ一方で、警察はさらに容疑者自宅の地下を掘り返すなどして捜査を続けた。そしてついに6月12日、捜査員たちは5月から継続してきた捜査の結果、17人の人間が4000個にものぼる白骨の破片となって発見されたことを報告した。この事件について、メヒコ州司法長官はまだコメントを発表していない。

メキシコ当局はこれまで、容疑者のファーストネームに加え、彼が72歳で、以前は肉屋として働いていたこと、地区の自治会長を務めていたことを明かしている。AP通信によると、容疑者は肉屋が専門的に使う、弓鋸とナイフで最後の被害者を解体したようだ。捜査チームは白骨の破片からDNAを抽出し、被害者たちの特定を試みている。

From:Mexican Police Find Thousands of Bone Fragments at Suspected Serial Killer’s Home Translated by Kazuhiro Ouchi

前記事の補足解説

地下室の人食い殺人鬼、出会い系アプリに潜む恐怖

JOSEPH JAAFARI |2021/04/20 06:45

ケヴィン・ベーコンさんが地下室で遺体で発見された数日後の2020年1月上旬、マーク・ラタンスキーの自宅を囲む警察の立入禁止テープ(Photo by Ryan Garza/© TNS/ZUMA)

それは一夜限りの関係で終わるはずだった。

2019年12月24日午後5時頃、米ミシガン州フリントから南西に20分の場所にある住宅地、スワーツ・クリークに住む美容師ケヴィン・ベーコンさん(当時25歳)はゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー男性向けマッチングアプリGrindrで出会った男に会いに出かけた。

ベーコンさんの心は暗かった。家庭に問題があったと、の長年の友人でルームメイトのミシェル・マイヤーズさんは言う。その日の午後、自宅の向かいにある美容室での仕事を終えた彼は姉と母の髪をセットしていた。ローリングストーン誌が入手したメッセージのやり取りによると、会いたくない人物が夕食を食べに来ると2人から聞き、その間外で気晴らしをするため、Grindrを開いた。

マイヤーズさんや他の友人たち曰く、これは特に珍しい行動ではなかった。一般的な若い男性同様、一夜限りの関係を友人たちによく自慢していた。しかし、悩みからの逃避手段としてもよくセックスを使っていたと友人たちは言う。田舎臭くて刺激のないスワーツ・クリークが嫌いなのもその悩みの一つだった。「ここにあるものはみんなすごく時代遅れで、色々な機会を逃してる気になるんです」とマイヤーズさんは言う。

派手好きで、ハンドバッグを持ち歩き、有名デザイナーが手掛けた服に詳しい、身長6フィート(約183センチ)以上でがっしりとした体格のベーコンさんは郊外地で目立っていた。20代半ばにして既に生え際が後退していた髪を様々な色に染めていた。「みんなケヴィンを知っていました」と彼の近しい友人サラ・ホープ・スペンサーさんは言う。「大きくて、背が高くて、いつも何かすごいことをしていました」

2019年は全体的に苦しい一年だったが、それを変えようと動いていた。友人たちが住み、より規模の大きいゲイ・コミュニティのあるシカゴに引っ越そうと計画していたが、普段からお金の管理で困っていたベーコンさんにとって、決められた支出額を守るのは容易ではなかったため、まだしばらくスワーツ・クリークに留まることになっていた。

そのクリスマスイブにマイヤーズさんとルームシェアしていたアパートに戻ると、今晩の相手を探し始めた。友人の家に集まって酒を飲みながらゲームをする予定だったルームメイトと話しながら画面をスクロールしているうちに近くに住む男を見つけた。彼女によると、ベーコンさんは身支度を済ませると午後5時過ぎに車で出かけたという。家を出る様子をドアベルのカメラが捉えていた。だが、帰って来ることはなかった。

翌日、家族とのクリスマスの朝食に姿を現さないと、父は警察に通報した。3日間の捜索に地元メディアも同行し、フリントや近くの町に住む友人たちも駆けつけ、警察と家族と共に線路や茂み、畑の中を捜した。もし死んでいるとしたら、どこかの野原など、開けたところにいると考えていた。

皆が外を捜索していたその頃、ケヴィンさんは町から20マイル(約32キロ)離れた田舎にある石造りのコテージの地下室で吊り上げられ喉をかき切られていた。会いに行っていた相手のマーク・ラタンスキーはすぐに容疑を認めた。しかし、ベーコンさんの身に起きたことは彼を心配する人たちが想像するより遥かに恐ろしかった

My opinion

君子危うきに近寄らず! 気を付けよう、甘い言葉と暗い夜道。
貴方も殺されて食べられるよ! どんとはれ!

参考文献・参考資料

「遺体の一部は油で揚げて食べた」全米を震撼させた殺人鬼、終身刑に 米 (msn.com)

政治講座ⅴ466「文化大革命に行われた虐殺と人肉食:チワン族への虐殺そしれウイグル人へのジェノザイド」|tsukasa_tamura|note

「中国式現代化」を推進=共同富裕、加速へ―習近平氏 (msn.com)

チワン族 - Wikipedia

広西チワン族自治区 - Wikipedia

広西虐殺 - Wikipedia

カニバリズム - Wikipedia

シリアルキラー事件、72歳元肉屋の男の自宅から約4000個の白骨が発見 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

地下室の人食い殺人鬼、出会い系アプリに潜む恐怖 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

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