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昔のノベルティに込められた思い


見た目にも可愛いシロクマ雑貨


当店でも取り扱いしており、根強く人気のシロクマさん

北欧や雑貨を好きな方なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

当店でも、「これ見たことある!」というお声をよく耳にします。

しかし、皆さんはこれの本来の使用用途はご存知でしょうか?

よく言われるのは、置物じゃないの?
素材は見た感じ陶器かな?

という声をよくききます。

早速ではありますが、正解は『貯金箱(※1)なんです!
商品名は「Polar Bear Money BOX」という名前。

見た目も陶器のような感じですがプラスチック製(※2なので)、お子様でも安心して使っていただけます。

(※1)鍵付きの貯金箱です!
(※2)HIPS( 耐衝撃性ポリスチレン)


今日はそんなシロクマ貯金箱について少し書きたいと思います。

このシロクマを見たことのある方でも、どこの国のもので、このアイテムの背景にあるストーリーをご存知でない方も多いようです。

背景のストーリーには諸説あるようですが、ざっくり聞いた話をまとめてみようと思います。
※自分も聞いたり、調べたお話で諸説あるようなので、間違っておりましたら申し訳ございません。

シロクマさんの出身はフィンランド

1970年ごろにフィンランドの銀行でノベルティ(※3)として使用されていたシロクマ貯金箱

(※3)ノベルティとは、企業名や商品名/サービス名の認知拡大を目的として、企業が製作し無料で配布するもの

銀行が子供たちに将来の顧客になってもらおうと、お金を貯める教育として渡していたとか。

「貯金箱がいっぱいになったら子供たちに銀行に来てもらおう」、
という思いから鍵は渡さずに銀行で預かって管理することもあったとか。

子供たちが大切なおこづかいを貯めた貯金箱のお金、欲しい物に使うのか。
そのまま貯金するのか。

子供達自身に考えて判断させる機会をつくるのは素敵ですね。

自身で考えて出した答えなら、誰かに言われたことより経験として記憶に残るのではないでしょうか?


Polar Bear Money BOX

現在は北欧雑貨の「シロクマ貯金箱」として活躍


その後は、生産自体が終了して流通しなくなっていたようです。

しかし、当時の生産に使われていた製品型が見つかったことで、
メーカーさんのリクエストにより再生産され、復刻された形で現在は北欧雑貨として販売されています。


この商品が誕生した理由や、商品に込められた思いを知ると商品その物の見方が変わる気がするので面白いですね。

インテリアとしても非常に愛嬌のあるシロクマですが、昔のように
お子様にプレゼントするのもおすすめです!!

※鍵の管理はどうするのかは悩みどころですね!笑


では最後に、『ものづくりの背景やこだわり』を知ると、
もっとそのブランドを好きになる。もっと応援したくなるし、使ってみたくなる。

そんなブランドの魅力を少しでもこの場から発信できたらいいなと思います。

ぜひこの記事を読んで少しでもご興味があれば、一度みなさんにもブランドの思いと良いモノを体感して欲しい思います。


⇩「Polar Bear Money BOX」は当店サイトでもお取り扱いしております!⇩https://tsugiideas.theshop.jp/items/66432619

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