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#2 新成人のみんなへ

先日1/11(月)は成人の日。
全国で124万人の方が成人を迎え、人生の新たな一歩を踏み出した。

そんな新成人のみんなに伝えたいこと。
それは、人生の「小さな感動」を積み重ねていってほしいということだ。

さかのぼること四年。新成人を迎えた私は、その晩初めて旧友たちとお酒を飲み交わした。
入ったのはまちの小さな居酒屋。老夫婦が営む昔ながらのスタイルだ。

「とりあえず生」
一杯目に頼んだビールがたまらない!
キンキンに冷えたジョッキにクリーミーな泡。キレのあるのどごしが最高で思わず「カァーッ」と唸り、その味に思わず感動した。
「人生で一番美味しかったビールは?」と聞かれたら、間違いなくこの一杯を選ぶだろう。今でも、酒の席でこの話で盛り上がることがあるくらい。「ビールがおいしかった」という「小さな感動」が人生で忘れられない大切なものになった。

成人を迎える前後の18~25歳くらいは人生の中でも大きな出来事や様々な選択を迫られることも多い。人生のターニングポイントともいえる年代だ。
これまで経験したことのない重圧や責任に押しつぶされてしまいそうになることもあるだろう。誰かと比べて劣等感を抱くこともあるかもしれない。
だからこそ、日常生活の中に潜む「小さな感動」を大切にしてほしいなと思う。

「道に咲いている花がきれいだった」「空を見上げると虹がかかっていた」「お買い上げ金額が777円だった」

誰かと比べるわけでもないし、自慢するわけでもない。
そんな感情がいつか自分の心の支えやかけがえのない思い出になる日がくるはずだ。

そのために、日々色んなものに対する感情の揺らめきを大切にしてほしいし、コロナ禍の今だからこそ自分なりの手段で他人に「小さな感動」を届けられるような存在になってほしいなと心から思う。

私も、自分なりの表現で「小さな感動」を届けていこうと思う。
共に頑張ろう。 4歳年上の先輩より。

改めて、新成人の皆さんおめでとうございます!

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