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営業電話の断り方でボケてみたい

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

お店をしていると、必ず営業電話が掛かってきます。
一日に重なって何件もくると
「また営業電話か…?」と思ってしまう時もありますが、お客さんからのお問い合わせや取材の依頼といった電話も当然掛かってくることがあるので、鳴った電話を無視するわけにはいきません。

お店を始めた頃は電話対応に慣れていないこともあり、切り時が分からず結構話を聞いてしまうことがありましたが、段々慣れてきて頃合いをみて「結構です」と断ることが出来るようになりました(笑)

しかし、近年営業電話も進化しています。
営業電話と言えば、コールセンターから機械的に会社名を名乗られ話が進んでいく…
そんなイメージを持っていらっしゃる方も多いかと思いますが、最近の営業電話は少し違います。

「株式会社○○の○○と申しますが」
「当社のグルメサイトにて、京都市内のコーヒーショップを取材させていただいておりまして、来週とかでご都合よいお時間ありますでしょうか…?」

お!新しい取材か!
と喜んでいたのも束の間…

「今回の取材は、通常初期掲載でいただいております○○万円がキャンペーンで無料となっております。ただし、ページの1PVごとに○○円をいただく料金プランとなっております。」

なんや、有料掲載か…。がっかりしてここで電話を切ります。

更に先日あったのは、電話を取ると元気な女性の声が。
「あ、Laughterさんでしょうか!HPを見てとっても素敵なお店だなぁと思いご連絡させていただきましたぁ。」
ん?お客さんからのお問い合わせか…?
「店内もとっても素敵ですし、開店までのストーリーもとっても面白いですね!」
「あ、ありがとうございます…」
「一度お店に伺いたいのですが、定休日は月曜日でしたよね?」
「あ、そうですが…」
「では、来週の火曜日の夕方頃に一度お店にお伺いしますね!」
「あ、これって何か営業のお電話でしょうか?」
「突然申し訳ございません!私たち○○というグルメサイトを運営しておりまして…」

あ、また営業電話か…。純粋にお店を素敵だと思ってくださった方がわざわざ一度お電話をしてくださった!とぬか喜びをした時間を返してくれ…。
そんな思いで丁重にお断りしました。

初手から営業感を出さなければ無下に電話は切れないだろう!
店主の優しさを逆手にとっての営業電話も増えてきている印象です。

そんな営業電話が掛かってくるたびに思うのが
「一度くらい面白い断り方してみたいなぁ」ということ。

毎回毎回「結構です」と断るのも面白くないし、せっかく時間を取って電話対応したんだからせめてこちらも楽しませてほしいなぁと思うんですが。
店舗に掛かってきているので、変な対応をして店舗に変なイメージが付くのも…と思い、いつも心を無にして「結構です」とお断りしています。

ちなみに…
ネットで面白い営業電話の断り方を探してみると
・「現在、パラダイス銀河を横断中で…」など突拍子もないことを言って、相手が戸惑っている間に切る
・「担当者に変わる」といって、3歳の息子に電話を渡す
・浄水器のセールスに「うちは井戸水なんで~」と答えるなどなど。

みんな結構面白い断り方しているみたいです。
今度勇気だしてなんかやってみようかな(笑)

あ、お問い合わせはいつでも受け付けおります。
営業時間の確認や商品の在庫状況など気になる点がございましたら、お気軽にお電話ください!

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