集中できる人になるには?
仕事を始めるにあたって一つの壁になるのは集中力の維持ではないでしょうか。
現場仕事やデスクワーク問わず働く際に必要になるものですが、眠気や疲労、外からの刺激によって集中力が途切れがちになってしまいます。
集中力を高めて短時間で仕事を終わらせることができるように、今回は集中力の高め方について書いてみます。
シングルタスク・モノタスク
集中できない人の特徴として、マルチタスクで作業を進めていることが多くあります。
だいぶ前に流行ったマルチタスクですが、今ではそのメリットがどんどん覆ってきています。
そもそも人間の脳はマルチタスクに対応できないようになっており、マルチタスクをこなしているようにテキパキ仕事をさばいている人も実はマルチタスクになっていません。
タスクスイッチングといって、パパっと自分のタスクを切り替えながら一つのことに取り掛かっているだけなので、複数のことを同時進行でやっているわけではないんです。
なので集中力を高めるためにはシングルタスク・モノタスクで作業を行ことが必要になります。
シングルタスクのメリットはさまざまありますが、中でも作業の途中で集中力が途切れないことが特徴でしょう。
たとえばAとBの作業がある場合、Aの作業からBの作業に切り替えるときに集中力が一瞬だけ途切れてしまいます。
わずか数秒ですが、一度途切れてしまった集中力をもとに戻るためには、約25分掛かるともとある実験結果で判明しています。
この25分でどれだけの作業ができるのかを考えたら、マルチタスクをやるリスクがどれだけ高いのかというのもわかってきますよね。
ただ、やはり仕事の中にはいくつかのタスクを平行させていかなきゃいけない場面もありえます。
そのようなときは、1つの作業を終えるまで他のことに着手しない。
まずはAのタスクを一度終わらせてから、次のBのタスクに取り掛かるといった感じで【まずは一つ終わらせる】こと意識すると集中力を持続させることができます。
if=thenプランニング
自分もよくやりがちなんですが、どうしても作業の途中で意味もなくネットニュースを見てしまって時間と集中力を無駄にしてしまうことってないでしょうか。
そのような誘惑に駆られたときはif=thenプランニングがおすすめです。
・もし、飽きてしまったらストレッチをする
・もし、ネットサーフィンをしようとヤフーを開いたらコーヒーを飲む
このように、【もし〇〇したら△△をする】みたいに自分の中で代替案を用意しておくと誘惑に負けないようになります。
実際に自分はネットニュースを見てしまうようなときは席を立って、イチローがやってるような足を開いて肩を入れるストレッチをよくやっていますね。
たまに人に見られてしまうこともあるので、周りをよく見ながらやらないと恥ずかしい思いをしてしまうことになってしまいますので、注意が必要にはなります(笑)
一人のときこそ集中する
リモートワークによって他人の目線がなくなってしまうと、やはりだらけてしまうことが多くなってしまいます。
集中力を維持するトレーニングとして今のリモートワークを頑張ってみるのもおすすめですので、もしよければお試しください。
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