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一年のパパ育休日記 4日目 つわりの時の話

育休4日目

つわりの話。

うちの妻はおそらく「軽め」のつわりだった。
1日に一回吐くと言う感じ。
それでも僕は心配だったけど。

一度か二度、朝起きると妻がトイレで吐いていて、夜は偏頭痛で眠れなかったという、「重い」日があった。
たくさん心配したけど、してあげられることはあまりなかった。

その中で効果的だったのは、やはりヘッドマッサージと肩から背中にかけてのマッサージ。
自分にマッサージの才能があってよかったと思う。
妻が”こそばがり”じゃなくてよかったと思う。


つわりが治まった頃、奥さんが感謝を伝えてくれた。
「吐いているときに、放っておいてくれてありがとうね。」

僕は驚いた。確かに、気にはなるけどあえてそばに行ったりせず、知らないふりをしていたのだ。
もちろん背中をさすろうとした時もあったけど、それはあまりされたくないみたい。
どうしようもないから仕事に集中することにしていた。

僕は多分HSP(Highly Sensitive Person)で人並み以上に横にいる人に感情移入をしてしまう。
辛さを共に背負ってしまう。
それが妻は申し訳ないと感じていたようだ。
もちろんそれは感じる必要のなり申し訳なさだと思う。だって二人のための出産で、妻だけがしんどいのだから。
それでも、この感謝の言葉はとても嬉しかった。


<こばなし>
「私、あんまり退屈って感じたことないんだよなぁ」
ぽつりとつぶやく妻。
僕はこの言葉に、すっごく感動した。ウチの名言に登録しました。

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