見出し画像

どんな自分の感情も受容する。そうすると、その先の希望が見えてくる。

この頃は「自分ととことん向き合うこと」「特にどんな自分も受容すること」を学ぶ期間になっています。具体的には言えないのですが、自分の存在価値ってなんだろうと思わされる日々が続いています。

自分と向き合うことは怖いですし、私にとって弱々な自分を受け入れることはとても難しいことです。「コーチ」というクライアントの人生に伴走する立場である自分がこんなんじゃダメでしょ。と自分を責めていました。

しかし、自分の感情を解放する中で、今まで目を背けていたことやその時に置き去りにしていた感情にどっぷりと浸かる体験をしました。

また、人間というものの脆弱さ、絶対というものは存在しないということなども感じていますし、周囲の方々の愛にも触れることができています。


▶本題

そんな中、尊敬する先輩からこんなことを言ってもらいました。


「辻本さんは筋肉を鍛えなくても良いよ、そもそもあるがままで素敵だよ。」(「また筋肉かよ」と思った方、すみません。最後までお付き合いくださると幸いです笑)


思い返せば筋トレを続ける原動力となっていたのは、「自分を変えたい」「自己肯定感の低い自分を成仏させたい」「みんなからチヤホヤされたい」「あわよくばモテたい」というようなものでした。

弱かった自分を認めることができず、無理をしてでも強くなろうとしていました。そして自分の「Before After投稿」をしてはみんなに驚いてもらうことが快感になっていました。そのために大会が終わると急激に太ってしまったりもします。初めて会った人から一目置いて貰えると自分が何者かになったような気がして高揚感を得ていました。「病気だった自分のような人に勇気や励ましを与えたい」という思いも嘘ではありませんが、過去の自分を認めることができないという理由が大きいものでした。恐らく先輩の言葉は、そんな私を見抜いていたからこそのものだったのだと思います。

過去の自分の大変さや惨めさを受け入れ、感情を受容するとその先の希望が見えてきました。「過去の自分を拭い去りたいから」「誰かにチヤホヤされるから」という原動力ではなく、「私の活動を見て勇気を貰って欲しい」「人間には無限の可能性がある」「幾つになっても夢を追い求めて欲しい」と感じてもらえたらいいなと純粋に思えるようになってきました。そのためには、もちろん筋トレでは自分を追い込むことは大切ですが、それ以外の時間は自分の感情や心を満たせるように「どんな自分も受容していく必要がある」と気が付きました。

自分の場合は、感情を押し殺してガムシャラに頑張ると、目標を達成した時に燃え尽き症候群になってしまいます。なので、今後は目標を目指す過程の中にも自分の感情がワクワクするようなことを取り入れたいと思いました。


▶これから

幾つかアクションプランを決めましたが、前提となるマインドとしては「優しい筋肉のお兄さん」になりたいということです。ここには2つの意味があります。

1つ目は、「筋トレをしているのに辻本さんって話し方とか全然ゴリゴリしてませんよね」とよく言ってもらえることが多いことに起因しています。筋トレをしているともちろん自分には厳しかったりすると思いますが、他者に対しては常に物腰の柔らかい人でありたいなと思います。

2つ目は、「自分にも優しくなる」ということです。私の実体験ですが、ストイックに何かにのめり込んでいると、自分の感情の変化を見逃してしまうことが多いように感じています。自分の存在の尊さを認め、どんな感情も受容することで、より自分の輝きが広がっていくと思います。これからの成長も見守ってくださると幸いです。


▶メモ

ヒーローのような、周りに優しく、見ている人に勇気や感動を与える存在でありたい。そのための自己実現として筋トレに励んでいく。筋トレができない日があっても自分を責めない。「過去の自分を変えるため」という原動力はもう役目を果たし終えた。


ビジョン(将来のあるべき姿)

▶人々を励まし、勇気づけられるヒーローのような存在でいる

ミッション(使命・目的)

▶「人間には無限の可能性がある」と自分を信じて欲しい

バリュー(具体的な指針・価値基準)

▶自分の感情を味わう

▶どんな自分も受容する

▶長期的な目線で筋トレを続ける




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?