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プチ休職で変わったこと

休職という名前はつかなかったけれど、精神不調から3週間会社を休んで、9月から復帰した。明日はお休みなので初めの1週間を乗り切ってみて。驚いていることがある。

休む前より、楽しいのだ。

一番嬉しいのは、心を開いてここにいられること。一緒にいる人たちを、仲間だと思って、少なくとも敵ではなく、「好きになるかもしれないし好きになってもらえるかもしれない。」と思って、希望を持って関われること。

わたしはずっと、ここでは自分でいられないという感覚が強かった。

新卒で、就労移行支援という福祉サービスを提供する仕事に就いた。
元々ここが理想の場所だ!と思ったというよりは、学びたいことがあって、今の自分にとってここが修行の場所だなという思いがあって。

だからもともと"違う"ことは前提でもあったのだけど、新人一人で入ったので自分より強い立場である人たちが、これが正しいよねこんなのだめだよね、と言っているのを聞いては、びくっとしたりがっかりしたりして、わたしはすごく違うんだなと思っていた。

わたしも信念があって、それを信じさせてくれる仲間がいるから、「わたしが間違ってるんだな」とは思わなかった。
かといって会社の人たちが間違ってるとも思わなかった。でも、上司たちの正しさは強くて、あちらはわたし側の違いを"間違ってる"と思っているような気がした。

そういうおそれが、たまたま入った頃の第一印象とか少し怖かった思いなどが重なってずーっとあって。わたしはわたしを全然出せなかった。

でも。
休んで、戻ってきて、なぜかいま、前より少し息をしてのびのびして、一緒に働く人たちに遠ざかろうとするのではなく近づいていこうとしている自分がいる。

自分から、自らの気持ちでここにいて、自ら関わろうとする、気持ちのいいエネルギーでいられることが嬉しい。

理由はいろいろあったんだけど
・とにかく休んで心身が回復した
・客観的指標とかおいておいて、どうしてももう休みたいという気持ちを尊重する選択がとれたことで、わたしは望んだように生きられるという安心と自信がついたこと
・自分を信じて冒険して、やっぱりいたい場所、いられる場所ってたくさんあると感じたこと
・それによって、今いる職場は本当に一部の世界。別の世界もる。でもここにも選んでいて、ここでしたいこともある。だからここはここで楽しもう、やれるだけやろう

と気持ちの整理、思い切りがついたんだな。

抵抗しながらそこにいるのはすごく心が疲弊してたんだ。

やっぱり違うので別れるという結論になることは構わない。でも今は何がどう違うのか、本当に違うのか、わからないことばかりだから。そのなかで自分だけのカラーを消して無色になっているのはつらかった。

ここですべてをわかってもらえるとか、やりたいことをやりきれるとは思ってない。それは現実として。

でも、自分がやり切りたいこととして、わたしはもう少しわたしのことを話そう、それから、聞きたいことをたくさん聞こう。

完全じゃない環境でも、やりたいようにしてみよう、本当にいたい自分でいよう。結果が出た時に無理してしがみつかなければ、それはきっと楽しいこと。


*補足
休職に関しては、本当にその時の状況は人それぞれ。本当に環境が合わず辛い思いをする人もいるので、これはあくまでわたしの、現時点での個人的な学びですし、わたしのプチ休職は診断がつくまでの状態ではなく、でもこのままやり続けることはすごく難しいと感じていななかで、休みたい気持ちと休んでみようかの後押しがあってのものでした。

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