見出し画像

20240305 イラストエッセイ「北国の春5」 シュンランとスミレサイシン

 北国の春に咲く山野草。
 シュンラン。
 地味な、細長い葉っぱの株。
 株の中をかき分けると、ひっそり咲いているのがシュンラン。
 ちょっと花に見えませんね。何かエイリアンみたい。

 それからスミレサイシン。
 裏日本特有の花です。今は裏日本とは言わず、日本海側と言うそうですが、やっぱりぼくは裏日本が好きですね。裏番長みたいで、強そうじゃないですか。 笑
 スミレには色んな種類がありますね。
 ありふれているけれど、健気に咲いて春を告げています。
 ちなみに、サイシンの名は、ウスバサイシンという花の葉に似ている所からとられたもの。ウスバサイシンのようなスミレという意味だそうです。
 それで、サイシンという言葉ですが、根が細く噛むと辛いので細辛とのこと。
 ウスバサイシは、カンアオイに似た花で、カンアオイの葉より薄いので「薄葉」だそうです。
 なんだかどんどん分からなくなっていきますね。
 ちょっと、英英辞典を引いてどんどん分からなくなっていくのに似ています。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?