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やさしい物理講座

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普通に疑問に思う難しいことをやさしく解説しています。
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2021年12月の記事一覧

やさしい物理講座v38「大阪府立大手前高校生の研究論文『蜃気楼』:吾輩の査読は評点…

今回は、吾輩も感心した論文です。 大阪府立大手前高等学校:「スーパーサイエンスハイスクー…

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やさしい物理講座v37「花盛りのSF化した宇宙論」

吾輩はSFものの映画・小説は大好きである。知的好奇心を大変くすぐる。宇宙論や相対論を研究し…

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やさしい物理講座v36「宇宙膨張説・ビックバン理論・宇宙インフレーション論の矛盾解…

昔々、支那の楚の国で、矛 (ほこ) と盾 (たて) とを売っていた商人がおりました。「この矛…

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やさしい物理講座v35「光の真空中の減衰作用は暗黒物資の素粒子『アクシオン』かも知…

前回の講座の続編になる。 現在の物理現象に於いて、重力(万有引力)があるが反重力(斥力)…

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やさしい物理講座v34「引力と斥力、反物質に対する重力の影響、宇宙膨張の斥力は? …

「重力はあるけれど、反重力はあるのか、ないのか」。 愚問を真摯に考えるのが科学の研究者と…

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やさしい物理講座v33「偏光サングラスで見えた反射光の『虹の輝き』」    

古希にして見えた神様(天使)からのお招きなのか。と一瞬、興奮した。 興奮止まぬ間に見た通…

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やさしい物理講座v32「光より速い素粒子(ニュートリノ)の真偽」

今、手元に、2011年9月24日(土曜日)読売新聞のスクラップがある。 今回は10年前の重大なニュース発表について、再度吾輩独自で検証して見た。この観測実験の結末が、あまりにもお粗末過ぎる幕引きであり、相対論者の陰謀に思えてならないので、俎上に乗せるのである。              2021.12.15              さいたま市桜区              理論物理研究者 田村 司 はじめに陰謀論と思える宇宙物理学会の最終結論に驚いている。 この実験

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やさしい物理講座v31「ブラックホールが宇宙空間ガス物質で作り出す現象の光の屈折」

今回撮影されたのは、おとめ座銀河団の楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラックホールです。…

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やさしい物理講座v30「神秘の波:ソリトン(孤立波)について」

水に石を投げ入れると生じる水面波は伝播するもののやがて消える。波が水面で広がるため、振幅…

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やさしい物理講座v29「重力とサイクロイド曲線が作り出す最速降下曲線」

以前・宇宙ロケット(宇宙船)が重力の作用を使いながら加速・減速させる方法のスタンバイにつ…

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やさしい物理講座v28「『温度』と『熱』は何か」  

やさしいようで難しい命題はこの「温度」である。簡単に言えば、「物のあたたかさ、冷たさの度…

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やさしい物理講座v27「『作用と反作用』、これが無重力の宇宙空間で移動することがで…

我々は日常生活に於いて、地球の重力の影響を受けている。地球の外に目を向けると「月」の万有…

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やさしい物理講座v26「いよいよ特殊相対性理論と一般相対性理論の終焉である。」

最近、過激な表題になってくる自分が怖い。暴走記事を自粛しなければと思いながらも、「終焉」…

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やさしい物理講座v25「数学者も解けない物理学における三体問題と摂動の解(怪)」

近似解法の一つとして、摂動論がある。 摂動論はもともと惑星の運行を予測するために天文学の一分野である天体力学で開発された手法である。ニュートン力学では、ある惑星の運行を計算する場合、まず第1近似としてその惑星と太陽の2体問題として取扱う。この2体問題は正確に解くことができて、太陽を1つの焦点とする楕円軌道上の面積速度が一定の運動が導かれる。ところが、この惑星には他の惑星も力を作用する。この力の影響による運動の変化を摂動という。この様な惑星の運動の理論的計算法を摂動論という。海

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