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相手の論理に合わせる

雑談から会議での発言など、自分たちは普段から何気なく会話をしながら他人とコミニュケーションを図っています。


自分はあまり話が上手な方ではなく、必要がなければほとんど人と話すことはありません。


しかし、打ち合わせや会議などではずっと黙っているわけにはいきませんので、必要に応じて発言するようにはしてはいますが、これがなかなかうまくいきません。


自分のように話が苦手が方も多くいるかと思いますので、今回は『伝わる話し方』というテーマに沿って書いてみます。



メンタルモデル


何を話したいかを最初に伝えるテクニックです。認知心理学の一つであり、営業やプレゼンのときによく使われています。


・これから売り上げ向上のために行う販売プランについて話していきます。

・大事なことは3つあります


プレゼンを始める時って大体こんな感じで切り出していくかとは思いますが、これがメンタルモデルですね。


これで聞き手の人に、『これから販売プランについて話が進んでいくんだろな』という認識を与えることができるため、スムーズに話を伝えていくことができるようになります。


また、話に小見出しを付けて話していくことも重要です。


・売り上げ向上に必要な要素の一つとして『競合他社との差別化』があります

・二つ目が『スタッフが行う柔軟な対応』です


このように、話をちょくちょく区切りながら小見出しを付けていくことで、より聞き手に話を具体化させていくことができるようになります。



相手のメンタルモデルを壊さない


自分の話を始める前に、聞き手のみんなにメンタルモデルをうまく与えられたとしても、その後の話の進め方によってメンタルモデルが崩れてしまうことがあったりします。


その要因の一つとして、『言いたいことを勢いに任せて捲し立てていく』というものが挙げられます。


・昨日東京駅の本屋で流行りの漫画を買って、スタバでコーヒーを飲みながら読んだら思った以上に面白くて、そういえばこの漫画来月からアニメになるんだって。でも最近テレビ見てないから云々…


こんな話し方をしている人、結構いるんじゃないでしょうか。



メンタルモデルというものは最初に相手に自分の話の趣旨を理解させることが重要なので、一気に捲し立てるような話し方をしてしまうとメンタルモデルを確立させることができなくなってしまうんです。


結果的に、『この人の話、なんだかよくわからない…』という風な残念なことになってしまうんですよね。



なので、話の趣旨に沿って話していき、なるべく脱線しないように心掛けていくことが重要です。


そのために事前準備をきちんと行い、周りにいる人のメンタルモデルに配慮した会話をしていきましょう。





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