見出し画像

オウンドメディア編集部で振り返りティーパーティを開いたら、今月もがんばろうと思えた話

つちやです。(@tsuchiyacco
会社員のインハウスエディターで、主にオウンドメディアに載せる記事を制作しています。

少し前の話になりますが、note社のイベントにオンライン参加しました。
これです↓

このとき、わたしが特にいいなあと思ったのは株式会社スマイルズの花摘百江さんがお話されていたティーパーティの話です。

「振り返りで『もっと数字取らなきゃ』とか『もっと刺さる記事を』という話ばかりしていると、息の苦しいメディアになってしまう気がして。ティーパーティのような場を設けてこれまでの自分たちを労いながら、このオウンドメディアがどんな人格なのか、これからどうやってより良くしていくかということを、ワクワク感を持って話し合うのも大事だと思います」

オウンドメディアの立ち上げ、運用、振り返りのタイミングでここをチェック!━━キリン、スマイルズ、トライバルメディアハウスから学ぶ

このお話を聞いたときに「大事すぎる……ティーパーティやりたい」と強く思いました。

思ったものの、忙しさを優先してしばらくやっていなかったのですが、11月最終日に家に帰る途中「今こそティーパーティをやるべきなのでは!月も変わるし!」と改めて決意をして、翌日チームメンバーにお茶会のお誘いを送った次第です。

今日は実際にティーパーティをしてみた話を書きます。

お茶会をしませんか?

オウンドメディアの実務を担うチームメンバーのみなさんにお誘いをしたところ、快く参加してもらえました。(先輩社員がお菓子も持ってきてくれました。うれしい。)

当日は別で設けている数値を含めた振り返り会とは別物と定義した上で、先月公開された担当記事をベースに主にまずは感情面での話を進めていきました。

気をつけたのは以下のことです↓
・話しやすい雰囲気作り
・否定をしない
・独りよがりにはさせない

実はがんばったところ、この表現を気をつけた、ここしんどかったなどの話から取材中の裏話までざっくばらんに話せる場にしたことで、「そんなことがあったのですね。お互いよく先月を乗り越えました」とお互いを労う気持ちが高まった気がします。それと同時に「じゃあこんなことしてみたいよね」など次の取り組みにまで自然と話が広がる場面もありました。

弊社はオウンドメディアのコアメンバーが少人数です。一人で案件を担当することも多いので、良い情報共有の場ともなりました。普段は個人プレーとはいえ隣には仲間がいるんだと再認識できる場にもなったと思っています。

何よりよかったのは、雑談のような話がたくさんできたこと。リモートワークはとっても便利でわたしも大好きですが、どうしても「うーん、わざわざ言うまでもないか」と言おうと思ったことをしまい込んでしまう場面が少なくない気がしています。Slackで質問やフィードバックがあったとき、気持ちや工程を伝えるとどうしても言い訳っぽくなる気がして事実や結果だけを伝えて終了しちゃうとか。今回のお茶会はそういう部分にフォーカスしたので、言わずに心の底の方に沈ませていた気持ちが掬われる場所になったかなと思っています。

今月もどうか生き抜きましょう

最後は「みなさま、先月もお疲れさまでした。今月もどうか生き抜きましょう」と言ってお茶会を締めました。

実はこのお茶会を開こうと強く思って実行に移したのは、主催のわたしが「誰かに思いを話したい……!」と思ったタイミングだったから。結果、主催したわたしがきっと一番救われていたんじゃないかなと思います。

とはいえ、ありがたいことに参加してくださったみなさまからも「来月もやりましょう」と言ってもらえたので、やってよかったなと感じました。

組織によって取り組みはそれぞれだとは思いますが、ティーパーティ、オウンドメディア製作者に限らずとってもおすすめです。わたしはこれを形骸化させないように気をつけながら、今後も続けていこうと思います。


お知らせ

会社員になってから新しくTwitterを始めました。
編集や広報の畑をうろうろしています。よければ合わせてどうぞ。

読んでいただき、ありがとうございました。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?