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暑い夏を、山形の郷土料理「だし」を作って乗り越える

暑い日が続きますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
という書き出しで、初めて見る。

私は、暑くてなのか何なのか、食欲が湧きにくい日々を送っている。
それでも、食べれるときに食べなければの精神で、なんとかご飯を作って食べている。食べ始めれば、案外パクパクと進むのだが、それまでがなかなか大変だ。

そんな私は、最近、たくさん本を読んでいる。
その中に、日本の歳時記について分かりやすく書いている本がある。

↑イラストもいっぱいで、読んでいて楽しい。

この本の夏の章で、ちょこっと紹介されている食べ物があった。
それが、山形県の郷土料理、「だし」だ。
「だし」の紹介文を読んだ途端、どうしても食べたくなった。使われる食材が、なすときゅうり。そしてしょうが、みょうが。サッパリのハーモニーではないか。

というわけで、「だし」、作ってみた。
作る際は、以下のサイトを参考にしました。今回は、かなり簡略化して作ってあります。


①野菜など切る

今回は、みょうがは高く感じて、買うのを断念した。しょうがは、しょうがチューブで代用した。その代わり、大葉を使ってみた。

なす、きゅうり、大葉をできる限り小さく切る。みじん切りにするらしいけど、私が切るとちょっとだけ大きくなる。でも、食べ応えを感じていいんじゃないかと言い訳して、そのままにする。
なすだけ、少しの時間水にさらした。

②タッパーにあれこれぶち込む

切った野菜類、だしの漬け地(しょうゆ、みりん、酢。砂糖は省略した)、そして余っていて使いどころがなく困っていた塩昆布のすべてをタッパーに入れて、スプーンで軽く混ぜた。そして、冷蔵庫に入れた。

簡略化したおかげもあり、あっという間に完成した。

いざ実食

味を染みこませたかったので、一晩寝かせた。
そして今日の朝、ご飯とともに食べてみた。

いただきます!

美味しい!酢も入っている分、本当にサッパリしている。食欲の湧かない時でも、これならスルスルと食べられる。ご飯のお供に最適だ。
きゅうりのシャキシャキとした感触、なすのシュコシュコした歯ごたえがクセになりそう。カラカラに思えた塩昆布も、漬け地を染みこませたからか生き返ったようだ。

スプーンでそのまま、一口だけ食べた。美味しい。けれど、味が濃いめで塩分が心配になるのでこれ以上は控えた。
これは、ご飯や豆腐などと一緒に食べてこそだなと、私は思った。

食欲がない日は、これを食べて乗り越えていきたい。
まだまだ暑い日が続くけれど、元気に過ごしていきたいものですね。




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