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政治講座ⅴ848「(モルドバ工作)墓穴を掘って自滅するロシア」

「事実は小説より奇なり」と言われるがまさに、これがそうである。このようなクーデタなどの工作活動は小説や映画でいられるが、実際にそのようなことをしているとは「事実は小説より奇なり」である。もう世界中に知れ渡りクーデタ作戦は失敗である。

         皇紀2683年2月15日
         さいたま市桜区
         政治研究者 田村 司

モルドバ大統領「ロシアがクーデター計画」…ウクライナとの類似性指摘も

読売新聞 - 50 分前

 ウクライナの隣国モルドバのマイア・サンドゥ大統領は13日、がモルドバでクーデターを計ロシア画していると指摘した。


マイア・サンドゥ大統領(ロイター)© 読売新聞


 サンドゥ氏は記者会見で、軍事訓練を受けたロシア、ベラルーシ、セルビアなどの外国人が非武装の市民を装って政府機関の建物を攻撃して人質を取り、ロシアが支配する非合法政府に体制を転換する計画ロシアが企てていると述べた。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日の欧州連合(EU)首脳会議で、ロシアの情報機関によるモルドバ破壊計画を傍受したと語っていた。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は13日、「深く懸念している。ロシアならやりかねない」と述べた。
 旧ソ連のモルドバは2020年12月にサンドゥ氏が大統領に就任後、親欧米路線を加速している。昨年5月には、親露派のイーゴリ・ドドン前大統領が国家反逆容疑で自宅軟禁を受けるなど、両派の対立が続いており、ウクライナとの類似性を指摘する見方もある。


「ロシアがモルドバでクーデター計画」 モルドバ大統領が会見で発言

2023年02月13日 23:48 朝日新聞デジタル

モルドバの地図

 モルドバのサンドゥ大統領は13日、ロシアがモルドバ国内で、政府の建物を攻撃したり人質を取ったりすることを含め、クーデターを計画していると記者会見で述べた。ウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」が同日、伝えた。

 サンドゥ氏は、ロシアの計画は「憲法秩序を覆し、正当な権力を不法な権力に変え、(モルドバを)ロシアが自由に使えるようにして欧州統合プロセスを止めること」を目指していると主張。ウクライナとの戦争でモルドバを利用することもロシアの狙いだとした。サンドゥ氏は、モルドバの国家治安機関がこれらの挑発を防ぎ、状況を制御するために動いているとした。

 ウクライナのゼレンスキー大統領も9日、モルドバの政治情勢を不安定化させて権力を掌握しようとするロシアの計画を、ウクライナの諜報(ちょうほう)機関が傍受したと述べていた。朝日新聞デジタルで読む

モルドバ共和国について

1991年8月に「モルドバ共和国」として独立を宣言し、
1991年12月21日、独立国家共同体(CIS)に加盟

これに対して沿ドニエストル最高会議は同年8月25日、同領土内にソビエト連邦の憲法と法律の効果を保持する『沿ドニエストル地域の独立に関する宣言』を採択する。

なお、ソ連時代のモルダビア・ソビエト社会主義共和国の国旗と国章は、スラブ系住民が多いことから分離独立を宣言した沿ドニエストルがそのまま継承し、独立以降のモルドバの国旗はルーマニアとよく似たものに変更した。これに伴って都市名の表記も、キシニョフ(Кишинёв)をキシナウ(Chișinău)というように、ロシア語からルーマニア語へ全て戻した。
同年12月25日にソ連が解体されたことで、同国は独立国家となった。

独立からの流れ[編集]

初代大統領スネグル(1991-1996年)は親ルーマニア的外交政策をとったが、2代目のルチンスキー時代(1996-2001年)にはロシアにも配慮した中立的スタンスに変わった。

独立当初にはルーマニアへの再統合を望む声もあったが、1994年に圧倒的な票差で完全な独立国家として歩むことが決まった。
2001年与党の共産党が党首のウラジーミル・ヴォローニン第3代大統領に指名、2005年に再選された。
2009年に選ばれた自由党のミハイ・ギンプ国会議長兼大統領代行は、たとえ民主派に政権が交代しても、ルーマニアとの再統合やCISの脱退、あるいは北大西洋条約機構(NATO)に加わる考えのいずれもないと明言した。
同年の2月21日にはボリシェヴィキに殺害された人々への慰霊碑(英語版)がヤロベニ県(英語版)のラツェニ(英語版)に改めて設けられ、この式典に同国政治家のアレクサンドル・タナーセ(ルーマニア語版、英語版)が出席している。

モルドバは軍事的に中立国のまま欧州連合(EU)加盟を目指しているが、同国では現地の農民が「EU加入に関する国民投票が実施されず、多数派の国民の意向が無視されている」として「EUとの連合協定の破棄」を訴え、ロシアへの輸出に関して対露交渉を再開することなどを要求する状態が今も続いている[19]。

2016年10月30日、20年ぶりとなる大統領の直接選挙(英語版)が行われた。第一回投票で過半数を占める候補者がいなかったため、11月13日に決選投票が行われ、社会党のイゴル・ドドンが当選した。同年11月半ばには、その時の大統領選に対し不正疑惑を持って抗議する若者ら数千人が街をデモ行進する事態が発生した。

2020年11月の大統領選挙で親欧米派のマイア・サンドゥが当選

サンドゥは同国経済省職員、米ハーバード大学ケネディスクール留学、世界銀行勤務を経て2012年に政界に進出。腐敗撲滅を掲げて支持を拡大してきた。傍らで対ロシア関係も重視しているが、沿ドニエストル駐留ロシア軍の撤退を要求している。

ロシアのウクライナ侵攻による影響

2022年2月に勃発したロシアによるウクライナ侵攻は、ウクライナ西隣のモルドバにも経済、社会、外交・安全保障の多方面で影響を与えている。多くのモルドバ国民がウクライナからの難民を自宅に受け入れており、モルドバのドゥミトル・ソコラン駐日大使は、支配国が入れ替わった歴史を持つモルドバは、「困難に陥った隣人を助ける文化がある」と説明している。国際連合事務総長アントニオ・グテーレスは難民を受け入れているモルドバへの支援を各国に呼び掛けるとともに、「モルドバの独立と主権、領土の一体性を尊重する」と述べ、沿ドニエストル共和国に駐留軍を置くロシア連邦による軍事介入を牽制した。

ロシア連邦軍中央軍管区のミンネカエフ副司令官は2022年4月22日の講演でウクライナ経由でロシアの支配地域が沿ドニエストルにつながるとの見解を示している。沿ドニエストル共和国では爆発事件が起きているほか、当局はウクライナからのドローン飛来や発砲があったと主張しているが、これに対してウクライナ国防省やアメリカ合衆国の戦争研究所は、沿ドニエストル共和国を対ウクライナ戦争に巻き込むための偽旗作戦と主張している。

2022年3月3日、ジョージアとともに欧州連合への加盟を申請した。

2022年10月、ロシアがウクライナに向けて発射したミサイルがモルドバ上空を通過したとして、モルドバ国防省は駐モルドバ ロシア大使を呼び出して抗議を行った。同様の事例は2023年2月にも表面化している

日本との関係


日本は1991年12月28日に国家の承認を行い、翌1992年3月16日に外交関係を樹立した。モルドバは在日大使館を2015年12月8日に、日本は在モルドバ大使館を2016年1月1日に開設した。日本には在日モルドバ人が少ないながらも生活している。


参考文献・参考資料

モルドバ大統領「ロシアがクーデター計画」…ウクライナとの類似性指摘も (msn.com)

露 モルドバでクーデター計画か | mixiニュース

モルドバ - Wikipedia

「ノルドストリーム爆破」は米国の仕業だった…!? 新説急浮上でバイデン政権に噴出するいくつもの疑惑 (msn.com)

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