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2019年4月の記事一覧

カルチャー崩壊と再構築。 Goodpatchが取り組んだ組織デザインの2年間 - 前編

会社組織を運営していく上で企業文化の重要性は多くの経営者が理解している事かと思います。僕ももちろん起業前から企業文化が一番の差別化ポイントになると理解し、会社運営をしておりました。 創業期から毎日の朝礼、朝礼ではLTと英語でのカンバセーション、毎週月曜日のプロジェクトレビュー、オープンでフラットなコミュニケーション、グローバルコミュニケーション、チームでデザインする、デザインに対してのディスカッションなど、多くのカルチャー醸成のために多くの取り組みを行ってきました。 しか

すべての中小企業の経営インフラを変える

ナレッジラボのこと「財務×テクノロジー×コンサルティング」で中小企業に経営のプラットフォームを実現するために様々なサービスを提供してい株式会社ナレッジラボ。「財務コンサルティング」や「クラウド導入コンサルティング、「クラウド経営管理Manageboardの開発・提供」など、色々やっています。 そんなナレッジラボ。この度、「note」を始めてみました。 初めての投稿。まずは私たちの会社を知ってもらいたいな…という想いから、自分たちのことを書いてみようと思います。 私たちナ

日本企業のキャリア観と「日本以外」企業のキャリア観の違い。そして個人が今からでも出来ること。

橘玲さんという作家さんの文章はとても切れ味鋭くて以前から自分は大好きなのですが、彼がNewspicksに書いていた文章が良かったです。 記事の後半で、「日本型キャリアはスペシャリストになれないので世界で全く通用しない」という趣旨の部分がありました。自分も普段から、海外で日本型キャリアとグローバルキャリアの両方を見ているので、色々と考えさせられる機会となりました。例えば以下のようなくだりです。 「会社の発展に貢献してきた人材でも、要求する水準に満たなければ金銭解雇する」とい

ヤフーの1on1

書名:ヤフーの1on1 著者:本間浩輔 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2017年3月24日 読了日:2019年4月12日 ページ数:244ページ 初めての文喫にて <所感>私も職場で1on1を上司として部下として 実施しているので比較してみたり 改めて1on1の意義は何かを見つめる良い機会になりました。 1on1の目的は色々あるけれども ・コミュニケーションをしっかりとる ・その内容が部下の成長を促進させるもの であれば何も1on1という形式でなくても 良いとは思いま

新卒通年採用とスタートアップへの就職

新卒一括採用から新卒通年採用へというニュースが話題だ。長らく続いてきた就職慣行が変わろうとしている。企業も学生も大学も、それぞれに期待と戸惑いがあるだろう。 この流れの行き着く先は、当面時間はかかるだろうけれど「新卒一括採用」とセットであった「終身雇用」と「年功序列」という古い時代の人事システムの(掛け声だけではない)完全崩壊だろうし、定年という概念も消滅に向かうのだろう。そして、最終的には、欧米では一般的とされる「職種別の通年採用」の日本での一般化が起きるだろう。 とは