見出し画像

政治講座ⅴ364「ゼレンスキー氏は稀代の天才役者か?大統領として天才的な能力で広報活動の実施。ロシアのロジステックの重要性欠如が勝敗を決める」

 ロシアのウクライナ侵攻で見えて来た部分がある。ウクライナ大統領による広報活動の重要性、つまり世界を味方につけたことである。ウクライナに侵攻したロシアの侵攻の失敗は後方活動のロジステックの失敗であろう。孫子の兵法でも侵攻するときは短期間で勝負をつけ、長期になったら兵站の問題、つまり、ロジステックの失敗に繋がるので長期にしてはいけないと言っている。プロパガンダが成功するか否かは広報活動に掛かっている。広報活動でもロシアは負けているのである。事実は別にして、侵攻の「大義名分」がないのである。

          皇紀2682年9月8日
          さいたま市桜区
          政治研究者 田村 司

はじめに

親ロシアの大統領の腐敗・横領・軍事物資の横流し、疲弊した国内を立て直しの最中にロシアの軍事侵攻にも負けず、国民を鼓舞して、ロシアと戦う姿勢は世界に共感を生んだ。世界に向けた軍事支援の広報活動とその先に向けた疲弊した国土の立て直しの投資というビジネスの旨味の提示、やはり、彼は天才か?諸葛孔明のような軍師が側近にいるのか?報道記事から彼の行動を考察する。

ゼレンスキー氏、NY証取で投資呼び掛け

AFPBB News 2022/09/07 11:57

© Michael M. Santiago / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP
ゼレンスキー氏、NY証取で投資呼び掛け


【AFP=時事】ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、米ニューヨーク証券取引所の取引開始を告げる「オープニングベル」にビデオ形式で参加し、ウクライナへの投資を呼び掛けた。


© Michael M. Santiago / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AFP
ゼレンスキー氏、NY証取で投資呼び掛け


自由の力」と書かれた黒いTシャツを着たゼレンスキー氏は「われわれは自国経済を再建しようとしている。あなた方とあなた方の企業に、共に働く機会を提供します」と訴えた。

 その上で、投資促進キャンペーン「アドバンテージ・ウクライナ」を発表。「ウクライナは未来の勝利の物語だ。今こそ、大きな金銭的価値のあるプロジェクトに投資し、われわれと勝利を分かち合うチャンスだ」と語り掛けた。 演説が終わるとオープニングベルが鳴り、拍手喝采を浴びた。ウクライナ政府は、ロシアにより破壊された国土の復興には少なくとも7500億ドル(約106兆円)が必要としている。(c)AFP【翻訳編集】AFPBB News

ロシアのお粗末なプロパガンダを紹介する。
ロケット弾が180度回転????

「ウクライナ軍のロケット弾が奇跡的に180度回転」…露側専門家がIAEA調査団に釈明

読売新聞 2022/09/04 18:16

© 読売新聞 ザポリージャ原発(8月22日)=ロイター

ロシア軍が占拠するザポリージャ原発での国際原子力機関(IAEA)の調査では、露軍占領地域から発射されたとみられるロケット弾の残骸に関し、露側専門家が「ウクライナ軍のロケット弾が奇跡的に180度回転した」と調査団に強弁する動画が拡散している。ロシアはウクライナ軍が原発を攻撃しているとの主張を浸透させようと躍起になっている

 動画では、メディアを引き連れて調査団を案内した露国営原子力企業ロスアトム幹部が1日、ロケット弾の着弾角度に疑問を持ったIAEAの調査団に釈明している。ロシア通信も画像を配信し、ウクライナのロケット弾だと強調した。ウクライナの内務相顧問は2日、自身のSNSに動画を投稿し「これがロシアのやり方だ」と皮肉った。米政策研究機関「戦争研究所」は、ロシアが調査団の訪問に合わせ、原発に脅威を与えているのはウクライナ軍だと印象づける取り組みを加速させるだろうと指摘している。

戦争のプロはロジスティクスを語り、素人は戦略を語る 「軍事ロジスティクス」から考える世界戦争史

石津朋之(歴史学者) 2022/09/05 21:31

変化するロジスティクスの限界

「戦争のプロはロジスティクスを語り、戦争の素人は戦略を語る」と言われる。【画像】「応急救護」をするウクライナ兵(11枚)

 1991年の湾岸戦争や2003年のイラク戦争でもそうだったが、テレビなどメディアでは最前線の戦いの場面ばかりが話題にされ、アメリカ本土やヨーロッパなどから中東地域まで軍隊を移動させ兵士に糧食や水を提供し、必要な武器および弾薬を運搬するという、戦いの基盤となるロジスティクスあるいは兵站の側面はほとんど注目されなかった

 だが、仮にロジスティクスが機能不全に陥れば、いかに世界最強のアメリカ軍や多国籍軍(有志連合軍)といえどもほとんど戦えないのだ。

 実際、歴史を振り返ってみれば、戦いの場所や時期、規模を少なからず規定してきたのはロジスティクスの限界あるいは制約だったことが理解できる。湾岸戦争やイラク戦争で、とりわけアメリカ軍はいとも簡単に最前線まで兵士や物資を移送させたように見えるが、それが可能だったのは同国軍が中東地域へと至るロジスティクスの線(ライン)――例えばシーレーン――を確保し、それを維持し得たからだ。

 もとより、ロジスティクスの限界は時代とともに変化する。例えば、有名な古戦場の位置を地図で確かめてみれば、ほとんどが河川や運河の近くである事実に直ちに気が付くだろう。大量の兵士や物資を移送するには昔は河川や運河に頼るしか方法がなかったからだ。河川沿いにロジスティクス拠点を設けて、そこから行動可能な範囲内で戦ったのである。

中国の戦争史とロジスティクス

 ロジスティクスの重要性について戦争の歴史から概観すれば、例えば古代中国、三国志の時代の官渡(かんと)の戦い(200年)で袁紹(えんしょう)は、その膨大な兵力を支えるため大量の補給物資を必要としたため、自国から戦場までの物資の輸送体制を整えようとしたものの、敵対する曹操(そうそう)はそれを予期して奇襲攻撃を実施し、袁紹軍の補給部隊を撃破、その物資を焼き払うことに成功した。

 また、蜀(しょく)の諸葛(しょかつ)亮(りょう)の行ったいわゆる北伐、最後の第五次北伐において彼が、五丈原(ごじょうげん)で屯田を行うことで自軍の糧食問題の解決を図ろうとした事実はあまりにも有名だ。加えて、諸葛亮が発明した「木牛流馬」という移送手段は今日に至るまで広く知られている。

 さらにチンギス=ハンおよびモンゴル帝国の時代、彼らは築城や屯田のための専門部隊を備えていた。また、補給および連絡網など後方地域の支援態勢を含めた軍事のシステム化および効率化に優れ、ロジスティクスとりわけ糧食の確保を重視した。駅道と駅舎(ジャムチ)、駅伝(ジャム)制の整備(約4kmごと、換え馬、糧食)はつとに知られ、のろし(烽火台)の活用にもたけていた。

ローマと軍事ロジスティクス

© Merkmal 提供 開戦前、2016年にウクライナ軍が実施した実動演習の際のトラックの車列(コンボイ)(画像:ウクライナ国軍参謀本部)

 他方、古代ギリシアおよびローマの時代には、例えばマケドニアのアレクサンドロス大王は、いわゆる「東征」に際し自らの軍隊の進撃に先立って、工兵部隊に道路の整備を実施させている。また、陸上で十分な補給物資を確保するために軍を分割し、その軍は沿岸を航行する船舶から水の補給を受けた。

 ローマとカルタゴの戦争、例えば第2次ポエニ戦争(紀元前218~201年)でローマの将軍クィントゥス・ファビウス・マキシムスは当初、アルプス越えで知られるカルタゴの将軍ハンニバル・バルカと直接対峙(たいじ)することを回避し、ハンニバルの補給物資を断つことを主たる目的として行動した。今日でも「ファビウス戦法」として知られる戦い方だ。続く第3次ポエニ戦争(紀元前149~146年)でローマは、カルタゴの籠城に対して補給物資を遮断、飢餓へと追い込んで降伏させた。

 ローマ(帝国)軍は橋梁、水道橋、そして道路――ローマ街道――の建設に優れた能力を発揮したが、これこそローマの強さの秘訣(ひけつ)だった。当時は、今日の戦闘部隊、工兵(エンジニア)部隊、補給部隊といった明確な区別はなく、兵士には技術的な知識を求められたのだ。

近現代へと至るヨーロッパの歴史

 中世ヨーロッパの攻城戦が優れてロジスティクスをめぐる戦いだった事実は広く知られる。また、11~13世紀の十字軍の時代、エルサレムに向けて兵士(騎士)や補給物資の運搬を担当し、富を得たのがヴェネツィア、ジェノヴァ、アマルフィーに代表されるイタリアの都市国家だった。こうした国家は、今日で言う銀行業も担当したのだ。

 次に、近現代の戦争では、1789年のフランス革命後のナポレオン・ボナパルトによるロシア遠征や第2次世界大戦でのドイツ軍によるソ連侵攻は、ロジスティクスをめぐる問題を考えるための事例としてしばしば取り上げられる。

 また、アメリカ南北戦争(1861~65年)で連邦軍(北軍)が実施した海上封鎖「アナコンダ」作戦、さらにはウィリアム・シャーマン将軍が実施した焦土作戦(「海への進撃」)は、まさに敵である連合軍(南軍)のロジスティクス拠点に対する攻撃だった。

 1914年、第1次世界大戦の緒戦においてフランスは、ドイツ軍の侵攻に対するパリ防衛のために急きょタクシーを活用し、1916年に激戦地ヴェルダンへと補給物資を運搬したただ1本の道路は「聖なる道(Voie Sacree)」と呼ばれ、ともに今日まで「伝説」として語り継がれている。また、この大戦を通じて新たに生じた問題が継続的な物資の補給、とりわけ弾薬の補給であり、これは「シェル・スキャンダル(砲弾スキャンダル)」として参戦諸国内で政治問題化したのだ。

 実際、イギリスの戦略思想家J・F・C・フラーは、第1次世界大戦をふたつの巨大なロジスティクス・システム間の戦い、すなわちイギリスの「ミッドランズ」とドイツの「ルール」という両国の大工業地帯間の戦いだったとの興味深い指摘をしている。思えば、この大戦の後半、ドイツ軍人で実質的な同国の戦争指導者となったエーリヒ・ルーデンドルフは「第1兵站総監」に任命されたが、この事実はロジスティクスが戦争の成り行きを大きく左右するようになったことを示す証左だ。

ロジスティクスとインテリジェンス

© Merkmal 提供 トラックの整備を行う兵士(画像:ウクライナ国軍参謀本部)

 実は、当時の主要諸国の軍隊の参謀組織は第1次世界大戦の開戦時までにはほぼ確立されていたが、元来、この組織はロジスティクスの機能を強化する必要性から生まれたものだ。戦略、作戦および戦術の策定とその実施を支えるのが、戦いの基盤となるロジスティクスとインテリジェンス(情報)であると考えられたからである。

 つまり、インテリジェンスによって状況を冷静かつ正確に把握し、ロジスティクスによって戦略などの実現可能性を検討、それらの実施に当たっては物質的な支援を組織的に実施するのだ。

 ロジスティクスの観点からすれば、近代の戦争を変えたひとつの転換点は疑いなく鉄道の登場だった。大量の兵士や物資を絶えることなく前線へと運び込める。しかも前線で傷付いた兵士を迅速に後方に送り、治療を受けさせることが可能になった。その後のトラックの登場――自動車化――によっても、やはり戦争の様相は変化した。もちろん、航空機や大型船舶の存在も忘れてはならない。

 そして、このような技術のイノベーション――例えばAI(人工知能)――は今日でも継続しており、軍事の領域に取り入れられ、戦争の様相を大きく変えつつある。

「バルバロッサ」作戦のロジスティクス

 ロジスティクスの観点から第2次世界大戦、1941年東部戦線の「バルバロッサ」作戦や独ソ戦全般を考えれば、これが「兵站支援限界」を超えた、さらには「成功の局限点」を超えた、無謀としか表現し得ない作戦だった事実は否定できない。

 北アフリカの戦いでのドイツ軍指揮官エルウィン・ロンメルにも同様に当てはまるが、「バルバロッサ」作戦は、一見華やかな「電撃戦」の表層に目を奪われることなく、その負の側面、とりわけあまり注目されることのないロジスティクスをめぐる側面にも十分に留意するようわれわれに警告しているようにも思われる。

「バルバロッサ」作戦や独ソ戦全般は、1812年のナポレオンのモスクワ遠征としばしば類比される。実際、約1世紀前の戦いの研究を通して第1次世界大戦のドイツ軍人は、常にナポレオンの悪夢の再来を懸念していたのだ。

 モスクワ遠征に最終的にナポレオンが失敗した理由が、糧食、医療、防寒対策を含めた「管理面の欠陥」――つまりロジスティクス――にあったとする指摘は重要である。確かに当時、あらゆる意味において戦争は、ナポレオン個人の「軍事的天才」(カール・フォン・クラウゼヴィッツ)だけではもはや統制および管理できない規模にまで拡大していたのだ。

 ただし、ナポレオンの大陸軍(グランダルメ)を実質的に敗北させた原因は、補給物資の不足というよりも、それを前方地域に移送および分配する能力の欠如だった。ナポレオンの有名な格言に「軍隊は胃袋とともに進む」とあるが、ロシア遠征ほどその失敗によってこの格言の妥当性を証明し得た事例はないだろう。ロジスティクスをめぐる戦いにおいてしばしば問題視されたのが、補給物資の不足そのものではなくそれを最前線へと運ぶ手段であるとの事実は極めて重要だ。

日本の戦争とロジスティクス

 次に、日本の戦争の歴史からロジスティクスの重要性について考えてみよう。

 例えば、663年の白村江(はくすきのえ)の戦いに敗北した当時の日本の政権は、朝鮮半島に上陸した兵士に物資を補給する術(すべ)を断たれた。12世紀末の源氏と平氏の戦いで、平氏の根拠地である屋島の孤立を図った源氏であるが、逆にいわゆる西国地域で糧食不足に陥り平氏側の補給ルートの遮断に失敗、結局は屋島への攻撃を実施することを余儀なくされたのだ。

 次に、豊臣秀吉が2度にわたって実施した朝鮮出兵(文禄(ぶんろく)および慶長の役【1592~1593年と1597~1598年】)に対して朝鮮の将軍イ・スンシン(李舜臣)は、日本側の糧食を断つ目的で海上での戦いを挑み、これに勝利した。織田信長や豊臣秀吉による全国統一の過程で、石田三成がロジスティクスの側面でその能力を大いに発揮した事実は広く知られている。

 また、時代は下って1904~1905年の日露戦争で日本海軍は、朝鮮半島およびアジア大陸に進出した陸軍に対する日本海の補給線(ライン)を確保するために、ロシア極東艦隊やバルチック艦隊の撃滅を重視した。

 1937年7月の盧溝橋(ろこうきょう)事件に始まる日中戦争時の「援蒋(えんしょう)ルート」、ヴェトナム戦争での「ホーチミン・ルート」は、まさに戦争が補給線(ライン)をめぐるものだった事実を如実に物語っている。

 また、日中戦争で毛沢東(もうたくとう)が用いた遊撃戦(ゲリラ戦)も、日本軍を中国大陸の奥深くに引きずり込むことによって補給ルートを遮断することが、その目的のひとつだった。これは、第1次世界大戦でのイギリス軍人「アラビアのロレンス」によるオスマン(=トルコ)帝国に対する戦い方とほぼ同様だった。

太平洋戦争のロジスティクス

© Merkmal 提供 マーチン・ファン・クレフェルト『増補新版 補給戦――ヴァレンシュタインからパットンまでのロジスティクスの歴史』(画像:中央公論新社)

 太平洋戦争(1941~45年)で、日本海軍がいわゆる艦隊決戦との構想を捨て補給(戦地への補給および日本本土への物資の移送)にその部隊の多く――主力ではないものの――を投入するようになったのは、実に1943年末になってからだ。「海上護衛総司令部」の創設であるが、その間、アメリカ軍によって多数の日本軍兵士は、まさに飢え死にと溺死を余儀なくされた。飢え死に」と「水没」は、この戦争における日本軍の犠牲者の最大の原因だったとされる。

 太平洋戦争における日本軍のロジスティクスのあり方を考えるための事例としてしばしば取り上げられるのが、ガダルカナルの戦い(1942年8月~1943年2月)とインパール作戦(1944年3~7月)だ。前者の戦いでの失敗でこの島は「餓島」とやゆされ、後者の戦いでは、ロジスティクスの観点から実施不可能との意見が一部の陸軍参謀によって具申されたが、これがいわば黙殺された事実は広く知られている

 また、このインパール作戦では作戦中止後の撤退段階で最大の犠牲者が出ており、全ての戦死者数の約6割とされる。日本軍が撤退した道は、「白骨街道」と呼ばれた。この作戦ではまた、マラリアや赤痢などに対する軍事衛生への意識の欠如が著しく、ここでも病死と飢え死にが犠牲者の多くを占めた。ここには、軍隊の撤退をめぐる問題、いわゆる「出口戦略」の困難さもうかがい知ることができる。

 これとは対照的にイギリス軍は、当初のビルマ(現在のミャンマー)からの敗走といった苦い経験を踏まえ、インドとビルマの国境地帯の部隊に対しては、大量の補給物資を備蓄し、日本軍を消耗戦争へと引きずり込む方針を用いた。彼らは日本側のロジスティクスの貧弱さを見抜いていたのだ。

 例えばこの戦線でイギリス軍は、陸上での移動および補給が極めて困難だったため、航空機を活用した。オード・チャールズ・ウィンゲート指揮下のイギリス軍部隊――「チンディット」として知られる――が1943年にインドからビルマ北部へと侵入し、日本軍の背後で実施した作戦はその代表的な事例だ。ここでは、輸送機およびグライダーを多数用いて、約3000人の空挺(くうてい)部隊が日本軍の背後に降下した(翌年の同様の作戦では約9000人)。併せて、大規模な空中補給も実施された。

 こうしたウィンゲートの後方かく乱が成功した要因として、日本軍がビルマ戦線で広く分散していた上にほとんど予備兵力を有せず、さらには、その補給線(ライン)が極めて貧弱だった事実が挙げられる。日本軍の弱点だったロジスティクスが狙われたのだ。

 イスラエルの歴史家マーチン・ファン・クレフェルトがその主著『補給戦――ヴァレンシュタインからパットンまでのロジスティクスの歴史』(中央公論新社、2022年)で鋭く指摘したように、やはり戦争という仕事の90%はロジスティクスをめぐる問題であるのかもしれない。

 確認するが、ロジスティクスは戦争あるいは軍事作戦の根幹なのであり決して「後方」などではないのだ。


参考文献・参考資料

「ウクライナ軍のロケット弾が奇跡的に180度回転」…露側専門家がIAEA調査団に釈明 (msn.com)

戦争のプロはロジスティクスを語り、素人は戦略を語る 「軍事ロジスティクス」から考える世界戦争史 (msn.com)

もし第三次世界大戦になったら:攻撃対象に言及するロシア下院議員 (msn.com)

イギリス新首相トラス氏「嵐乗り切り経済再建」 ゼレンスキー氏には「揺るがぬ支援」約束:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

ゼレンスキー氏、NY証取で投資呼び掛け (msn.com)

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?