大人になって全力ダッシュしたことありますか?

高校を出てからは専門学校に行き、
「ピアニストになるんだ!ミュージシャンになるんだ!」
って楽器の演奏ばかりしてました。
卒業し、20代から30代になってもずっとその延長でした。

バイトなんかもしたりしなかったりしつつ、
昼は家で練習、夜はどこかへ演奏しに出かける。
スタジオやライブハウス、バーやホテルなどなど。
主に酒場みたいな?そんなところにばかり出入りしていました。

ほとんどの現場が夜の屋内だし、昼間だとしても光の射さない様なところばかり出入りしていたので、僕はいつも蒼白い顔だったと思います。

というか大体のミュージシャンはそんな感じだと思います。
僕の周りのミュージシャンも似たようなもんです。

高校生まで陸上部をしていましたが、その後はピアニストの道へ一直線で、運動とは程遠い世界で暮らしていました。

そんな状況から突然の心機一転でダイエットからのラン、をはじめたんです。

走り始めて3ヶ月が経った頃、毎日ジョギングだけだとそろそろ停滞だな、と感じる様になりました。
次のステップに行こうかなと。

それでまず始めたのが100mくらいの距離の
『ダッシュ』です。

専門用語では『流し』とか『ウィンドスプリント』
とか言います。

まあでも『ダッシュ』です。

運動から15年以上完全に遠ざかっていた僕が
『ダッシュ』をするとどうなるか?

どんな気持ちなのか?



これがね。

ものすごく爽快♡

でした。


自分の手足で、生身の体で、自力ですごい速さで進む気持ち良さ、半端ないです。
びっくりするほど楽しかったのを覚えています。
多分ドーパミンとかそんなんが出たんでしょうな。

あ、すごい速さっていってもたかがしれてるんですけどね。
自分の感覚としてはすごい速さに感じたんです。

大人になって全力で走る事なんて全くなかった訳で、とても新鮮でそれはそれは気持ちよかったです。

思えば子供の頃、陸上部時代にいつもそうゆう練習をしていたんですが、長距離ランナーが短い距離をダッシュする事はちゃんと意味があります。

大人の趣味の市民ランナーも取り入れるべきだと思います。

ゆっくりと長い距離のジョギングはダイエットには効果的ですが、走る時のフォームが小さくなって、ちょこまかした走り方が癖になります。
街中なんかを走ってる人にもちょこちょこ足を出して小さな走りをしている人、よく見かけませんか?
あれは非効率なフォームだし、多分姿勢とかも悪くなります。

子供に向かって「走れ!」って言ったら誰もあんな走り方はしません。
みんな大きな歩幅で“ダーっ”と走るはずです。

それなのに何故か大人になって走り始めると、みんなちょこちょこ走りになってしまいます。

大人も大きな走りをするべきだと思います。

もちろんそれで長い距離は走れないので、やっぱり時々『ダッシュ』するのが良いと思います。

ただ急にやると肉離れとかリスクもあるので、最初は
“ゆっくりのダッシュ”←どっちだ?
がいいと思いますが。



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