12月5日にしか観られないもの、あります。
みなさま2020年12月イッピ!いかがおすごしでしょうか。
「1日」をイッピ、という日本のヘンテコ風習が好きな劇作家・ひらたあやです。
12月5日、久しぶりに。ほんとーーーに久しぶりに、舞台があります!!
もう今週末。ずっとnoteを書こうと思っていたのに、4日前になってしまいました…!!早速告知画像を貼りましょう。
「IMA」
12/5(土) 18:00〜19:00 西日暮里のキーノートシアターにて。
作品のパフォーマンスと、トークがあります。詳細は画像にて。
チケットはこちらから!
・通常チケット(3,000円) musahitomi.thebase.in/items/36029825
・応援チケット(4,500円) musahitomi.thebase.in/items/36029904
なにが観られるのか
なにをするのか、よくわからないと思います。わたしたちもこれをなんと呼べば良いのか、いまいちわかっておりません。
私は、自ら書いた心のうちを朗読という形で語ります。
今年2020年の春から、この12月5日に辿り着くまでのことを書きました。恥ずかしいくらいに心のままに書きました。さらに恥ずかしいことに、泣きながら書いた部分もあります。ダサくて、ロマンチックで、ポエジーな裸の私です。
このお話しを書きながら、舞台を作って、舞台に立って、お芝居を、表現をする歓びは何か…を、改めて考えました。
そんな私の言葉と、フランス人・Yannickさんの音楽がコラボレーションしています!かっこいい曲で、言葉と合わせて稽古しているとドキドキします。お楽しみに。
そしてそして!
わたしの想いに合わせて、語りに、声に合わせて、劇団四季時代の先輩であります撫佐さんが動いてくれます。
私が聴覚担当・ムサさんが視覚担当という感じですね。
ゲストパフォーマーとして、撫佐さんの友人である穴山香菜さんと、ハッピーでキュートな自閉症ダンサー・光陽師想真さんも、一緒にこの作品を作ってくれています!(想真さんはソロパフォーマンスも観られます!)
お三方のパフォーマンスを本当に観て欲しいです。
この12/5・IMA、「また今度」は無い舞台です。
撫佐さんはNYでミュージカル俳優として活動されており、一緒にこうして作品をつくれること自体、なかなか無いことだと思います。
NY在住の撫佐さん、そしてフランスのYannickさんと、日本のわたし。こうしてコラボに至って、はじめての、作品。私に取っても、海外の方とコラボするのは人生初の出来事です。
「コロナ」という最大の共通点があってこそ、生まれた絆と作品。
「コロナ」の影響で生まれたあの、陰鬱とした春から夏頃の空気があって、また感染がおさまらず先行き不安な、今だからこその言葉、動き、音。
感染拡大のこともあり、お客様を呼びづらい状況ではもちろんあります。感染対策はもちろんカッチリやらせていただいて、その上で、観て欲しいと言わせて欲しい舞台です。
ほったん
「発端」ってひらがなにすると気が抜けますね。
私、「講談」にハマっておりまして。といってもまったくもってミーハーな程度なのですが。落語もそうですが、無音のなか、独り語りだけで進行していく演芸作品って本当に面白いなと思いまして。
そもそも俳句や短歌が好きことも相まって、音楽のように流れる台詞がとても好きなんです。私の芝居を観たことがある人はお気づきかもしれませんが、私は日本語独自の「七五調」が大好きです。
音楽のような台詞。
間は休符。
それならば、音楽ではなく言葉でも、踊りの表現が乗るのではないか?と思って。「そんなんもう有るワイ」と思われる方もいるかもしれませんが、私が、私自身で、挑戦してみたかったのです。
そしてボソリとツイートしたところ、撫佐さんが「やろう!」と声をかけてくれたと。最高の先輩もいたものです。
撫佐さんとわたし
劇団四季の先輩・後輩の私たちのことも少しだけ。
「春のめざめ」という作品で、私たちは共演していました。
撫佐さんはマルタという役で、私はアンサンブルで!(アンナの稽古もしました…懐かしい…。)
日本にふたりしかいないマルタです。とても苦しい役で、それなのに撫佐さんはいつも舞台をおりるとふんわりとした優しさで笑っていて、踊り始めるとキラキラのピカピカで(語彙が小学生か?)、マルタになるとキツく三つ編みをした影のある女の子になるのです。
「まじかっけぇ」と思っていました。NYで奮闘してらっしゃる姿も、「まじかっけぇ」と思っていました。「また今度はない舞台だ!」なんて上で言ったけど、私自身は、また一緒になにか作れたらなと思っているのも事実です。へへへ。
…さて、長々書いてしまいました。
換気タイムを作ったり、客席の間をあけたりと、感染対策をしてお待ちしております。もっかい貼りますね。笑
12/5(土) 18:00〜19:00 西日暮里のキーノートシアターにて。
作品のパフォーマンスと、トークがあります。詳細は画像にて。
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