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絶品「しいたけスープ」

長男が出先で買ってきた
「しいたけスープ」

絶品だった!


なんかねーー
駅で売ってたんだけどねーー
美味しそうだったから
おみやげねーー

と言って手渡してくれた
その
フリーズドライのしいたけスープは、
見た目は地味なのだが
なんとも美味しくて
え、もう一個買わなかったの??
と言いたくなるくらい。

見ると
『こころみ学園』
『ココ・ファーム』
って書いてある。
あぁ、ココファームって知ってる!
美味しいワインを作るワイナリーだ。

ワイナリーが
しいたけスープを作るって
どういうこと??
そして
こころみ学園ってなに??
と思い、
調べてみた。


足利市にあるこころみ学園は、
知的な障害を持つ人たちの
自立を目指して
つくられた施設なのだそうだ。

1950年代に
当時の特殊学級の中学生たちと
その担任の先生によって
足利の山の急斜面が開墾され、
そこに葡萄を植えて葡萄畑としたことから
始まったのだという。

こころみ学園には約140名の利用者がいます。そのうち88歳を筆頭に、ここに働き暮らす人たちのうち、約2分の1が高齢の知的障害者です。
こころみ学園では、園生みんなが何らかのかたちでワインづくりに携わっています。
こころみ学園が栽培した葡萄はココ・ファーム・ワイナリーが購入します。 ココ・ファーム・ワイナリーは仕込みやビン詰めなど醸造場での作業を、こころみ学園に業務委託します。 葡萄畑や醸造場で働く仲間のために、洗濯物を干したり、お弁当の用意をしたり、縁の下の力持ちでワインづくりを支える園生もいます。 

ココファームのホームページより


開墾当時から
一切除草剤を使っていない土地で、
園生たちによって
手間ひまかけて
丁寧に育てられた葡萄を使い、
健康な土地の野生酵母で作るワインは、
サミットで振る舞われたこともくらい
有名だ。

そして
葡萄作りと同じくらい前から
山林保全を目的として
しいたけの原木栽培もしているのだという。

地元の山林を守りながら、自然の原木にひとつひとつ種駒を植え、人間の手で浸水・乾燥や移動を繰り返し、膨大な手間をかけて栽培されるこころみ学園の椎茸。
こころみ学園では、1960年代から、山林保全を兼ねて椎茸を原木で栽培してきました。
「椎茸スープ カプチーノ仕立て」は、この無農薬原木栽培椎茸から生まれた、泡立てて仕立てたカプチーノのようなマイルドな椎茸スープです。

ココファームのショップページより


なるほどなるほど
こだわりのしいたけなのね。
道理で
美味しいわけだ。

そして、
この
こころみ学園と
ココファームも
歴史のある
思いの詰まった取り組みなのね。

長男に、
こんなストーリーのあるものだって
知ってて買ってきたの?
と聞いたら、
いや
なんも知らんけど
ただ美味しそうだった
ですって。

ぼやっとしているようで
きみ
いいアンテナしているね!!



絶品しいたけスープの味が忘れられず、
どうしてももう一度口にしたくて
オンラインショップで
お取り寄せすることに。

一緒に
ワインやぶどうジュースもお取り寄せ。

いつか
一度は
このワイナリーに行って
その取り組みを
実際に目にしてみたいなぁ。



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