47歳で同人活動はじめてみた
タイトルの通りなんですが、私は47歳の時に同人誌の活動を始めました。
つまり、今年の1月に執筆活動を開始したんですね。
最初の電子本をBOOTHで出したのは2/26の事です。その後、修正を繰り返して書籍化したのが4/11、そこから12月までの間に合計4冊の本を電子版・書籍版の両方で出しております。
執筆者は私一人ですから、結構なハイペースです。
↓ BOOTHのサイト
でも、若い頃から漫画だ映画だアニメだゲームだと、サブカルチャーに塗れた人生を送っていたわりには、かなりの遅咲きです。
元々出身が関西というのもあって、子供の頃にコミケには縁が無かったというのもありますが、とはいえオッサンになって未だに一度もコミケに行った事無いってのは、さすがに業界人としてどうかと思いますよね。
自分の娘ですら、既に何度も行っているんですから。
なぜ同人活動を始めたのか
そんな出不精な私が、なぜこんな歳になって急に同人活動を開始したのかというと、それは商業誌に断られたから、という経緯があります。
実は仕事で何度か商業誌に寄稿する機会があり、その流れで「ゲームサウンドプログラムの本を書きたい!」と何社かにお話しをさせて頂いたのですが、「そんなニッチ過ぎる内容では売り上げが見込めない、無理!ww」という返答でした。
代替案として「もう少し一般向けに、幅広い内容に変えてみてはどう?」というお話や、会社の素材や映像を組み合わせて、マイルドにする案を出して頂いた出版社さんもあったのですが、私の本来の目的 ”ガチなサウンドプログラマを増やす為の本を出したい” というものには全然沿わなかったので、私の側から拒否する形になりました。
無理してまで、やりたくない事をやる性格ではありませんからね!
わははー。
で、どうだったのか
で、どうだったかという話ですが、一応それなりにXAudio2本は広まっているようです。
面接をしていると「読みました!」と言ってくれる学生もチラホラ居ますし、履歴書やポートフォリオに書き、就活用提出作品をちゃんとXAudio2でプログラミングして、出して来る学生も居ます。
専門学校や大学の先生方にも話題に出して貰える事も多くなりました。
当初の目的は、ある程度は果たせたのではないかと思います。
ですが、まだまだ少数派ですね。私の広報手段が Twitter か Facebook だけというのもあって、知らない人も結構いるようです。
今後も宣伝は継続していかないといけないようですね。
そして続編の執筆も、頑張って行きたいと思います。
ちゃんと売れてんの?(お金の話)
それはさておき、そろそろ年末も差し迫ったので、この1年の同人活動の決算をしてみたいと思います。
みんな大好き、お金の話です(わいわい)
お金の話をする前に、ちょっとこの画像を見て下さい。
これは何かというと、私の部屋の様子ですww
うず高く積まれた段ボールは、ご存じの通り、同人誌の在庫ですよ、在庫っ!!
「同人って儲かるって!?」「マジでー?あはは~(遠い目)」
マジかどうかは知らないけれど、少なくともこうなってしまったのは事実です。ちゃんと印刷数計算したつもりなんだけどなぁ、おかしいなぁ……。
どうしてこうなってしまうかというと、要因には3つのものがあります。
まず一つは印刷代。
少部数を印刷するよりは多数を印刷した方が安いんですよね、10冊刷るより100冊刷る方が1冊あたりの単価は当然安くなります。
その為、私の本ですと大体最低でも40冊以上の単位で発注しないと赤字、という事になります。
2つめに本の分厚さ。
私の本は280Pもあるアホな分厚さなので、段ボール1箱にたったの40冊しか入りません。その為、80冊注文したら2箱、120冊注文したら3箱、と言ったサイズになります。
同人誌の代名詞「薄い本」っていうのは何でしょうかね?ww
3つ目は本の種類数。
1種類なら2箱でも、4種類になったら8箱になってしまいます。
単純な計算ですよね。
調子こいて1年に4冊も新刊を出すものだから、出せば出すほど段ボールが増えて行きました。
一年目の決算は!?
さて、前置きはここまでにして(十分長いわ!)、今年のというか、生まれて初めての同人誌活動の決算報告をしたいと思います。
ここから先は実際の金額の話が出てきますので、魔よけ(クレーマー、まとめサイト、会社の上層部、税務署w)の為に、有料記事にします。
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