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初恋の悪魔*感想

椿ーTSUBAKIー様
素敵なイラストを使わせていただき、
ありがとうございます(*´꒳`*)

こんにちは、つぐみです。

初恋の悪魔、全て見終わりました。
続けてきたからか、第1章と最終章で印象ががらりと変わりました。


初恋の悪魔とはなんだったのか

災難しかない

鈴之助の変化がすごい。
あんなに人と関わり合うことを拒絶していたはずなのに。

君たち出会ってから僕には災難しかない。

そういう鈴之助だけど、どこか楽しそう。

友達が出来ること、恋をすること、
すべて鈴之助にとって、「初恋」だったのかも。

悠日にとっても、ありのままを受け入れ、受け入れられる星砂は、「初恋」だったのかも。


元の生活に戻っただけ

事件解決後に、鈴之助の家に住み着いた悠日と星砂。

出ていってほしいとお願いした鈴之助だけど、
実際出ていかれると寂しい。

元の生活に戻っただけだ、とつぶやく鈴之助は、人といる楽しさとか苦しさとか、そういうのを知ったんだな。


印象がかわる

気遣いとは何か

1章の悠日は、とにかく人に気遣って生きる、
自分が負けるということは、誰かが勝ってるってこと、など言ってた。

けど、実はそんな自分が嫌いだった。

現に最終章では、割と好き勝手にやってる。

二重人格だったとはいえ、
別人格の星砂と鈴之助はいい感じだったわけで、今までの悠日だったら、星砂と一緒に鈴之助の家に住むなんて考えられなかったと思う。

ちょっとデリカシーないなぁと思ってしまった。

逆に鈴之助は、初めはとっつきにくい一匹狼だったのが、感情を表に出したり、小鳥さんの名前を訂正してあげたり、人に気遣ってた。

本来はそういう繊細さを持ち合わせてて、だからこそ、自分の殻に閉じこもってしまったのかもしれない。

第一章と最終章で、全く正反対の印象になった鈴之助と悠日。


最後に別人格の星砂が鈴之助に言った言葉。

鹿浜鈴之助さん、あなたに会えて良かったです。あなたのこと、好きになりました。あなたはとても素敵な人です。

これからも、あなたのことを思っています

切ないけど、共感。
うん、鈴之助は素敵な人だったよ、わかりにくいけど。

繊細で人を思いやれるひとだった。

めんどくさい人とか思ってごめん。

なんて思った初恋の悪魔でした。

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