見出し画像

政治講座ⅴ547「ロケット残骸の軌道失敗:論より証拠」

何が宇宙大国!この様をを見よ!世界中に残骸ゴミをまき散らして、天狗になっている。もう少し謙虚になるべきであろう。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心で虎になった話(山月記)がある。まさに今の中国はその「虎」になった「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」である。

         皇紀2682年11月5日
         さいたま市桜区
         政治研究者 田村 司

はじめに(解説)

臆病な自尊心』とは「自分には才があるはずだという自尊心を持ってはいるが、その才が否定されてしまうことを恐れるあまりに、本格的に才を磨くことができない」といったことをし、そして『尊大な羞恥心』とは「自分は才がある傑物なのだ、と信じているために、凡人と肩を並べて付き合うことを恥ずかしく思ってしまう」ことをしている。

中国、残骸落下リスク否定 運搬ロケット巡り

共同通信社 2022/11/04 21:14

© KYODONEWS 中国のロケットの残骸とみられる破片=
8月、フィリピン・ミンドロ島(フィリピン沿岸警備隊提供・共同)

 【北京共同】中国外務省の趙立堅副報道局長は4日の記者会見で、中国が宇宙ステーション関連施設の打ち上げに使った運搬ロケットの残骸落下について「大部分は大気圏突入の過程で燃え尽き、航空活動や地上に危害をもたらす確率は極めて低い」と述べた。

 趙氏は残骸の軌道について「主管部門が密接に監視している」と強調。中国は国際社会に向けて適切に情報公開をすると主張した。

 中国は10月31日に運搬ロケット「長征5号B遥4」で宇宙実験施設「夢天」を打ち上げた。

 中国が打ち上げに使ったロケットの残骸を巡っては、今年7月にフィリピン近海に落下した際、問題視された。

韓国国産ミサイル発射失敗、十数秒飛んだあと自爆―中国メディア

Record China 2022/11/04 17:45

© Record China

中国メディアの海外網は3日、韓国国産の中距離地対空ミサイル「天弓」が発射数十秒後に自爆したと報じた。

記事は韓国JTBCの報道を引用し、韓国空軍は2日に行った「2022年誘導弾射撃大会」で韓国国産ミサイル「天弓」の試験に失敗したとし、「ミサイルは十数秒飛行したあとに交信に問題が発生して、空中で自爆した」と伝えた。

韓国が15年に「天弓」を配備して以来、同型のミサイルの発射に失敗したのは初めてのことだという。

記事は「天弓」について、「韓国が11年に巨額を投じて独自開発した地対空ミサイルで、韓国版パトリオットと呼ばれる。主に高度40キロ以下を飛行する敵機やミサイルの迎撃に使用される。1発当たりの価格は約15億ウォンとされている」と説明した。

韓国では10月にも、4日に発射した弾道ミサイル「玄武2」が基地内に落下する事故が起きたほか、5日に発射した2発の弾道ミサイル「ATACMS」のうち1発が失敗した。(翻訳・編集/北田)

中国の大型ロケット残骸、無制御で今夜落下の恐れ…2年前はアフリカの民家に落下

読売新聞 2022/11/04 18:43

© 読売新聞 実験棟「夢天」を搭載し、中国南部・海南島の
発射場から打ち上げられた長征5号B(10月31日)=新華社AP

 【瀋陽=川瀬大介】米国の調査研究機関「エアロスペース・コーポレーション」によると、中国が10月31日に打ち上げた大型ロケットの残骸が日本時間4日午後8時20分の前後3時間に大気圏に再突入する見通しだ。同機関はロケットの主要部分(約22・5トン)が無制御のまま大気圏に再突入し、残骸の一部が燃え尽きずに地表に落下する恐れがあると説明している。

 ロケットは中国独自の宇宙ステーション建設用に開発された「長征5号B」(全長約54メートル)で、実験棟「夢天」を搭載して打ち上げられた。

 中国が2020年5月に同型のロケットを打ち上げた際には、残骸の一部が西アフリカ・コートジボワールの民家に落下したとロイター通信などが報じていた。

中国大型ロケット「長征5号B」コアステージは日本時間11月4日夜に再突入か

sorae 2022/11/04 11:37

© sorae


【▲ 実験モジュール「夢天」を搭載して打ち上げられた「長征5号B遥4」ロケット(Credit: CNSA)】

中国は2022年10月31日に独自の宇宙ステーション「天宮」2番目の実験モジュールとなる「夢天」を打ち上げました。夢天は打ち上げ翌日の11月1日に天宮宇宙ステーションの「天和」コアモジュールへドッキングすることに成功し、11月3日には左舷側ドッキングポートへの移設が行われており、天宮宇宙ステーションは主要なモジュールの組み立てが完了しました。

関連:中国、実験モジュール「夢天」を打ち上げ 独自の宇宙ステーション「天宮」完成へ


© sorae


【▲ 天宮宇宙ステーションの想像図(Credit: CMS/CASC)】

この打ち上げに使われた「長征5号B」ロケットのコアステージ(第1段)は夢天の分離後に地球低軌道を周回していましたが、間もなく制御されない状態で大気圏へ再突入する可能性が報じられています。

宇宙物体(人間が宇宙に打ち上げた物体)の再突入予測を行っている米企業のエアロスペース・コーポレーションによると、コアステージの再突入ウィンドウは日本時間2022年11月4日20時20分の前後3時間(11月4日17時20分~23時20分)と予想されています。ウィンドウのちょうど中間のタイミングであれば南太平洋上空で再突入する可能性がありますが、下図の水色と黄色の線で示された場所なら、どこでも再突入する可能性があると同社は注記しています。


© sorae


【▲ 米エアロスペース社による長征5号B遥4コアステージの再突入地点予測(日本時間11月4日4時58分時点)。日本時間2022年11月4日20時20分の再突入予想地点は南太平洋上空(円で囲まれた場所)で、それよりも早くなった場合は青い線の場所、遅くなった場合は黄色い線の場所のどこかで再突入する可能性がある(Credit: Aerospace Corporation)】

ロケットの一部が大気圏に再突入するのはめずらしいことではありませんが、一般的なロケットで地球を周回する軌道に残されるのはサイズが小さく軽い第2段以降のステージとなります。サイズが大きな第1段やロケットブースターなどは打ち上げの早い段階で切り離されて地上や海上に落下することが多く、事前に落下予測範囲が設定されており、航空機や船舶などに対して事前通告が行われています。また、近年ではスペースXの「ファルコン9」のように第1段を回収・再使用するロケットも登場しています。

いっぽう、長征5号Bは全長約33m・直径5mのコアステージと4本のロケットブースターのみで構成されていて、ペイロード(衛星や宇宙船などの搭載物)はコアステージが軌道に投入します。そのため、ペイロードを分離したコアステージが軌道に残り、やがて大気圏へ再突入することになるのです。過去の長征5号B打ち上げと同様に、今回もコアステージは制御されない状態で再突入するとみられています。

関連:中国が7月24日に打ち上げたロケット「長征5号B」コアステージは海上へ落下か(2022年)

エアロスペース・コーポレーションによれば、長征5号Bのコアステージが再突入する場合、地上や海上には5~9tの燃え残った部分が落下する可能性があるといいます。


© sorae


【▲ 夢天実験モジュールを搭載した長征5号B遥4ロケット(Credit: CMS/CNSA)】

過去に3回実施された長征5号Bの打ち上げでは、アフリカのコートジボワール(2020年5月)、インド洋のモルディブ諸島付近(2021年5月)、フィリピンのパラワン島付近のスールー海(2022年7月)に燃え残ったコアステージの破片が落下したとされています。2020年5月の打ち上げでは地上の建物に被害が生じていますし、軌道上物体に詳しい天体物理学者のJonathan McDowellさんによると、2022年7月の問天モジュール打ち上げに使われた長征5号Bのコアステージはボルネオ島で破片の一部が見つかっています。

Source

・Image Credit: CNSA, CMS, CNSA, Aerospace Corporation

・Aerospace Corporation \- CZ-5B R/B (ID 54217)

・Jonathan McDowell (Twitter)

・中国国家航天局 \- 梦耀九州 天宫启程 长五B成功发射梦天实验舱,打响中国空间站建造收官之战

文/松村武宏

参考文献・参考資料

中国、残骸落下リスク否定 運搬ロケット巡り (msn.com)

韓国国産ミサイル発射失敗、十数秒飛んだあと自爆―中国メディア (msn.com)

中国の大型ロケット残骸、無制御で今夜落下の恐れ…2年前はアフリカの民家に落下 (msn.com)

中国の宇宙開発 - Wikipedia

中国大型ロケット「長征5号B」コアステージは日本時間11月4日夜に再突入か (msn.com)

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?