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最高の50mmを求めて #02

前回の続きです。
このテーマは、数年後に恐らく
アップデートしている
そんな気がしてます…



Summicron 50mm 3rdの
次に手にした
Summicron 50mm 1st…

沈胴ズミクロン

まず、惹かれる理由の1つはデザインです。

佇まい。
素材感。
作り。
存在感。
等々…

次に惹かれたのは、歴史。

私が手にした沈胴ズミクロンは1954年製でした。
そんな昔のプロダクト?

手にして造りの凄さに圧倒されました。
少し想像して…

このレンズ超しの光を多くの人が目にして多くの物を映してきたのかと思うと
仮想空間に飛び立ちかけます…


沈胴は自己判断ですが、この薄さは50mm?

沈胴のギミックも当然ながら、
m型との一体感はうっとり…

次は、肝心な写り。
作例や作られてからの時間を考えると、

状態は不明。

良品と言われる個体をてにして
撮ってみると…


3rdで撮ってきて、多くの1stの作例を
見て疑問が生まれた?

写りは? 状態は? 

中心は解像して奇麗なのは確かで、
コントラストはモノクロ時代の
レンズとして評価されている…

いろんな情報を頭に整列してみる。


中心のキレと周辺の暴れ。コントラスト感…


モノクロに現像してみる。


淡く。彩度は低め?

色々撮って自分で判断した結果は、
3rdとは当然違うが
最高の50mmとは違う…

山崎磨き

レンズの状態を見る強い光に少し曇りが

これは… 悩む。

山崎磨きの存在と作例も気になる…

気になったら済まない私は、
山崎写真レンズ研究所の山崎さんに
連絡していた。

少なくても、多くのレンズを
目にしてきている山崎さんの
判断は、自分の求める判断材料になると思い見て頂いた。

結果は、コーティング剥がれとバラされて過去に磨かれた形跡の結果
コントラストと解像感は影響
出ていると…

山崎さんと話して、情熱と職人の腕、
その未来に1stを託して見ることに。

5か月の時間でしたが、その時間は楽しみに変わり
職人の世界からの信頼感に感謝でしかない…


逆光の雰囲気は磨くか最後まで悩んだ…

山崎ズミクロン


まず感謝の一言でした。
帰ってきて、時間の経過と思いに
沈胴ズミクロンの写りがきになる…


中央の解像感。色乗りの良化。コントラスト感。

磨きに出す前のズミクロンも好きでしたが、
中途半端な物より固有の物にしたかったし

磨いていただいた結果はは作例が物語っていた…

リアル感の好きなズミクロンの
立体感は3rdとはまた別で
これが最高の50mmになるのか…

答えは分かりませんが、最高の1本に変わったのは
確かでした。


最高の50mmとは


これは、また記録するテーマだとして
f2のズミクロンが基準のレンズとしてきたのは

軽さと写りのバランスと
ライカがここに熱量を注いだ様に感じるのは
アポズミの存在につながる答えなのか…

軽さは正義である様に、
f2は、シャッタースピード4000の上限の
M型のバランスでも最適なのか…

この辺でまとめて

このアップデートの時にまた記録したい…

最後までありがとうございます。


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